活動報告

誰かのために役立つ感覚❶

2017/09/27

先日、ある親御さんから伺った話です。

 

現在、通信制高校に在籍している21歳の娘さんは、全日制高校を中退して以来、あまり外出しなくなり、家で過ごすことが多くなったそうです。

 

ところが、最近になり、家事を手伝うことが増え、主に夕食の準備をするようになったといいます。

 

家族のために夕食をつくることは、家族に貢献する充実感を味わさせ、家族の一員であることを自分自身に再認識させてくれます。

 

また、夕食を作るようになってからは、近くのスーパーまでは外出できるようになったそうです。

 

このように、自分がやりたいこと(ここでは、夕食をつくる)によって、行動範囲も広がります。行動範囲が広がると、身体を動かすことに繋がり、体調にも良い影響をもたらします。

 

続く。

 

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講演会のお知らせ『不登校を乗り越えるために〜親として何ができるか〜』

2017/09/26

11月4日(土)の午後1時から、高賢一教授の出版記念講演会が開催されます。

 

不登校の親の会「やすらぎの会」のアドバイザーでもある高教授は、30年間、子ども・親・教員のカウンセリングを続け、不登校だけでも3000件を超える事例に向き合ってきた方であり、学校心理士スーパーバイザーでもあります。

 

この講演会のテーマとなっている『不登校を乗り越えるために〜親として何ができるか〜』は、9月に出版された高教授の著書のタイトルでもあります。

 

子どもの不登校で悩まれている親御さんはもちろん、不登校に関心のある方、支援をされている方にも聴いて頂きたい講演会です。

 

参加費は無料です。ぜひご参加ください!

 
【日時】11月4日(土)午後1〜4時
【場所】白山市古城町305番地 白山市松任学習センター ライブシアター(JR松任駅より徒歩3分)
【対象】不登校児の親、不登校に関心のある方、支援者
【参加費】無料
【問い合わせ】 090-7081-6882(山)
◎松任駅前の立体駐車場は3時間無料

 

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書籍案内『不登校を乗り越えるために〜親として何ができるか〜』

2017/09/25

今回は『不登校を乗り越えるために〜親として何ができるか〜』をご紹介します。

 

著者は、金沢星稜大学人間科学部の高賢一教授です。高教授は、30年間、子ども・親・教員のカウンセリングを続け、不登校だけでも3000件を超える事例に向き合ってきた方で、学校心理士スーパーバイザーでもあります。

 

加えて、不登校の親の会「やすらぎの会」でもアドバイザーとして、長きにわたり不登校問題に向き合ってこられました。

 

本作は、昨年に書かれた『不登校だっていいじゃないか!』に引き続いての著書になります。前作は、Q&A方式の内容で、どこからでも読める一冊でした。

 

今作は、不登校のとらえ方、不登校を乗り越えるまでのプロセスと対応、不登校を乗り越えるための具体策、不登校を未然に防ぐ方策、不登校問題の具体的事例などが充実しています。

 

実用的かつ系統的な内容になっている今作は、著者の30年にもわたる不登校問題への取り組みにおいて、集大成とも言える内容になったのではないでしょうか。

 

すでに、北陸三県の各書店で販売されていますし、アマゾンで購入することも可能となったそうです。

 

不登校で悩まれている親御さんや、多くの教育関係者にぜひ読んで頂きたい一冊です。

 

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来週開催される『親の会』のご案内

2017/09/24

来週、10月6日の金曜日午後2時から、金沢市の「おーぷんはうす」でお茶会が開かれます。

 

いつもながらの暖かい雰囲気の中、ゆったりと話を聴いて頂ける会です。

 

今年で28年目をむかえる会だからこその安心感で、どんな内容の話にも親身に対応してくれます。

 

また、親御さんだけでなく、子供たちの参加も多い会ですので、子供目線での話を聴けるメリットもあります。

 

お好きな時間に、ぶらりとお立ち寄りください。

 

