活動報告

〝いま聞きたい人〟『えいむ石川〜学校が苦手な子供の親の会〜』代表 佐藤しのぶさん【完全版】

2016/06/28

〝いま聞きたい人〟では、毎回、不登校に携わる活動・仕事をされている方を訪ねて、お話を伺います。今回は、小松市の『えいむ石川〜学校が苦手な子供の親の会〜』の代表、佐藤しのぶさんにお話を伺いました。

 
ーーまずは、えいむ石川の創設時期について伺ってもよろしいですか?

 

佐藤さん  去年の2015年10月です。それ以降、毎月第3金曜日の午後7時から、小松市こまつまちづくり交流センターで、「えいむ石川」を開いています。

 

ーーどのような経緯で、「えいむ石川」を始められたのですか?

 

佐藤さん  当初は、不登校の子供たちの居場所を作りたいと考えていました。小松地区に、フリースクールのようなものがないので、それに相当するものを作りたかったんです。ところが、話し合いを進めていく中で、現時点において、フリースクールのような、私たちのイメージする居場所の実現は、すぐには難しいという結論になりました。

 

ーー当初の予定では、親の居場所ではなくて、子供たちの居場所を作りたかったんですね。

 

佐藤さん  はい、そうだったんです。それでも、奥地さんが創設された「東京シューレ」がそうであったように、最初は親の居場所であったとしても、その後発展して、いつかフリースクールのような子供たちの居場所になってくれたら、という願いがあります。

 

ーー石川県のフリースクールは、金沢市にワンネススクールがありますが、小松市にもあるといいですね。

 

佐藤さん  そうですね、学校に行けないことが問題ではなくて、学校以外で学べる場所を選択できないことが問題ではないでしょうか?そういう意味では、学校以外に、子供たちの居場所がもっと増えてほしいと思います。

 

ーーえいむ石川の雰囲気は、どのような感じですか?

 

佐藤さん  ひとことで言うと、ゆる〜い感じです。一応、開始時間は午後7時からですが、月によっては集まりが遅く、午後7時半近くになって始まることもありました。そんな調子で、ゆったりまったりしています。

 

ーー決して、重苦しいとか、かたいイメージではないということなんですね。初めて参加される親御さんにとって、訪ねやすい雰囲気はとても安心です。

 

佐藤さん  この会を始めた当初は、会議室を借りて、椅子に座って話を聴いていました。ところが、この春から、和室に座布団のスタイルに変えたところ、親御さんたちから非常に評判が良かったんです。会議室から和室に変えたことで、参加者の物理的な距離感が近くなったと同時に、心の距離感も近くなったような気がします。

 

ーーそうだったんですね。確かに、会議室は仕事を連想させる堅いイメージです。初めて参加される方のことを考えれば、和室に座布団のスタイルのほうが、足を踏み入れやすいと思います。

 

佐藤さん  初めて来られる方の気持ちになって考えると、確かにそうですね。

 

ーーその他に、えいむ石川の特徴はありますか?

 

佐藤さん  えいむ石川は、他の親の会と比較すると、男性の参加者が多いかもしれません。そういう意味では、不登校の子供のことで悩んでいるお父さんにとっては、参加しやすい会だと思います。

 

ーーそれは、男性にとってありがたいですね。一般的に、親の会というと、昔からお母さん方の参加者が多く、女性ばかりの親の会の中に、お父さんが参加するためには多少の勇気が必要でした。

 

佐藤さん  そうですね。昔に比べて、男性が積極的に家事や育児をする機会が増え、女性も当たり前に働く時代になりました。父親も仕事だけでなく、母親と一緒に子供のことを考える時間が増えたのだと思います。今後も男性の参加者、大歓迎です。

 

ーーえいむ石川をつくって、今までに嬉しかったことは何ですか?

 

佐藤さん  「このような場所をつくってくださって、ありがとう」と、参加者からお礼を言われたことです。やはり、〝ありがとう〟と言って頂けるのは嬉しいですね。

 

ーー感謝されると本当に嬉しいですよね。他にはありましたか?

 

佐藤さん  えいむ石川は歴史が浅いので、まだ実現していませんが、将来的には、ここに参加された親御さん達が、どんどん変化していく様子を見れると嬉しいでしょうね。

 

ーー変化していく様子というのは?

