活動報告

月刊誌『IRODORI』9月号

2017/09/07

「フリースクールIRORI(いろり)」が発行している月刊誌『IRODORI』9月号をご紹介します。

 

来週11日の月曜日は、『ペーパーブリッジコンテスト』があります。これは、新聞紙とテープとペットボトルだけを使って、できるだけ頑丈な橋を作るコンテストです。自分だけの橋を作ってみましょう!

 

また、19日の火曜日は、『ネイチャービンゴ』があります。街にあふれるたくさんの自然を求めて、ワクワクドキドキの旅に出かけます!

 

さらに、25日の月曜日は、『スポーツデー』です。すっかりスポーツの秋です。思いっきり体を動かせば、心身ともにリフレッシュできます。

 

最終週、27日の水曜日は、毎月恒例の『IRORIお泊まりデー』です。普段は昼間に活動しているIRORIで、丸一日を過ごします。晩御飯から寝る準備など、何から何までみんなで協力してやってみましょう!

 

 

◎フリースクールIRORIの情報はこちらからhttps://docs.wixstatic.com/ugd/851c38_6fedb6b8d32949879173bc0f6906ae03.pdf

 

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フリースクールとの連携❶

2017/09/07

金沢市内には、現在3つのフリースクールがあります。

 

「ワンネススクール」に加えて、「フリースクールIRORI」や「リスタ金沢」といった二つのフリースクールが、この一年間で発足しました。

 

それに伴い、学校に通えない生徒の受け皿は増え、当然ながら選択肢も増えたかのように思われました。

 

しかし、学校へ通えない生徒の多くが、すぐにフリースクールへ通えるようになるかというと、そうではないようです。

 

学校に通えずにいる生徒の中には、「今はまだ誰にも会いたくない」という時期の方や、集団生活そのものが苦手な方もいます。

 

そのため、フリースクールへ見学に行ったとしても、その見学の段階で止まってしまい、定期的にフリースクールへ通うに至っていないケースも多くあるようです。

 

加えて、フリースクールへ通うとなると、毎月支払う費用が発生し、経済的な負担がかかります。

 

ある親御さんからは、「通わせたいけど、うちの場合は金額的に難しいです。補助金が出れば。。」という声も聞きます。

 

続く。

 

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継続を自信につなげるために❷

2017/09/05

たとえ、生徒自身の意思で週2〜3回に同意して始めても、「勉強したい」という気持ちに、体が追いついていかなかった、という事例は多く見かけました。

 

結果として、家庭教師訪問の継続が困難になってしまいます。

 

今まで学校に通えずにいたことに加えて、家庭教師との勉強も継続できなくなると、さらに自信を失い、再び立ち直るために時間がかかる可能性もあります。

 

そのため、みんなの家庭教師では、ギャップを生じないように週一回の指導から始めることを心がけております。

 

特に、とても敏感な子ども(HSC)は、環境の変化に対して、慎重に慣れていくことが必要です。

 

そうすることで「継続」につながり、ひいては継続できたことから生まれるであろう、生徒本人の「自信」にもつながっていくと考えております。

 

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継続を自信につなげるために❶

2017/09/04

9月に入り、二学期が始まりました。

 

夏休みが終わった後、何とか学校に通っている生徒がいる一方で、一日も登校できていない生徒もいます。

 

それぞれの生徒によって状況は様々ですが、どんな状況であれ、現在の生徒の気持ちに寄り添い、発する言葉に耳を傾けていきたいです。

 

さて、受験シーズンが近づくにつれて、新規のご家庭から、一週間に複数回の家庭教師の訪問をお願いされる場合があります。

 

今まで長期間、学校に通えていない状況から、勉強の不足分をいっきに取り戻したい気持ちは理解できます。

 

しかし、勉強することに長いブランクがあることに加えて、今まで週0回だった家庭教師の訪問が、いきなり週2回や3回になると、そのギャップに精神的負担を感じてしまう生徒は少なくありません。

 

続く。

 

 

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来週開催される『親の会』のご案内

2017/09/03

来週、9月15日の金曜日午後2時から、金沢市の「おーぷんはうす」でお茶会が開かれます。

 

いつもながらの暖かい雰囲気の中、ゆったりと話を聴いて頂ける会です。

 

今年で28年目をむかえる会だからこその安心感で、どんな内容の話にも親身に対応してくれます。

 

