活動報告

安心して学校を休むために❶

2015/11/25

「不登校の子どもの権利宣言」をご存知でしょうか?

 

子供の権利と不登校をテーマに話し合いをかさね、2009年8月に完成、全国子ども交流合宿「ぱおぱお」で採択されました。

 

その中の一つに「安心して休む権利」があります。

 

「私たちには、安心して休む権利がある。おとなは学校やそのほかの通うべきとされたところに、本人の気持ちに反して行かせるのではなく、家などの安心できる環境で、ゆっくり過ごすことを保証してほしい」

 

これに関する次の体験文があります。

 

 

「私はある時から学校へ通えなくなった。学校へ行くと誰かに嫌なことをしてしまいそうだった。ずっと学校を休んでいたのに、お腹が痛くなり学校を休んでみると、みんなが学校へ行っている時間に家でゆっくりするなんてと、罪悪感や不安感で胸がいっぱいになった。学校を休んでも、気持ちと体はちっとも休まらず、布団にもぐって泣く毎日だった。「元気になって早く学校へ来て」と何度も言われた。学校に行かなきゃいけない、頑張らなきゃいけない、と焦った。でも、体や心の奥は、それとは逆に、学校へ行こうとすると、頭やお腹が痛くなったり、気持ち悪くなって行けなかった。その後も疲れきった体が休まるまでには随分時間がかかったと思う。生きるのが嫌になるくらい苦しい時、休むことすら苦しい時がある。やっと休めたのは、学校へ行くことが全てじゃないんだ、家に居てもいいんだと思えてからだった」(「不登校の子どもの権利宣言」に込めた思い、より抜粋)

 

 

この体験文にもあるように、学校を休んで家にいても、心や体が全く休まらない事実があります。

 

家族や先生から「学校を休んでもいいよ」と言われても、周囲が学校復帰前提の姿勢を保っている以上、子供にそれが伝わり、半年休んでも一年休んでも心身ともに元気になれません。

 

子供が安心して休むことができるように、早く元気になれるように、周りはどんなことを心がければ良いでしょうか?

 

次回へ続く。

 

 

今週開催される「親の会」のご案内

2015/11/18

今週は20日金曜日に、「おーぷんはうす」のお茶会が開かれます。

 

前回は、子供がLINEを使うことや、ゲームやスマホをすることに制限を設けるべきかについての意見交換がありました。興味のある方はご参加ください。

 

11月20日(金)
おーぷんはうす お茶会

場所:金沢市泉野出町 ( 詳細な場所はお電話でお知らせします)
時間:午後2〜5時
会費:300円
電話:090-5175-5432

 

 

 
また、小松市でも20日金曜日に「えいむ石川」の親の会が開かれます。

 

今回は、親御さんだけでなく、子供たちも参加できるようになっているとのことです。子供たちは、トランプやカードゲームなど、簡単な遊びで楽しめるようです。

 

親子で、えいむ石川に参加されてみてはいかがでしょうか?親子で、 きっと良い気分転換ができるはずです。

 
11月20日(金)

えいむ石川 親の会

場所:小松市こまつまちづくり交流センター
時間:午後7〜9時
会費:500円
電話:090-7740-0761

不登校の学力不足をLINEで補う

2015/11/10

みんなの家庭教師では、LINEを通しての添削指導を無料でおこなっております。

 

不登校になると、学力不足になりがちです。したがって、塾や家庭教師で学力を補う方もいらっしゃると思います。

 

でも、せっかく質問出来る環境にありながらも聞きそびれてしまったり、「後になって質問したいことが見つかったりした」という声を聞きます。

 

また、「面と向かって質問するのが苦手」とか、「質問を言語化するのに時間がかかるので、質問することをためらってしまう」という声もよく聞きます。

 
LINEでの添削指導は、これらの問題点を補ってくれるので、大変質問しやすいです。

 

 

LINEの添削指導の良い所

 

◎「質問したい時に、いつでも質問出来る」
24時間OKです。

◎「気楽に、かんたんに質問できる」
分からない問題の写真を送信するだけでも大丈夫です。

 

 

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生徒に課題をLINEで送信してもらい、添削して返信します。

今週開催される「親の会」のご案内

2015/11/04

今週は11月6日金曜日に、「おーぷんはうす」のお茶会が開催されます。

 

不登校に関することで悩まれている親御さんにとって、共感される居場所を確保することは非常に大切です。どうぞご参加ください。

 