 

佐藤さん  えいむ石川に参加された親御さんが、ここで不登校について話をしたり、他の人たちの話を聴いたりすることを通して、親として、人間として成長されていく過程を見たいですね。

 

ーー「えいむ石川」という親の会が、人としても成長できる場でありたいと考えていらっしゃるのですね。

 

佐藤さん  この親の会をつくる時に考えていたことは、親御さん達が集まって、ただ愚痴を言い合うだけの会にはしたくないということでした。えいむ石川に参加された親御さん達が、何かしらの気付きを得たり、学び成長されていくきっかけにして頂けたら、本当に幸せです。

 

ーー「不登校の親の会」というと、一般的に暗いイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。でも、佐藤さんのお話を伺っていると、参加された親御さんたちが、明るくポジティブになっていくイメージがわいてきます。

 

佐藤さん  ありがとうございます!

 

ーーえいむ石川という親の会を知っていても、初めての参加で緊張したり、初対面の複数の人たちの前で話すことに対して、抵抗のある方もいらっしゃると思います。そのように不安を感じて、参加することをためらわれている方に対して、メッセージをお願いできますか?

 

佐藤さん  実際、これまでに参加された方で、「参加前は、宗教団体のようなものだと思っていた」とか「高額のお金を要求されるのではと警戒していた」などの声がありました。えいむ石川は、宗教団体でもないですし、ましてや高額のお金を要求することも絶対にありません。また、初めて参加される方で、「いきなり話をするのはちょっと難しいかも。。。」という方は、見学という形でも大歓迎です。他の親御さん達の話を聴くだけでも、気づきを得ることができるかもしれません。

 

ーーなるほど。参加したからと言って、必ず話さなくてもいいんですね。他の親御さん達の話を聴くだけでもいいんですね。

 

佐藤さん  はい。実際に、そのような方もいらっしゃいました。お茶菓子をつまみながら、話を聴いているだけでも大丈夫です。話したくなった時に、自由に話して頂ければありがたいです。

 

ーーそれは安心ですね。実際に、不登校の子供を持つ親御さんの中で、親の会に参加されている方は、ほんの一部です。えいむ石川のように、敷居の低い感じであれば、きっと参加しやすいのではないでしょうか?

 

佐藤さん  そうですね、初めて参加される方は、えいむ石川の雰囲気を見るだけでもいいと思います。できるだけ多くの方に参加して頂けたら嬉しいです。

 

ーー北陸地方、石川県において、奥ゆかしい気質も影響しているのか、第三者に相談できずに、一人で思い悩まれている親御さんの割合が、他の地域と比較して多い気がします。

 

佐藤さん  私は大阪出身ですが、最初はそのような北陸の気質をよく分かっていませんでした。確かに、関西と北陸で多少の違いはあるのかもしれません。そういう意味では、どんな方でも参加しやすい親の会になるように心がけていきたいです。

 

ーー最後になりますが、えいむ石川を、今後どのような会にしていきたいですか?

 

佐藤さん  現在、えいむ石川の代表と、会の司会進行は私が主に行なっています。でも、えいむ石川は、参加された方たち全員でつくっていく会だと、私はいつも考えています。例えば、今後行われるイベントに関しても、私が主導するのではなく、誰かが提案して、参加者たちで協力し実行していく形が望ましいですね。もちろん、会の代表や司会進行も、私に限らず他の方にもやって頂きたいです。

 

ーー参加者全員でつくっていく親の会を目指しておられるんですね。

 

佐藤さん  そうです。先ほど申したように、えいむ石川に参加し交流して頂くことで、親御さんたちが徐々に成長されるような会にしたいという思いがあります。成長というと、少しかたいイメージになるかもしれませんが、親御さんたちが明るく前向きになり、生き生きとした生活をされることこそが、いずれ子供たちにも良い影響をもたらすのではないかと信じています。

 

ーー確かに、そうですね。よく不登校に関する書籍や講演会などで、〝ありのままの子供を認める〟という言葉に出会いますが、具体的には「親が明るく前向きになり、親の人生を生きること」が、「ありのままの子供を認める」ことに大きく近づく気がします。

 

佐藤さん  そうですね。まずは、親御さんが明るく元気になることです。その土台があって、子供たちが元気になっていきます。親御さんたちが元気になるために、私たち「えいむ石川」が背中をそっと押すような存在になれたら幸せです。今後もどうぞよろしくお願いします!