また、親御さんだけでなく、子供たちの参加も多い会ですので、子供目線での話を聴けるメリットもあります。

 

お好きな時間に、ぶらりとお立ち寄りください。

 
なお、おーぷんはうすは、2016年11月23日、金沢市文化ホールにて、『金沢市ともしび賞』を受賞されました。金沢市ともしび賞とは、長年にわたり、福祉奉仕活動を続け、地域の福祉の向上に著しく貢献していると認められる個人又は団体の功績を讃えるものです。

 

9月15日(金)
おーぷんはうす お茶会
場所:金沢市泉野出町1丁目(詳細な場所はお電話でお知らせします)
時間:午後2〜5時ごろ
会費:300円
電話:090-5175-5432

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また、小松市では同じ日の午後7時30分から「親の会 KO-まつ」が開かれます。

 

「えいむ石川」は昨年12月から「親の会 KO-まつ」へと名称が変更になりました。場所は今までと同じですが、開始時間が午後7時30分〜になりました。また、会費は500円から100円になり、非常に参加しやすくなりました。ご夫婦で参加されたとしても、合計200円です。

 

会の雰囲気や参加される親御さんたちも、「えいむ石川」を引き継いでいますので、今までに参加されたことがある親御さんたちも安心して参加できます。

 

初めて参加されたある親御さんは、「初参加でしたが、親切に温かく迎えて頂いたので、とても話しやすかったです。また参加したいと思います」と話されていました。

 

当日参加も可能ですので、ご都合の良い時間帯にご参加ください。

 
9月15日(金)
親の会 KO-まつ
場所:小松市こまつまちづくり交流センター
時間:午後7時30分〜午後10時
会費:100円
電話:090-5175-5432

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また、9月16日の土曜日に、石川県立金沢中央高校やすらぎ教室にて、「やすらぎの会」が開催されます。

 

アドバイザーとして、金沢星稜大学の高賢一教授が来られ、丁寧に話を聴いて頂けるので、親御さんは安心してお話をすることができます。

 

ゆったりとした居心地の良い空間で、日頃のモヤモヤを吐き出してみませんか。

 

不登校(行きしぶりを含む)やひきこもりで悩まれている親御さんであれば、誰でも会に参加できます。

 

当日参加もOKですし、ご都合の良い時間帯だけの参加も可能です。

 

お気軽にご参加ください。

 

9月16日(土)

やすらぎの会

場所 : 金沢市泉本町6-165 石川県立金沢中央高校やすらぎ教室
時間 : 午後1〜4時
会費 : 会員200円、非会員500円
問い合わせ : やすらぎの会 事務局 miyakoyo@hotmail.co.jp

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ウワサの保護者会スペシャル『不登校~保護者ができることは?』

2017/09/02

皆さんは、先月の8月26日にEテレで放送された、『ウワサの保護者会スペシャル「不登校~保護者ができることは?」』をご覧になりましたか?

 

事前に何人かの親御さんたちから、その番組について聞いていたのですが、うっかり録画予約することを忘れてしまい見逃してしまいました。

 

しかし、番組をご覧になった一人の親御さんから、「本当に素晴らしい番組で、非常に勇気づけられました。ダビングするから、ぜひ視聴して欲しいです」と、DVDをご丁寧に送ってくださいました。

 

今朝、その番組を視聴したのですが、本当に素晴らしい番組でした。今までに視聴した不登校関連の番組の中でベストだと思います。視聴を終えた瞬間に、この番組のことを誰かに伝えたくなりました。

 

特に、番組の後半部分、過去に不登校を経験し、現在は大学生や社会人として活躍されているお二人の話は、ぜひ多くの方に聴いて頂きたいです。きっと大きな勇気をもらえるでしょう。

 

見逃してしまった方、ご安心ください。再放送があります!

 

9月10日(日)午前1:10〜2:05、Eテレで放送される予定です。

 

録画して、繰り返し視聴する価値があります。ぜひご覧ください!

