活動報告

〝いま聞きたい人〟『えいむ石川〜学校が苦手な子供の親の会〜』代表 佐藤しのぶさん❶

2016/06/23

〝いま聞きたい人〟では、毎回、不登校に携わる活動・仕事をされている方や、過去に不登校だった方を訪ねて、お話を伺っていきます。今回は、小松市の『えいむ石川〜学校が苦手な子供の親の会〜』の代表、佐藤しのぶさんにお話を伺いました。

 

 
ーー「えいむ石川」の創設時期はいつだったのですか?

 

佐藤さん 去年の2015年10月です。それ以降、毎月第3金曜日の午後7時から、小松市こまつまちづくり交流センターで、「えいむ石川」を開いています。

 

ーーどのような経緯で、「えいむ石川」を始められたのですか?

 

佐藤さん 当初は、不登校の子供たちの居場所を作りたいと考えていました。小松地区に、フリースクールのようなものがないので、それに相当するものを作りたかったんです。ところが、話し合いを進めていく中で、現時点において、フリースクールのような、私たちのイメージする居場所の実現は、すぐには難しいという結論になりました。

 

ーー当初の予定では、親の居場所ではなくて、子供たちの居場所を作りたかったんですね。

 

佐藤さん はい、そうだったんです。それでも、奥地さんが創設された「東京シューレ」がそうであったように、最初は親の居場所であったとしても、その後発展して、いつかフリースクールのような子供たちの居場所になってくれたら、という願いがあります。

 

ーー石川県のフリースクールは、金沢市にワンネススクールがありますが、小松市にもあるといいですね。

 

佐藤さん そうですね、学校に行けないことが問題ではなくて、学校以外で学べる場所を選択できないことが問題ではないでしょうか?そういう意味では、学校以外に、子供たちの居場所がもっと増えてほしいと思います。

 

続く。

 

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