2017年4月の活動報告

来週開催される「親の会」のご案内

2017/04/30

来週5月12日の金曜日午後2時から、金沢市の「おーぷんはうす」でお茶会が開かれます。

 

いつもながらの暖かい雰囲気の中、ゆったりと話を聴いて頂ける会です。

 

今年で28年目をむかえる会だからこその安心感で、どんな内容の話にも親身に対応してくれます。

 

また、親御さんだけでなく、子供たちの参加も多い会ですので、子供目線での話を聴けるメリットもあります。

 

お好きな時間に、ぶらりとお立ち寄りください。

 

なお、おーぷんはうすは、2016年11月23日、金沢市文化ホールにて、『金沢市ともしび賞』を受賞されました。金沢市ともしび賞とは、長年にわたり、福祉奉仕活動を続け、地域の福祉の向上に著しく貢献していると認められる個人又は団体の功績を讃えるものです。

 

5月12日(金)
おーぷんはうす お茶会
場所:金沢市泉野出町(詳細な場所はお電話でお知らせします)
時間:午後2〜5時ごろ
会費:300円
電話:090-5175-5432

 

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敏感だと感じる瞬間❷

2017/04/29

他には次のような話もありました。

 

◎耳に入る威圧的な言動。

 

「宿題を忘れたクラスメイトが、大声で注意されたりしているのを目にすると、まるで自分が注意されているような気分になり、萎縮してしまう」

 

「父親が出す威圧的な雰囲気。大声を出すわけではないが、表情やしぐさで伝わるので、それらを感じとるたびにビクっとしてしまう」

 
◎給食の時間に受けたプレッシャー。

 

「給食を残さず食べるように強く言われたせいで給食の時間が辛くなってしまい、それが原因で学校に行けなくなった」

 

「給食を食べ終えるまで、担任が目の前で待っていた。それがプレッシャーになった」

 

 
敏感で繊細な場合、学校や職場、家で受けるストレスや不安は少なくないはずです。

 

それらに対処するためには、「趣味やスポーツなど、自分らしく過ごせる時間を持つこと」や、「信頼できる誰かに話を聴いてもらうこと」が大切です。

 

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敏感だと感じる瞬間❶

2017/04/28

先日、何人かの生徒さんと「自分が敏感や繊細だと感じる瞬間はいつか?」に関する話をする機会がありました。

 

ある生徒さんは、バス停でバスを待っている時のことを話してくれました。

 

「バスが到着し乗り込む時に、バス停側に座っている乗客の視線が気になります。自分が乗客から見られていると思うと落ち着かなくなるんです」

 

さらに、バスの中へ乗り込んだ時に、不安を感じると言います。

 

「バスに乗った時に、自分の座る席があるかどうか不安になります。『座る席がなかったらどうしよう』と、キョロキョロしてしまうんです」

 

吊り革は使わないのでしょうか?

 

「吊り革は使いたくありません。多くの人たちが触っているので、汚いと思ってしまいます」

 

確かに、「バスや電車の吊り革を触りたくない」という声は、他の方からも聞かれました。

 

続く。

 

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フリースクール 『-IRORI-』のホームページ紹介

2017/04/27

金沢市山の上町にあるフリースクール-IRORI-(いろり)の新しいホームページが完成しました。

 

IRORIは、人々が火を囲み、夢や想いを語り合う囲炉裏(いろり)のように、子どもたちが集い、主体的な学習・体験活動を通して、内に秘めたる可能性の火を輝かせることのできる学びの場です。

 

ここでは、『灯教育』という、3つのステップで構成された教育をご紹介します。

 

自分だけの灯(あかり)を見つけよう!

lRORIにある様々な部屋で、各自それぞれの興味のある分野から様々な体験活動に挑戦することができます。

 

灯をどんどん大きくしよう!

IRORIの学習・体験活動はすべてオーダーメイドです。「やりたいこと・やってみたいこと」から自分だけのプログラムを作れます。

 

灯を人と分かち合おう!