 

ーーみんなの家庭教師も、これまで同様に、できるかぎりの応援をさせて頂きます。今日は長い時間を頂き、ありがとうございました。
(聞き手・工藤拓哉)

 

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〝いま聞きたい人〟『えいむ石川〜学校が苦手な子供の親の会〜』代表 佐藤しのぶさん❺

2016/06/27

ーー最後になりますが、えいむ石川を、今後どのような会にしていきたいですか?


佐藤さん  現在、えいむ石川の代表と、会の司会進行は私が主に行なっています。でも、えいむ石川は、参加された方たち全員でつくっていく会だと、私はいつも考えています。例えば、今後行われるイベントに関しても、私が主導するのではなく、誰かが提案して、参加者たちで協力し実行していく形が望ましいですね。もちろん、会の代表や司会進行も、私に限らず他の方にもやって頂きたいです。

 

ーー参加者全員でつくっていく親の会を目指しておられるんですね。


佐藤さん  そうです。先ほど申したように、えいむ石川に参加し交流して頂くことで、親御さんたちが徐々に成長されるような会にしたいという思いがあります。成長というと、少しかたいイメージになるかもしれませんが、親御さんたちが明るく前向きになり、生き生きとした生活をされることこそが、いずれ子供たちにも良い影響をもたらすのではないかと信じています。

 

ーー確かに、そうですね。よく不登校に関する書籍や講演会などで、〝ありのままの子供を認める〟という言葉に出会いますが、具体的には「親が明るく前向きになり、親の人生を生きること」が、「ありのままの子供を認める」ことに大きく近づく気がします。


佐藤さん  そうですね。まずは、親御さんが明るく元気になることです。その土台があって、子供たちが元気になっていきます。親御さんたちが元気になるために、私たち「えいむ石川」が背中をそっと押すような存在になれたら幸せです。今後もどうぞよろしくお願いします!

 

ーーみんなの家庭教師も、これまで同様に、できるかぎりの応援をさせて頂きます。今日は長い時間を頂き、ありがとうございました。

 
(聞き手・工藤拓哉)

 

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〝いま聞きたい人〟『えいむ石川〜学校が苦手な子供の親の会〜』代表 佐藤しのぶさん❹

2016/06/26

ーーえいむ石川という親の会を知っていても、初めての参加で緊張したり、初対面の複数の人たちの前で話すことに対して、抵抗のある方もいらっしゃると思います。そのように不安を感じて、参加することをためらわれている方に対して、メッセージをお願いできますか?

 

佐藤さん  実際、これまでに参加された方で、「参加前は、宗教団体のようなものだと思っていた」とか「高額のお金を要求されるのではと警戒していた」などの声がありました。えいむ石川は、宗教団体でもないですし、ましてや高額のお金を要求することも絶対にありません。また、初めて参加される方で、「いきなり話をするのはちょっと難しいかも。。。」という方は、見学という形でも大歓迎です。他の親御さん達の話を聴くだけでも、気づきを得ることができるかもしれません。

 

ーーなるほど。参加したからと言って、必ず話さなくてもいいんですね。他の親御さん達の話を聴くだけでもいいんですね。

 

佐藤さん  はい。実際に、そのような方もいらっしゃいました。お茶菓子をつまみながら、話を聴いているだけでも大丈夫です。話したくなった時に、自由に話して頂ければありがたいです。

 

ーーそれは安心ですね。実際に、不登校の子供を持つ親御さんの中で、親の会に参加されている方は、ほんの一部です。えいむ石川のように、敷居の低い感じであれば、きっと参加しやすいのではないでしょうか?

 

佐藤さん  そうですね、初めて参加される方は、えいむ石川の雰囲気を見るだけでもいいと思います。できるだけ多くの方に参加して頂けたら嬉しいです。

 

ーー北陸地方、石川県において、奥ゆかしい気質も影響しているのか、第三者に相談できずに、一人で思い悩まれている親御さんの割合が、他の地域と比較して多い気がします。

 

佐藤さん  私は大阪出身ですが、最初はそのような北陸の気質をよく分かっていませんでした。確かに、関西と北陸で多少の違いはあるのかもしれません。そういう意味では、どんな方でも参加しやすい親の会になるように心がけていきたいです。

 

続く。

 

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〝いま聞きたい人〟『えいむ石川〜学校が苦手な子供の親の会〜』代表 佐藤しのぶさん❸

2016/06/25

ーーえいむ石川をつくって、今までに嬉しかったことは何ですか?