なお、おーぷんはうすは、2016年11月23日、金沢市文化ホールにて、『金沢市ともしび賞』を受賞されました。金沢市ともしび賞とは、長年にわたり、福祉奉仕活動を続け、地域の福祉の向上に著しく貢献していると認められる個人又は団体の功績を讃えるものです。

 

10月6日(金)

おーぷんはうす お茶会
場所:金沢市泉野出町1丁目(詳細な場所はお電話でお知らせします)
時間:午後2〜5時ごろ
会費:300円
電話:090-5175-5432

 

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親と子のリレーションシップほくりく2017 in いしかわ

2017/09/23

「親と子のリレーションシップほくりく」は、「子どもの権利条約フォーラム2009 in とやま」をきっかけに結成されたネットワークで、2011年6月に金沢市において、北陸3県で親と子供に関わる団体が集まり、発足集会が開催されました。

 

以来、北陸三県の持ち回りで、毎年一回の大会を開催しています。

 

今年は「~子どもが輝くまちづくりをめざして~」というテーマで、10月21日(土)に、石川県白山市松任学習センターで開催されます。

 

幸せな子ども時代があって、幸せな大人を生きることができます。

 

子どもたちの未来を一緒に考えてみませんか。

 

ぜひご参加ください!

 

 

<日 時> 10月21日(土) 10:00~17:00(9時30分~受付開始)


<会 場> 石川県白山市松任学習センター(白山市古城町305番地)


<問い合わせ> 

赤尾嘉樹 090-1313-4180 徳井久康 090-9444-9422    

白山市教育委員会生涯学習課 076-274-9572

 

<参加費>大人1,000円/大学生以下無料  ※お子様づれ大歓迎


<内 容>人形浄瑠璃木偶回し、シンポジウム「子どもが輝くまちづくり」、分科会


<申込み>rirehoku.ishikawa2017@gmail.com

メールでお申し込みください。お名前とお住まいの県名、ご希望の分科会Noをお送りください。なお、当日参加も可能ですが、できるだけ事前の申し込みにご協力をお願いします。

 

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〝安心の種〟をまこう!❸

2017/09/23

みんなの家庭教師では、〝安心の種〟をまくような接し方を心がけています。

 

例えば、「家庭教師=勉強」にこだわらず、スポーツや漫画、ゲームや音楽などの趣味について話すことを通して、生徒の気持ちに共感し、話しやすい雰囲気を作ります。

 

このように、「生徒の好き」を一緒に楽しむことは、生徒自身を肯定することになり、〝安心の種〟をまくことになると信じています。

 

また、「もう一度会って、聴いてもらいたい」と思ってもらえるような聴き方を意識し、何回も安心して会ってもらえるように心がけております。

 

結局、〝安心の種〟が育つことで、勉強などをする余裕が生まれ、行動範囲を広げることにも繋がります。

 

したがって、〝安心の種〟をまき、その種を育てていく延長線上に、「将来の自立」というものがあるのではないでしょうか。

 

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〝安心の種〟をまこう!❷

2017/09/21

したがって、脅し文句で不安をあおったり、反骨精神を刺激したりする方法を、全ての生徒に適用しようとすると問題が生じてきます。

 

十把一からげの接し方をしてしまい、関係性が悪化してしまう事例は非常に多いのではないでしょうか。

 

一部の学校の先生や部活動のコーチなど周囲の大人が、脅し文句を安易に多用し、子どもを思い通りに動かそうとすることは、彼ら指導者にとっては楽なのかもしれません。

 

しかし、一歩間違えると、それは言葉の体罰であり、生徒の心にダメージを与えるだけのものになってしまいます。

 

みんなの家庭教師の生徒は、HSC(とても敏感な子ども)が多いのですが、脅し文句で不安をあおることは絶対にしません。

 

今までに接してきた生徒を振り返っても、安心感を与えることで、気持ちが安定し、状態が良くなっていくケースを多く見てきました。

 

西野さんが指摘されるように、とても敏感な子どもにとって、脅しのような叱咤激励はマイナスであり、「百害あって一利なし」と言えます。

 