オーダーメイドプログラムで大きくなった灯を、友達やスタッフ、家族や地域の方とシェアし、人とつながる喜びを実感していきます。

 

また、ホームページ内にある月刊「IRODORI」では、IRORIが実施するイベントが紹介されています。映画鑑賞会やクッキング、実験教室やスポーツに関するイベントなど、ワクワクする企画が盛りだくさんです。

 

月末には「お茶会」も開かれます。ホッとひといきできる空間で、自由に話をしてみませんか。

 

ホームページhttps://lyhty0617.wixsite.com/irori

 

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修学旅行ギャップ❷

2017/04/26

一番大切なことは、修学旅行が終わった以降で、通学するのが難しそうな日は無理をさせないことです。子どものペースを尊重して通わせてあげてください。

 

その際、親御さんは、4月と5月の通学状況を安易に比較しないことです。

 

仮に、4月は修学旅行を目標にほぼ毎日通学できた場合、親御さんは「5月以降も通学してくれるのではないか」と、心のどこかで期待してしまいます。

 

そうなると、もし5月以降に通学するペースが落ちた際に、子どもに裏切られた気持ちになり、何かを言いたくなったり、言葉でなくても表情に出てしまうことがあります。

 

4月を終えた後は、心身ともに疲れているはずです。

 

そのことを考慮して、「頑張りすぎず、自分のペースで通っていいんだよ」という言葉がけは、子どもさんに安心と勇気を与えるのではないでしょうか。

 

中学、高校以降も含め、まだまだ先は長いです。

 

長い目で見て、少しずつ前進していくことが大切です。

 

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修学旅行ギャップ❶

2017/04/25

新学年になり、二週間以上が経過しました。中学校によっては、修学旅行から帰ってきた中学3年生もいます。

 

これまで不登校だった方にとって、中学3年の春に行われる修学旅行は、彼らの目標とすべき一つの行事となることが多く、過去にも4月は頑張って通学するケースを多く見かけました。

 

ところが、修学旅行から帰ってきて、再び学校に通学できないケースがよくあります。

 

大きな理由として、修学旅行で「体力の低下」を感じることが挙げられます。

 

不登校になると、基本的には家で過ごす時間が多くなり、部活動はもちろん、体育にも参加することはないので、「体力が低下してしまう」現状があります。

 

そのため、修学旅行で同級生たちと行動を共にする時、非常に疲れやすく感じるようです。一方で、同級生たちは疲れを見せずに行動しているのを見て、自分と友達を比較し自信を失う方もいます。

 

修学旅行に行けたことで、クラスメイトと仲良くなり自信を深めるケースがある一方で、クラスメイトに対して、体力面でギャップを感じてしまい、自信を失ってしまうケースがあることを知っておく必要があります。

 

加えて、この数週間、修学旅行に行くことを目標として、緊張しながらも頑張って通学してきたことで蓄積した疲れが、精神的にも肉体的にもあるようです。

 

これからのゴールデンウィークを境に、うまくリフレッシュして再び通学しやすい環境を整えるために、どんな点に心がければ良いでしょうか?

 

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ワンネススクール 『小学生の部』について

2017/04/24

今月から本格的にスタートしたワンネススクール小学生の部は、新たに4〜5年生の3人が入学したそうです。

 

ワンネススクールでは、四季を感じる活動を通して、知恵と体力を身につけることができます。

 

以下は、ワンネススクールのブログ記事より引用しました。

 

 
【フリースクール小学生の部は、何をするの?】

 

白山市旧鳥越地区にある「鳥越校舎」での活動をメインに、金沢校舎も利用しながら、白山麓の豊かな自然環境の中で四季を感じる活動を行なっていきます。

 

春は田植え、夏は畑仕事や泊まりの夏合宿、秋は稲刈りにお祭り、冬は薪割り、餅つき、雪中運動会。


たくさん体を動かし、お日様にあたり、自然の中で知恵を身につけ、自発的な学びを大切にしていきます。


開かれれた学びの場所のフリースクールは、世代や立場の違う色んな人たちと関わり、雑木林的な環境の中で学んで行きます。大人から与えられた課題をこなすだけでなく、何をしたいか、どうなりたいか、自分たちで選択し決めます。こうした活動から自由と責任も学んでいきます。学校からの宿題や学習も必要に応じて行ないます。

 

 
詳しくは、ワンネススクールのブログをご覧ください。

http://ameblo.jp/npo-oneness/entry-12263465491.html

 

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『フリースクール リスタ金沢』を訪問して❷

2017/04/23

「週一回からの利用は可能ですか?」の質問に対して、「週に一回からでも利用可能ですので、気軽に体験しに来てください」とのこと。

 

