とても敏感な子ども(HSC)との接し方

とても敏感な子ども(HSC)との接し方❷

2017/08/07

みんなの家庭教師に来られる多くの生徒が、とても敏感で繊細であるがゆえに傷付きやすく、 自己肯定感が低く、生きにくさを感じています。

 

そのような状況でも、話を丁寧に聴き、何かを共有しながら共感し、感謝の言葉を伝えることによって、少しずつですが元気になっていきます。

 

加えて、もう一つ心がけていることは、「学力を育てながらも、彼らの持つ敏感さを力に変えていく」ということです。

 

もちろん、家庭教師として、生徒の学力を育てていくのは当然です。だからこそ、LINEの添削指導にも力を入れています。

 

一方で、学力偏重のような、それだけを強く追い続けるような意識を持って接してしまうと、彼らからスーッと離れていってしまいます。

 

みんなの家庭教師では、彼らの「学力」を育てながらも、それだけに価値を置くことは決してありません。

 

一般的に、「運動神経が良い」「手先が器用だ」「絶対音感がある」などにはポジティブなイメージがあります。

 

それらと同様に、とても敏感である彼らの気質を「敏感力・繊細力」という新しい価値と考えて接していくことが、彼らの自己肯定感を高めるために必要だと信じています。

 

 

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とても敏感な子ども(HSC)との接し方❶

2017/08/05

とても敏感な子ども(HSC)と接する時に心がけていることの一つは、「相手の話を決して遮らずに最後まで聴くこと」です。

 

相手が話している時、まだ話の途中であるにも関わらず、どうしても我慢できなくなり、自分の意見を言ってしまった経験は誰にでもあるかもしれません。

 

みんなの家庭教師では、生徒の話している内容がどうであれ、決して途中で口をはさんだりはしません。

 

もし話を途中で遮ってしまった場合、とても敏感な子どもの中には、自分を否定されてしまったように感じる方もいらっしゃいます。

 

それでも、場合によっては、相手の話を聴いている最中に自分の意見が出てきそうになることもあります。そんな時でも、最後まで聴く姿勢を保ちます。

 

大切なことは、「自分の話を否定せず、じっくり聴いてもらえた」という感触を彼らに持って頂くことです。

 

それが安心感につながり、「またこの人に話を聴いてもらいたい!」という気持ちに繋がります。

 

再び会うことができれば、もっと様々なことを話してくれるようになるので、初回と同じように「相手の話を遮らずに最後まで聴くこと」を意識して接します。

 

これを繰り返しながら会う回数を増やしていくことが、とても敏感な子どもとの信頼関係を構築していくために重要だと考えております。

 
続く。

 

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