続く。

 

 

〝安心の種〟をまこう!❶

2017/09/20

先日、Eテレで放送された『不登校〜保護者ができることは?』に、フリースペースたまり場理事長の西野博之さんが出演されていました。

 

西野さんは、神奈川県川崎市で30年以上の間、不登校やひきこもりなど子供の居場所づくりに取り組んできました。

 

以前、この活動報告の書籍案内でも、西野さんの著書『10歳からの見守りBOOK』を紹介しました。

 

「不安を植えるより、安心の種をまきましょう」という西野さんの言葉に、とても共感を覚えました。

 

今回の放送の中でも、「脅しのような叱咤激励はマイナス。大丈夫の種をまいた方がいい」とおっしゃっていました。

 

一部の指導者のように、不安をあおぐことで、生徒のやる気を引き出す方法も、生徒のタイプによっては有効かもしれません。それがピタッとハマる場合もあるのでしょう。

 

しかし、学校に通えず悩んでいる生徒には、とても敏感で繊細な子どもが多く、その方法は決して通用しません。

 

たとえ、一時的に効果があったように見えても、大人の顔色を伺いながら無理している可能性があり、後になって状況が悪化してしまう恐れがあります。

 

続く。

 

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初めての石川県総合模試を終えて❷

2017/09/19

ほとんどの生徒は、石川県総合模試は自分の学力を知るためのテストだと考えているでしょう。

 

実際、その通りだと思います。

 

その一方で、あまり学校に通えずに、ほとんどの時間を家で過ごす生徒にとっては、第一に「受験すること」それ自体に大きな意味があります。

 

試験当日に、時間通りに起きて、朝ご飯を食べて、会場へ向かい、多くの生徒さんたちと同じ空間で模試を受験するという経験が、何より重要であると言えます。

 

午前に3教科を受験し、お昼ご飯を食べた後、午後に残りの2教科を受験して家に帰ると、非常に疲れます。

 

過去の生徒さんの中には、家に帰宅後、夕食も食べず寝てしまったという方もいました。「テストって疲れるんですね」と笑って話してくれたことを覚えています。

 

もちろん、学力をつけることは大切なのですが、入試の予行練習として模試を経験することは、それ以上に大切だと考えております。

 

学力に関して言えば、学校へ通ってなくても、平均点か、または平均点以上をとる生徒もいます。

 

したがって、個人差はありますが、勉強に対する意欲や方法しだいでは、ある程度の学力をつけることは十分可能です。

 

次回の石川県総合模試は、10月1日(日)です。

 

みんなの家庭教師でも申し込みを受け付けております。お気軽に問い合わせください。

初めての石川県総合模試を終えて❶

2017/09/18

先月に実施された第2回石川県総合模試の結果が、先日届きました。

 

当然、生徒たちの自宅に試験結果は届くのですが、みんなの家庭教師の事務所にも同じものが届くことになっているため、一人一人の成績を知ることができます。

 

いつものことですが、結果が良かった生徒もいれば、そうでなかった生徒もいます。

 

今回、初めて試験を受験する生徒たちには、「結果に対して一喜一憂する時期ではないこと」や「受験すること自体が収穫であること」を、前もって伝えてありました。

 

届いた試験結果を確認しながら、「次回の訪問で会った時に、どんな言葉をかけようか」と、一人一人の顔を思い浮かべながら考えました。

 

その後、受験した生徒全員に会いましたが、今回の結果をしっかり受けとめて、次に生かそうとしている生徒がほとんどで、正直安堵しました。

 

生徒たちに今回の感想を聞きました。

 

「受験会場は、学校とは違った雰囲気で緊張して疲れたけど、全部の教科を受験できて良かった」

「国語で時間配分が上手くいかなくて、最後の作文が全く書けなかった」

「自分の学力レベルが分かって、少し安心した」

「いつも起きるのが昼近くだから、朝起きれるかどうかが不安だったけど、意外と早く起きれた」

 

続く。

 

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