HSCに関すること

NHK「ナビゲーション」放送後の反応❷

2017/07/31

一方で、別の親御さん達からは、「個性として捉えるには、非常に生き辛すぎるような気がします」の声がありました。

 

また、「『障害とかではなく気質だ』と強調してるように見えて、そんなことで果たして本当に社会で生きていけるのかどうか、正直微妙な気もします」のメールも。

 

他方で、HSCやHSPをご存知だった方からは、「25分の番組ではなく、もっと長く時間をとってHSC掘り下げるような番組を作って欲しい」「発達障がいと同様な扱いで、HSCやHSPを特集して欲しい」との声がありました。

 

今回の放送は、HSCやHSPを全く知らない方に向けて、まず知って頂くことを目的とした放送でした。いわばHSCを知る上で出発点になったと思います。

 

願わくは、今回の放送の反響によって、HSCやHSPをさらに掘り下げるような番組の制作へと繋がっていくことを、大きく期待しております。

 

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NHK「ナビゲーション」放送後の反応❶

2017/07/30

番組が放送されてから、昨日と今日の2日間で様々な反応を頂きました。その反応から、今回の番組で「HSC 」を初めて知ったという方が非常に多い印象を受けました。

 

「うちの学校にもHSCと思われる生徒さんは、多いように感じます」と、ある通信制高校の女性教諭。

 

また、ある親御さんからは、「番組を見ながら、私も娘もHSCやHSPなのではないかと思えてきました」とのメールを頂きました。

 

加えて、ある20代男性からは、「番組を見ながら、『自分だけじゃなかったんだ』と少し驚きました」との声がありました。

 

さらに、小さな子どもを持つ女性からは、「とても興味深かったです。育児の方向性が見えてきました。もっとHSCについて勉強したいです」という声。

 

他の若い女性からも、「もし自分の子どもが、とても敏感な子どもであったとしても、しっかり自己肯定感を育てていきたいです」との反応がありました。

 

続く。

 

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HSCに関すること❸

2017/06/29

❸趣味などを一緒に楽しめる関係性を保ちながら、丁寧に話を聴くことで、信頼関係を築いていく。

 

とても敏感な子どもに対して、いたずらに危機感や反骨心を煽るような言葉がけをして行動を促そうとしても、萎縮してしまい逆効果になってしまいます。

 

加えて、とても敏感だからこそ、「こんな相談したら変に思われるのではないか?」と不安になりやすく、誰かに相談したくても、なかなか相談できない傾向があります。

 

そういった事情を踏まえたうえで、趣味などを一緒に楽しんだり喜んだりできるような関係性を持ちつつ、前述した❶や❷の接し方を心がけることが大切です。

 

そのような関わりは、彼らに安心感を与え、「また、この人に話したい」という意欲につながります。

 

それらの関わりを継続し、彼らの気持ちを受けとめて肯定することによって、少しずつ自己肯定感が高まり、生き生きと生活できる環境に近づくのではないでしょうか。

 

 

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HSCに関すること❷

2017/06/28

❷話を聴きながら適度に相槌を打つことで、「あなたの話をしっかり聴いているよ」のサインを出す。

 

とても敏感な人は、自分が話している途中に聞き手の表情を見ながら、「(聞き手は)私の話を真剣に聞いてくれているだろうか?」と不安を覚えることがあります。

 

その不安を解消するために必要なのが、聞き手が「相槌を打つこと」です。

 

聞き手が適度に相槌を打つことによって、話し手は「間違いなく、自分の話を聴いてくれている」と、安心感を持ちながら話をすることができます。

 

そして、前述した❶の「最後まで丁寧に話を聴く姿勢」と、❷の「適度に相槌を打つこと」を組み合わせることは、とても効果的です。

 

きっと、「この人にもっと話したい、聴いてもらいたい」という話し手の意欲を高めてくれるでしょう。

 

続く。

 

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