活動報告

一人一人にふさわしい環境を整える❷

2017/10/29

生徒さんによっては、「親が側にいた方が安心できる」というケースもあるので、生徒の近くに親御さんがいらっしゃる状態で、みんなの家庭教師と話したり、勉強することも珍しくありません。

 

これらのように、生徒によって話しやすい場所・環境を可能な限り整えることが、とても敏感な生徒と接するうえで非常に重要です。

 

ところで、全ての生徒が最初に会った日から、多くのことを話してくれるわけではありません。ある程度の時間が必要です。

 

中には面と向かって会話するより、LINEなどを通したコミュニケーションを得意とする方もいます。

 

特に、最初の段階では、文字やスタンプを使う方が意思を示しやすいと感じるのではないでしょうか。

 

現実には、お会いしたくてもお会いできない方々が大勢いらっしゃいます。第一歩を踏み出したくても、踏み出すことに躊躇してしまう方も多いのでしょう。

 

そのため、彼らが少しでもコミュニケーションを取りやすくなるような具体策を提案し、環境を整えることが大切です。

 

生徒一人一人にふさわしい環境を整えていくことが第一歩を踏み出すために必要であり、背中を押すことになると信じております。

 

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一人一人にふさわしい環境を整える❶

2017/10/27

みんなの家庭教師では、一緒に話や勉強したりする時、一人一人に合った接し方を心がけております。

 

家庭教師と言えば、一般的に「一対一での指導」を思い浮かべられる方が多いかと思います。

 

しかし、担当する生徒さんの多くが、とても敏感な子どもであることを考慮して、様々な形で接します。

 

ある男子生徒とは、訪問した時はいつもリビングにあるダイニングテーブルで勉強します。生徒自身の部屋より、リビングで過ごす方が落ち着くらしいです。

 

また、ある女子生徒は、自宅よりも、みんなの家庭教師の事務所の方が勉強しやすいと言います。自分の家以外の場所、例えば図書館など静かな場所で勉強する方が、気持ちを切り替えやすいようです。

 

加えて、条件が整うことで生徒二人を同時指導する形もあります。生徒さんによっては、一人より二人の方が心強く感じ、落ち着いて勉強できるようです。

 

続く。

 

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親の会に関するお知らせ

2017/10/26

毎月第4土曜日に開催されている『おーぷんはうす』の定例会ですが、10月は開催されません。

 

なお、11月の定例会は、予定通り、第4土曜日に開催される予定です。

 

どうぞよろしくお願い致します。

 

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親御さんにとって必要なこと❷

2017/10/26

多くの親御さんは、様々な思いや感情を抱えて仕事をしたり、毎日の家事や育児をこなしていることでしょう。

 

しかし、それらの感情を抱えて溜め込んでしまうと、何かがきっかけで爆発してしまったり、身体に症状が表れたりする可能性が高くなります。

 

その結果、自分にとっても家族にとっても好ましくない状況になり、イライラすることが増えて悪循環に陥ることもあります。

 

ところで、学校へ通えない子どもが増加すると、「子どものために何をすべきか?」という視点での考えになりがちです。

 

もちろん、それは大切なのですが、「親御さんのために何をすべきか?」という視点も同時に非常に大切だと思います。

 

具体的には、各地にある親の会の役割が大きいと感じております。

 

時間の都合が良い時に、ふらっと立ち寄り、話を聴いてもらえる場所があることによって、親御さん自身の気持ちが安定します。

 

親御さんの気持ちが安定すると、それはきっと子どもに伝わります。そこから、少しずつ笑顔や会話が増えることにつながるでしょう。

 

変化が起きるためのファーストステップは、子どもではなく、実は親御さん自身の中にあるのかもしれません。

 

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新たな『親の会』が能美市で開催されます!

2017/10/23

来月の11月18日に、能美市で新たな不登校の親の会『子供の未来を考える会 リノの会』が立ち上げられます。

 

「同じ思いを持つ保護者の方と語り合いたい」というある親御さんの言葉がきっかけになり、この親の会が発足されたそうです。

 

リノとは‥ハワイ語で、輝く、光る、眩しい、編む、織るなどの意味があるそうです。みんなを明るく照らし、繋いでくれるような、一つ一つ編むように進んでいけるようなそんな会にしたいという思いが込められているとのことです。

 

「子どもと親御さんの両方が、笑って過ごせる日々を送れるような親の会にしたいです」と、リノの会代表の泉さん。

 

誰もが参加しやすいようにと、見学のみの参加もOKとなっているので、「いきなり話すのは無理かも。。」と思われている方でも気軽に参加できそうです。

 

関心のある方は、ぜひご参加ください!