 

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親にできることは?❷

2017/09/01

また、昔と違って現代は成熟した社会にあり、精神的な部分において、成人するのも遅いと言われています。

 

中世で成人を示す元服は、現代で言うと14〜15歳辺りの中学生ぐらいでした。現代は、20歳で成人とされていますが、平和で成熟した世の中で育った子どもの場合、まだまだ成人にふさわしい年齢と言えないのではないでしょうか。

 

もちろん、それぞれ個人差はあるでしょうが、30歳ぐらいまでを目処に、精神的にも経済的にも自立できるように、気持ちにゆとりを持って、子どもを見守っていくことも一つの方法です。

 

具体的には、勉強でもアルバイトでも、子どもが安心して思う存分に、やりたいことをできる環境を整えておくことが重要だと思われます。

 

そう意味では、今の状況を継続していく先に、本当にやりたいこと、長く続けていきたいことが見つかる可能性は十分にあるはずです。

 

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リュフト主催の講演会について

2017/08/31

9月10日(日)に、リュフト主催の講演会が開催されます。

 

【石川県内の不登校問題 現状と提案】と題して開催される今回の講演会には、1980年代に日本国内で初のフリースクールを立ち上げられ、これまで継続して運営されているNPO法人東京シューレの理事長、奥地圭子氏をお招きします。

 

なお、午後3時20分〜4時20分のパネルディスカッションには、みんなの家庭教師も参加する予定になっております。

 

関心のある方は、ぜひご参加ください!

 

 

日時:2017年9月10日(日) 13時~18時
場所:金沢市教育プラザ1号館2階121研修室(富樫3丁目10-1)
対象:テーマに関心のあるすべての方

会費 : 1000円(高校生以下は無料)

電話 : 090-8467-3722(担当 : 岡田)

申し込み : info@irori.lyhty.or.jp

備考 : 駐車場に限りがあるため、乗り合わせの上、お越しください。

 

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親にできることは?❶

2017/08/31

「うちの息子は、23歳でアルバイトをしています。中学生の時に学校に通えなくなって以来、高校は通信制高校を卒業したのですが、「大学に行きたい」と進学しても長続きせず、途中で辞めてしまいました。その後、専門学校に入り直したものの、ここでも長続きしませんでした。今はアルバイトをしていますが、これまでも多くのアルバイトをしており、飽きっぽいのか長続きしません。十代前半から続けている趣味もあるので、本当に好きなことに関しては継続できるようです。ただ、親の立場で言えば、趣味だけで生きていくことはできないので、早く自分の道を見つけてもらいたいです。親にできることはあるでしょうか?」

 

 
この質問から、「息子さんの現在の状況が問題である」と、親御さんが感じていることは明らかです。

 

一番大切なことは、「現在において、息子さんが前向きに生き生きと、生活できているかどうか?」です。

 

もし、息子さんがやりがいを持ってアルバイトをしているのであれば、息子さんにとって今の状況は問題がないということになります。

 

反対に、息子さん自身が、今の状況に対して不満を持っているならば、どこかに問題があるはずですので、それに関して本人に聞いてみる必要があります。

 

質問から分かる重要なことは、息子さんにとって、「自分がしたいことに挑戦できる環境にいること」であり、そのような環境を親御さんが与えていることです。

 

息子さんは、大学であれ、専門学校であれ、やりたいことを自分の意思で決めることができています。

 

結果的には、途中で学校を辞めたので、親御さんから見ると「学費に関してや、卒業できなかったこと」に不満を持つ気持ちはあるでしょう。

 

また、「他の同級生や兄弟は、ちゃんと卒業して就職しているのに」と、比べてしまいたくなる気持ちもあるのかもしれません。

 

続く。

 

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『おーぷんはうす・夏合宿』をふりかえって❷

2017/08/29

合宿に参加された、ある親御さんが、言われた言葉です。
「親が『学校に行って欲しい』と口にしたり、心で思っているうちは、子どもは動き出さないし、元気にならない」

 

一方で、ある親御さんは、
「頭で分かっていても、つい口に出して言いたくなったりします。結局、自分自身を責めて落ち込んでしまう。そんな毎日です」

 

親の会に参加したからと言って、抱えている問題や悩みがすぐに解決することは少ないかもしれません。

 

でも、悩みを他の親御さんたちに聴いてもらったり、共感してもらうことで、とても前向きになれますし、明るい表情になれます。

 

そして、その機会が多ければ多いほど、親御さんは元気になれます。親御さんが元気になれば、それに連動して子どもが元気になる可能性は大きく高まります。

 

子どもだけでなく、親御さんも居場所が必要であり、誰かと繋がっていくことが大切だと、改めて気づかされた今回の合宿でした。

 

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