 

佐藤さん  「このような場所をつくってくださって、ありがとう」と、参加者からお礼を言われたことです。やはり、〝ありがとう〟と言って頂けるのは嬉しいですね。

 

ーー感謝されると本当に嬉しいですよね。他にはありましたか?

 

佐藤さん  えいむ石川は歴史が浅いので、まだ実現していませんが、将来的には、ここに参加された親御さん達が、どんどん変化していく様子を見れると嬉しいでしょうね。

 

ーー変化していく様子というのは?

 

佐藤さん  えいむ石川に参加された親御さんが、ここで不登校について話をしたり、他の人たちの話を聴いたりすることを通して、親として、人間として成長されていく過程を見たいですね。

 

ーー「えいむ石川」という親の会が、人としても成長できる場でありたいと考えていらっしゃるのですね。

 

佐藤さん  この親の会をつくる時に考えていたことは、親御さん達が集まって、ただ愚痴を言い合うだけの会にはしたくないということでした。えいむ石川に参加された親御さん達が、何かしらの気付きを得たり、学び成長されていくきっかけにして頂けたら、本当に嬉しいです。

 

ーー「不登校の親の会」というと、一般的に暗いイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。でも、佐藤さんのお話を伺っていると、参加された親御さんたちが、明るくポジティブになっていくイメージがわいてきます。


佐藤さん  ありがとうございます!

 
続く。

 

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〝いま聞きたい人〟『えいむ石川〜学校が苦手な子供の親の会〜』代表 佐藤しのぶさん❷

2016/06/24

ーーえいむ石川の雰囲気は、どのような感じですか?

 

佐藤さん  ひとことで言うと、ゆる〜い感じです。一応、開始時間は午後7時からですが、月によっては集まりが遅く、午後7時半近くになって始まることもありました。そんな調子で、ゆったりまったりしています。

 

ーー決して、重苦しいとか、かたいイメージではないということなんですね。初めて参加される親御さんにとって、訪ねやすい雰囲気はとても安心です。

 

佐藤さん  この会を始めた当初は、会議室を借りて、椅子に座って話を聴いていました。ところが、この春から、和室に座布団のスタイルに変えたところ、親御さんたちから非常に評判が良かったんです。会議室から和室に変えたことで、参加者の物理的な距離感が近くなったと同時に、心の距離感も近くなったような気がします。

 

ーーそうだったんですね。確かに、会議室は仕事を連想させる堅いイメージです。初めて参加される方のことを考えれば、和室に座布団のスタイルのほうが、足を踏み入れやすいと思います。

 

佐藤さん  初めて来られる方の気持ちになって考えると、確かにそうですね。

 

ーーその他に、えいむ石川の特徴はありますか?

 

佐藤さん  えいむ石川は、他の親の会と比較すると、男性の参加者が多いかもしれません。そういう意味では、不登校の子供のことで悩んでいるお父さんにとっては、参加しやすい会だと思います。

 

ーーそれは、男性にとってありがたいですね。一般的に、親の会というと、昔からお母さん方の参加者が多く、女性ばかりの親の会の中に、お父さんが参加するためには多少の勇気が必要でした。

 

佐藤さん  そうですね。昔に比べて、男性が積極的に家事や育児をする機会が増え、女性も当たり前に働く時代になりました。父親も仕事だけでなく、母親と一緒に子供のことを考える時間が増えたのだと思います。今後も男性の参加者、大歓迎です。

 

続く。

 

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〝いま聞きたい人〟『えいむ石川〜学校が苦手な子供の親の会〜』代表 佐藤しのぶさん❶

2016/06/23

〝いま聞きたい人〟では、毎回、不登校に携わる活動・仕事をされている方や、過去に不登校だった方を訪ねて、お話を伺っていきます。今回は、小松市の『えいむ石川〜学校が苦手な子供の親の会〜』の代表、佐藤しのぶさんにお話を伺いました。

 

 
ーー「えいむ石川」の創設時期はいつだったのですか?