 

 

子供の未来を考える会 リノの会

【日時】11月18日(土)19時~21時

【場所】能美市大成町ヌ111番地 根上学習センター1階 創作室B
JR能美根上駅から根上学習センターまでは約700m、徒歩9分です。

【会費】300円(部屋使用料とお茶代)

【連絡先】marimoizumo@gmail.com (泉)

 

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親御さんにとって大切なこと❶

2017/10/22

家庭教師という仕事を通して、多くの生徒さんと接すると同時に、当然ながら多くの親御さんとも接することになります。

 

どの親御さんも、何らかの情報を知りたかったり、また何かを期待する思いで、みんなの家庭教師に問い合わせされているかと想像しております。

 

どの御家庭にもそれぞれのストーリーがあり、初めての訪問時に、どの親御さんも今までの経緯について多くのことを話されます。

 

それぞれに起こった今までの辛かったことや悲しかったことを、時には涙を流しながら、時には怒りを表しながら伝えてくださります。

 

そして、ひと通り話された後に、安堵の表情を浮かべ、「話を聴いてもらえて良かったです」と言われる方は少なくありません。

 

そのような姿を目の当たりにすると、今までに溜め込んでいた感情や思いを吐露したり、受けとめてもらえる機会が、親御さんにとって必要だということに気付かされます。

 

続く。

 

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【いのちの暮らし祭り2017】

2017/10/20

今年も、ワンネススクールの【いのちの暮らし祭り2017】が12月3日に開催されます。

 

鳥越の自然の中でのお祭りを一緒に楽しみませんか。

 

 

 

以下は、ワンネススクールのブログからの抜粋です。

 

今年もやります!

 

ワンネススクールと一緒に鳥越ののんびりした雰囲気の中で、お祭りしませんか?

 

今年の目玉企画は!

 

●今年は真弓貞夫さんのドキュメンタリー映画「蘇れ 生命(いのち)の力 ~小児科医 真弓定夫~」世界同時上映 ※当日は午前から午後にかけて計3回上映いたします。

 

●スペシャルゲストさんの写真展示&トークショー! 写真界でもトップクラスの賞を受賞した、若手写真家さんも現在交渉中です。

 

【いのちの暮らし祭り2017】概要  「時間を忘れて、深ーく息して、夢中になって、なんでもやってみる、生きる知恵を学び、未来を創ろう」 里山の暮らしを体験しながらみんなでこれからの暮らしを考えよう おいしいフード、ワークショップ、こどものおへやもあるよ 

 

日時:2017年12月3日(日) 入場無料、雨天決行

場所:NPO法人ワンネススクール鳥越校舎

 

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調子が悪くなったとき❷

2017/10/19

子どもたちは、大人ほど気分転換をする方法を知りません。

 

もちろん、使えるお金も多くないですし、行動範囲も限られています。

 

もし、ゲームをするのが好きな子どもからゲーム機を取り上げたり、過度な制限を加えたとしたら、それは気分転換できる手段を奪ってしまうことになります。

 

もちろん、ゲームをすることに関するルールを決めて、それに則り生活することは大切です。

 

それでも、その時々の子どもの状態を見極めて、非常に調子が悪いと思われる時には、臨機応変にルールを変えて、子どもが気分転換できる環境を作り出すことは重要ではないでしょうか。

 

それは、「甘やかす」ということではなく、「安心感を与える」ということにつながります。

 

「ゲームで気分転換するのではなく、スポーツなどで身体を動かしてくれたら」と願う親御さんは、おそらく多いでしょう。

 

しかし、本当に調子が悪い時の気分転換は、大好きなことをするのが大前提です。好きではないことをやって、元気になれる人はいません。

 

ただし、元気になった後であれば、スポーツなどを含め、いろいろなことを提案するのは、今後の気分転換の選択肢を増やすという点で有効だと思われます。

 