生徒さんにとって、週一回から通えることは第一歩を踏み出しやすいです。「第一歩を踏み出すことによって自信がつき、表情が明るくなり、活動する範囲も増える」という好循環が期待できます。

 

リスタ金沢を訪問して率直に感じたことは、不登校の子どもを持つ平下さんならではの、親目線で安心できるような配慮が随所にされていることです。

 

それは明るく清潔感のある部屋だったり、女性スタッフがいらっしゃったり、県内で初めて全国組織に加盟された点からも伺えます。

 

また、生徒さんそれぞれが使える下駄箱が用意されていたりと、細やかな所に生徒さんに対する気遣いが見てとれます。

 

加えて、週一回から利用できるという点は、親御さんにとっても安心感を持てます。

 

そして、ランニングマシンなど、スポーツジムさながらの施設が整っている点も魅力的です。さらに、すぐ近くに公園もあり、少しずつ身体を動かすには最適な場所です。

 

関心がある方は、まずは体験してみてはいかがでしょうか。

 

2017.2.3北國新聞よりhttp://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20170203105.htm

 

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『フリースクール リスタ金沢』を訪問して❶

2017/04/22

先日、「フリースクール リスタ金沢」を訪れ、代表の平下さんと女性スタッフの山本さんにお話を伺ってきました。

 

代表の平下さん御自身が、不登校の子どもを持つ親であり、その親目線から、「子ども達が安心して通える学びの場をつくりたいと思った」と、フリースクール開設の経緯を話してくれました。

 

建物の3階が、生徒さんが主に過ごせるスペースになっており、明るく清潔感のある広々とした空間が非常に印象的でした。

 

また、1階と2階は身体を動かせる設備が整っていて、生徒さん達はいつでも利用することが可能だそうです。

 

「ここに来て頂ければ、思いっきり身体を動かすことができます。『勉強には興味ないけど、運動したい、身体を動かしたい』という方にもぜひ利用して頂きたいです」と、代表の平下さん。

 

「校舎の裏が公園ですので、お天気の良い時に、のんびり散歩を楽しむこともできますよ」と山本さん。

 

実際に、「運動不足を解消したくても家の周囲だと人目が気になり、ウォーキングもできない」という悩みを、生徒さん達からよく聞きます。

 

運動できる場所を探している人には、「フリースクール リスタ金沢」は、うってつけの場所かもしれません。

 

続く。

 

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ホームページ https://restarkanazawa.wixsite.com/resta

不登校新聞のご案内

2017/04/21

「不登校新聞」をご存知ですか?

 

「不登校新聞」とは、日本で唯一の不登校・ひきこもりの専門紙です。

 

1997年8月31日、2学期から学校に行くのをためらったと思われる子どもが焼身自殺。同時期に別の子どもが「学校が燃えれば学校に行かなくてすむと思った」という理由で学校を放火したという事件を受け、「学校に行くか死ぬかしかないという状況を変えたい」と願った市民らが1998年に「不登校新聞」を創刊しました。

 

以来、20年近くにわたって、親御さんも含め1000名を超える方が紙面に登場しました。

 

最大の特徴は、不登校・ひきこもり当事者の声が豊富であることです。

 

不登校新聞には、過去に不登校を経験し、それを乗り越えて生きている方達が多く登場します。子供さんや親御さんが共感できて、勇気づけられる多くの事例がたくさん掲載されています。

 

ある生徒さんは、「自分だけが悩み苦しんでいる、という孤独感から逃れることができたのは、不登校新聞を読んだから」

 
また、ある親御さんは、「様々な方のインタビュー記事は、私に多くのことを気付かせてくれました。月2回の『不登校新聞』と月1回の『親の会』は、私にとって非常に大切です」

 
加えて、不登校に関するニュースはもちろん、学校以外の居場所情報、相談先になる全国各地の「親の会」情報も掲載されています。

 

その他、これまでに多くの識者や文化人のインタビューも掲載されました。

 

不登校新聞は月2回の発行で、紙版、WEB版ともに月額820円(税込み)です。
登録後、最大2カ月の無料期間が保障されますので、ぜひお試しください。

 

不登校新聞ホームページhttp://www.futoko.org

 

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