 

佐藤さん 去年の2015年10月です。それ以降、毎月第3金曜日の午後7時から、小松市こまつまちづくり交流センターで、「えいむ石川」を開いています。

 

ーーどのような経緯で、「えいむ石川」を始められたのですか?

 

佐藤さん 当初は、不登校の子供たちの居場所を作りたいと考えていました。小松地区に、フリースクールのようなものがないので、それに相当するものを作りたかったんです。ところが、話し合いを進めていく中で、現時点において、フリースクールのような、私たちのイメージする居場所の実現は、すぐには難しいという結論になりました。

 

ーー当初の予定では、親の居場所ではなくて、子供たちの居場所を作りたかったんですね。

 

佐藤さん はい、そうだったんです。それでも、奥地さんが創設された「東京シューレ」がそうであったように、最初は親の居場所であったとしても、その後発展して、いつかフリースクールのような子供たちの居場所になってくれたら、という願いがあります。

 

ーー石川県のフリースクールは、金沢市にワンネススクールがありますが、小松市にもあるといいですね。

 

佐藤さん そうですね、学校に行けないことが問題ではなくて、学校以外で学べる場所を選択できないことが問題ではないでしょうか?そういう意味では、学校以外に、子供たちの居場所がもっと増えてほしいと思います。

 

続く。

 

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私立高校のご紹介❸ 遊学館高校

2016/06/22

今回は遊学館高校をご紹介します。

 

去年の春から、系列の大学にあたる金城大学に、看護学部看護学科が開設されたことで、将来的に地元の大学進学を視野に入れている家庭にとって、より魅力的な学校になりました。

 

3コース制をとっており、特別進学コース、一般進学コース、金城大学コースがあります。特別進学コースは、国立大学および難関私大への進学、一般進学コースは、大学・短大・専門学校への進学、就職にも対応しています。また、金城大学コースは、系列校である金城大学や金城短大への進学に対応しています。

 

一般入試の合格ラインは約180点以上で、面接や提出書類を総合して判定されます。なお、推薦入試は公立高校との併願が可能になっています。つまり、推薦入試に合格した後に公立高校の結果を踏まえて、入学するかどうかを決めることができます。

 

優遇制度としては、専願の場合と、家族が在学生および卒業生の場合は、入試の合計点数に+20点となります。また、英検・数検・漢検はいずれも3級以上で参考として扱われます。

 

奨学金制度に関しては、学業奨励奨学金と部活動奨励奨学金があります。学業奨励奨学金は、一般入試で5教科400点以上、推薦入試で3教科240点以上の生徒で、特別進学コースに所属している必要があります。

 

遊学館高校は、近年入学者数が増加しており、県内の私立高校の規模では、星稜高校に次いで2番目になります。

 

体験入学は、7月28日29日の2日間です!

 

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不登校 Q&A

2016/06/21

22.「高校を中退した息子がいます。その後は、家に一人で過ごすことが多く、友達との交流もほとんどありません。時々パニックを起こしたように、家具を壊したり、部屋の壁を叩いて穴を開けたり、茶碗やコップを投げつけたりして暴れます。周囲に相談すると、『一度、精神科を受診したら?』と言われました。正直、精神科に診て欲しいのですが、そのことを伝えた時に、息子がどんな反応をするか不安です。余計に暴れたりしないだろうかと。どうすれば良いでしょうか?」

 

 

高校を中退した後に、落ち込んだり、イライラしたりして、気持ちが不安定になることもあるでしょう。また、同級生と自分を比較して、思い悩む日々を過ごしているのかもしれません。

 

一般的に、「みんな勉強して大学に進学したり、就職したりしているのに、自分は何もしていない。こんな自分なんか生きている価値がない」と、家でひきこもっている方は少なくありません。

 

安易に、「家で暴れるから精神科に診てもらおう」となると、場合によっては、「親の手に負えないから、医者に丸投げされた」と息子さんが感じてしまう可能性も否定できません。無理やり病院に連れていったために、子供の自尊心が傷ついて、余計に親子関係が悪化し、ひきこもりが長引いてしまう事例もあります。

 