誰でも調子の波はあり、良い時もあれば悪い時もあります。調子が悪くなったときこそ、子どもに安心感を与えてみてはいかがでしょうか。

 

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来週開催される『親の会』のご案内

2017/10/18

来週23日の月曜日、午前10時から津幡町で「ホットミルク」が開かれます。

 

平日の午前中に開かれる会なので、土日が忙しく、夜も仕事で都合がつかない方にとっては参加しやすいのではないでしょうか。

 

アットホームな雰囲気で話を聴いてもらえますので、初めての方も参加しやすいと評判です。

 

なお、今回から一人200円の会費が必要になりましたが、初めて参加される方は無料となっております。

 

時期に合わせて、親子で参加できるイベントも行っていますので、関心のある方はぜひご参加ください。

 

 

10月23日(月)
津幡町不登校の親の会 ホットミルク
場所 : 石川県河北郡津幡町加賀爪二3番地 津幡町役場となり福祉センター1階相談室
時間 : 午前10〜12時
会費 : 200円(初参加の方は無料です)
電話 : 076-288-6276
メール oyakosaron@po4.nsk.ne.jp

 

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また、26日の木曜日、午前10時から津幡町で発達障害児の親の会クローバーが開かれます。

 

あたたかい雰囲気で、親身になって話を聴いて頂ける会です。

 

初めて参加される方も、安心して話すことができます。

 

なお、今回から開催場所が「みんなで笑顔 木のおうち」に変更になりました。

 

また、今回から会費として200円が必要になります。初めて参加される方は無料となっております。

 

津幡町以外の方も参加できますので、どうぞお気軽にご参加ください。

 

10月26日(木)
津幡町発達障害児の親の会 クローバー


場所 : 河北郡津幡町中橋イ55−2 みんなで笑顔 木のおうち2階
(津幡バイパス 中橋IC下車 津幡町立井上小学校前
)

時間 : 午前10〜12時


会費 : 200円(初参加の方は無料です)
電話 : 076-208-7670


備考 : 当日参加OKです

 

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若者支援セミナー2017 今田求仁生氏 講演会

2017/10/18

10月27日の金曜日に、ワンネススクール主催の講演会が開催されます。

 

講師は、漢方医としても著名な今田求仁生(くにお)氏です。

 

「何のために働くのか?」

 

働くことに対して、一歩踏み出せない若者が多く存在している世の中です。「生き生きと働くためにどんな視点が必要なのか?」を考える絶好の機会となりそうです。

 

 

 

以下は、ワンネススクールのブログ記事からの抜粋です。

 
【若者支援セミナー2017 今田求仁生氏講演会】

 

「希望、すこやかに生きること」

働くことは生きることそのもの
誰かに必要とされ、生き生きと働くためのヒントとは?


働くことに一歩進めない若者が多くいます。その一方働いていてもうつを患い休職中の若者も多く、又自死する年代の多くは若者と働き盛りの50代前後と言われ、その問題は年々大きくなっています。
朝起きて、喜びとともに「さあ、今日一日がんばるぞ」と心から言える人は今の日本にどれくらいいるのでしょうか。
働く以前に私たちは生きることのすこやかさを取り戻す時代に来ているのかもしれません。

 

【日時】2017年10月27日(金) 15:00〜17:00
【講師】今田求仁生(くにお)さん
【参加費】無料(定員60名)
【申し込み】076-259-5359  
 E-mail:info@oneness-school.org



【会場】石川県女性センター
石川県金沢市三社町1番44号 TEL(076)263-0115



※駐車場は、センターの使用状況により確保できない場合もあります。なるべく公共交通機関をご利用ください。

 

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講師:今田 求仁生(くにお)さん

【プロフィール】
・1947年 福岡県生まれ。
・1972年 渡仏。クロード・ルフォール国立社会科学高等研究院教授につきメルロ・ポンティ研究。更にジャック・デリダ国立高等師範学校哲学教授につき「身体概念と言語」について研究。
・1975~85年、インド、ネパール、中国にてアーユールヴェーダ、チベット医学を調査研究。パリ大学医学部医療人類学研究所にて、比較医学を研究。同時期に、各地の国際医療協力に参加。その後帰国。
・現在アフリカを中心に難民問題や、紛争問題、医療支援等要請を受け、世界的に活動されておられます。

 

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