〝安心の種〟をまこう!

〝安心の種〟をまこう!❸

2017/09/23

みんなの家庭教師では、〝安心の種〟をまくような接し方を心がけています。

 

例えば、「家庭教師=勉強」にこだわらず、スポーツや漫画、ゲームや音楽などの趣味について話すことを通して、生徒の気持ちに共感し、話しやすい雰囲気を作ります。

 

このように、「生徒の好き」を一緒に楽しむことは、生徒自身を肯定することになり、〝安心の種〟をまくことになると信じています。

 

また、「もう一度会って、聴いてもらいたい」と思ってもらえるような聴き方を意識し、何回も安心して会ってもらえるように心がけております。

 

結局、〝安心の種〟が育つことで、勉強などをする余裕が生まれ、行動範囲を広げることにも繋がります。

 

したがって、〝安心の種〟をまき、その種を育てていく延長線上に、「将来の自立」というものがあるのではないでしょうか。

 

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〝安心の種〟をまこう!❷

2017/09/21

したがって、脅し文句で不安をあおったり、反骨精神を刺激したりする方法を、全ての生徒に適用しようとすると問題が生じてきます。

 

十把一からげの接し方をしてしまい、関係性が悪化してしまう事例は非常に多いのではないでしょうか。

 

一部の学校の先生や部活動のコーチなど周囲の大人が、脅し文句を安易に多用し、子どもを思い通りに動かそうとすることは、彼ら指導者にとっては楽なのかもしれません。

 

しかし、一歩間違えると、それは言葉の体罰であり、生徒の心にダメージを与えるだけのものになってしまいます。

 

みんなの家庭教師の生徒は、HSC(とても敏感な子ども)が多いのですが、脅し文句で不安をあおることは絶対にしません。

 

今までに接してきた生徒を振り返っても、安心感を与えることで、気持ちが安定し、状態が良くなっていくケースを多く見てきました。

 

西野さんが指摘されるように、とても敏感な子どもにとって、脅しのような叱咤激励はマイナスであり、「百害あって一利なし」と言えます。

 

続く。

 

 

〝安心の種〟をまこう!❶

2017/09/20

先日、Eテレで放送された『不登校〜保護者ができることは?』に、フリースペースたまり場理事長の西野博之さんが出演されていました。

 

西野さんは、神奈川県川崎市で30年以上の間、不登校やひきこもりなど子供の居場所づくりに取り組んできました。

 

以前、この活動報告の書籍案内でも、西野さんの著書『10歳からの見守りBOOK』を紹介しました。

 

「不安を植えるより、安心の種をまきましょう」という西野さんの言葉に、とても共感を覚えました。

 

今回の放送の中でも、「脅しのような叱咤激励はマイナス。大丈夫の種をまいた方がいい」とおっしゃっていました。

 

一部の指導者のように、不安をあおぐことで、生徒のやる気を引き出す方法も、生徒のタイプによっては有効かもしれません。それがピタッとハマる場合もあるのでしょう。

 

しかし、学校に通えず悩んでいる生徒には、とても敏感で繊細な子どもが多く、その方法は決して通用しません。

 

たとえ、一時的に効果があったように見えても、大人の顔色を伺いながら無理している可能性があり、後になって状況が悪化してしまう恐れがあります。

 

続く。

 

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