まずは、親御さんが、息子さんのありのままを認めることが必要です。学校へ行くからとか、働いているからとか、親の言うことを聞くからとかの条件付きで、認めるのではありません。そうではなく、高校を中退して家にひきこもっていて、親の立場で世間体を気にしてしまう状態であったとしても、息子さんの存在自体を肯定し認めることが一番必要なことです。

 

息子さんにとって、家族から肯定される眼差しの中で暮らせる日々があって初めて、精神科やカウンセラーへ助言を求めに訪れるという選択があります。または、知り合いのどなたかに、信頼できる第三者がいれば、定期的に話を聴いてもらうのも効果的です。

 

どの人間にも本能としての『生きる力』がもともと備わっています。大切なのは、今の息子さんのありのままを認めてくれる人間を、家族からその周囲へとどんどん広げていくことです。精神科医やカウンセラーの肩書きだけでは、息子さんの状態は改善しません。

 

自分の意思で、一定期間、精神科に通院した人の言葉です。
「自分が元気になれたのは、精神科の先生や薬のおかげではない。どんな時も家族が自分を認めてくれて、明るく接してくれたから、自分のペースで安心して休めた」

 

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書籍案内『ま、いっかと力をぬいて 幸せなママになるレッスン』

2016/06/20

子供が学校へ行かなくなると、どの親御さんも一様に眉間にしわを寄せ、表情も曇りがちになります。親子間、夫婦間でギクシャクしてしまうこともあるでしょう。

 

「どうしても周囲と比較してしまい、ありのままの息子や娘を認めることができない」

 

そんなママたちにお薦めの本です。

 

大人だろうが子供だろうが、人生のいついかなる時においても、自分自身への労わりが大切であることに気付かされます。そして、生かされていることへの感謝の念が、この本を読み終えた後にわきあがってきます。

 

まず、不完全な自分自身を労わり認めることが、ありのままの子供を認めるためのスタートになります。

 

 

「幸せな親のもとには、幸せな子供が育つ」

 

常に心がけたい言葉です。

 

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来週開催される「親の会」のご案内

2016/06/19

来週27日の月曜日に津幡町で、「ホットミルク」が開かれます。

 

平日の午前中に開かれる会なので、土日が忙しく、夜も仕事で都合がつかない方にとっては参加しやすいのではないでしょうか。

 

アットホームな雰囲気で話を聴いてもらえて、しかも参加費は無料なので、初めての方も参加しやすいと思います。

 

時期に合わせて、親子で参加できるイベントも行っていますので、関心のある方はぜひご参加ください。

 

6月27日(月)
津幡町不登校の親の会 ホットミルク
場所:石川県河北郡津幡町加賀爪二3番地 津幡町役場となり福祉センター1階相談室
時間:午前10〜12時
会費:無料ですが、一人一つお菓子を持参
電話:076-288-6276
メール oyakosaron@po4.nsk.ne.jp

 

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また、29日の水曜日は加賀市で、「いまここ親の会」が開かれます。

 

いまここ親の会は、ひきこもりや不登校に関する取り組みを行っています。現在、悩まれている親御さんだけでなく、過去にひきこもりを経験した若者も参加されますので、非常に参考になる話を聴けるのではないでしょうか。

 

また、代表の林さんを中心に、親身になって話を聴いて頂けますし、話をしやすい雰囲気づくりも行っていますので、初めて参加される方も安心です。

 

関心のある方は、ぜひご参加ください。

 

 

6月29日(水)

いまここ親の会

場所: 加賀市山中温泉西桂木町ヌ26加賀市消防署山中分署近く

時間: 午後7時30分〜

会費: 500円 (会員の方は100円)

電話: 070-5633-2667
E-mail: dekunobodo@yahoo.co.jp
代表: 林昌則

 

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7月に入って、1日の金曜日は金沢市で、「おーぷんはうす」のお茶会が開かれます。

 

午後の昼下がりの時間帯から夕方にかけて、好きな時間帯に訪れることができます。お茶やお菓子を囲みながら、ゆっくりと話を聴いてもらうのはいかがですか?

 

当日参加も大丈夫ですので、お気軽にご参加ください。

 

7月1日(金) おーぷんはうす お茶会
場所:金沢市泉野出町 (詳細な場所はお電話でお知らせします)
時間:午後2〜6時頃
会費:300円
電話:090-5175-5432

 

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