受け入れることの大切さ

受け入れることの大切さ❷

2017/06/25

昼夜逆転している場合でも、その生徒にとって何か楽しみにしていることがある日は、普通に起きられるケースはよくあります。

 

また、みんなの家庭教師が訪問する時間帯に関しても、きちんと起きられる生徒は何人もいます。

 

したがって、何か楽しいことのためや、目的意識が働く場合においては、しっかり起きられる方が多いのも事実です。

 

つまり、昼夜逆転をなおすことだけに躍起になってしまうと、親子間で感情的になりやすく、根本的な問題解決から遠ざかってしまいます。

 

それよりも、なぜ昼夜逆転になるのかを理解し、学校へ行けない子どもの気持ちを受け入れることが重要であり、結局はそれが昼夜逆転を改善するための近道だと言えるのではないでしょうか。

 

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受け入れることの大切さ❶

2017/06/24

昼夜逆転に関してよく聞かれます。

 

「どうすれば元に戻るのか?」

 

一般的に、学校へ行けない真面目な生徒は、昼間に学校へ行けない自分に対して罪の意識があります。その罪悪感から逃れるために、昼間は自分自身のスイッチを切る意味合いがあると考えられます。

 

加えて、毎朝布団から起き上がれなかったり、頭痛や腹痛が発生する話もよく聞きます。その一方で、ほとんどの場合、学校へ行かなくていい夕方以降から夜の時間帯にかけては、元気に活動できるようです。

 

これは、「夏休みの間は、明るく元気になる」ことと同じ理屈です。夏休みなどの長期休暇の間は、学校へ行けないことに対して罪悪感を感じずに堂々と休めるからです。

 

これらのことから、学校へ行けない自分自身を責めなくてもいい環境、罪悪感を感じなくていい環境を整えることが必要になります。

 

そのために、なかなか簡単ではないかもしれませんが、家族や周囲の人間が、学校へ行けない子どもを受け入れることが大切です。

 

望ましいのは、定期的に、親の会や信頼できる第三者などに話を聴いてもらい、サポートを受けながら、徐々に受け入れられるようになることです。

 

まず、親御さんが受け入れることによって、子ども自身も安心して受け入れやすくなります。親御さんと子どもが連動するメカニズムの一つです。

 

続く。

 

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