11月6日(金)

おーぷんはうす お茶会
場所:金沢市泉野出町 ( 詳細な場所はお電話でお知らせします)
時間:午後2〜5時
会費:300円
電話:090-5175-5432

不登校新聞 講演会 in 金沢

2015/11/02

不登校新聞が12年ぶりに、金沢での講演会を開催します。

 

不登校・ひきこもりについて、親はどのように子供を支えればいいのかを考えます。関心のある方は、ぜひご参加ください。

 

 

〈日時〉
11月8日(日)午後1時30分~午後5時

 

〈場所〉
石川県金沢市香林坊1-2-40
石川県教育会館 第一会議室

 

〈定員〉
70名(要予約/先着順)

 

〈参加費〉
無料

 

〈お申込み〉
電話:03-5963-5526
メール:tokyo@futoko.org

 

〈講師〉
奥地圭子さん、多田元さん(本紙代表理事)

 

〈内容〉
講演「不登校・ひきこもり、親はどう支えれば」
講演「自己肯定感、どうすれば高まる?」など

 

★子どもはいったいなにを考えてるの?
★子どもの気持ちが前向きになってくれるには?
★家族はどう支えればいいの? NG対応は?

 

 

 

左から、多田元さん、奥地圭子さん(不登校新聞より引用)

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親御さんからの質問❹

2015/10/27

〈質問〉

現在中学3年の息子がいます。中学2年の3学期から学校へ通っていません。家にひきこもっている時間帯がほとんどで、用事がなければ外出することはありません。時々、「外食に行こう」と誘っても全く応じず、部屋でゲームをする日が続いています。そろそろ高校受験を考える時期ですが、親から見て、現状では全日制高校は難しいと考えており、自宅学習ができる通信制高校を考えております。ただ、年に一度参加しなければならないスクーリングに行けるかどうか心配しています。スクーリングに参加できない場合、単位を取得できず、進級もできないのでしょうか?もし、そういう場合は他にどのような選択肢があるのでしょうか?

 

 
〈返答〉
質問ありがとうございます。そうですね、「もし通信制高校へ進学しても、スクーリングに行けなかったら進級できないのでは。。。」と、心配される気持ちは非常に理解できます。

 

結論から言うと、そのような状況に対応してくれる通信制高校も存在します。ただ、現在と、スクーリングを行うであろう来年では、息子さんの状況も変わっていると思います。

 

「心配してたわりに、スクーリングに行くことができた」という声もよくありますので、今からあまり悲観的に考えすぎる必要はないかもしれません。

 

また、大前提として、親御さんでなく、息子さん御自身が行きたい高校を決める必要があります。

 

まずは息子さんに「どうしたいのか?」と聞いたうえで、通信制だけでなく、定時制や全日制も含めて検討されたうえで、最終的に決断されるのが良いかと思います。

不登校の「親の会」の紹介❸ えいむ石川

2015/10/22

今回は小松市の「えいむ石川」をご紹介します。

 

えいむ石川は、発足したばかりの親の会で、今月16日に初会合が開かれました。

 
「まずは親が元気にならないと、子供も元気になれない」

 

そんな思いで居場所作りの必要性を感じ、会を設立されたそうです。

 

「えいむ」はフランス語で ”  ame ” 「心」という意味です。生きていくうえで、心は大切なものです。

 

また、「えいむ」は「魂」とも訳されるそうで、「子供さんだけでなく、せっかくの学び(我が子の不登校・ひきこもり)を頂いた親御さんも、魂の成長ができるような会にしたい」との願いもこめて付けられたとのことです。

 
初会合には、小松市や白山市から12名の保護者が参加されました。

 
参加者一人一人、不登校になった経緯をふり返ると、周囲はあいづちを打ち共感しながら、和気あいあいとした雰囲気になりました。

 
創設者の佐藤さんは、「周りに相談できず悩んでいる親御さんは多いと思う。気軽に参加してもらいたい」と話しています。

 

 

次回は、11月20日(金)午後7時〜です。

 

 
場所:小松市こまつまちづくり交流センター
時間:午後7〜9時
会費:500円
電話:090-7740-0761

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今週開催される「親の会」のご案内

2015/10/21

今週末10月24日に「親と子のリレーションシップほくりく in とやま」が開催されるため、今月の「おーぷんはうす」定例会はありません。

 

来月の定例会は予定通り、第4土曜日に開かれます。

 

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「不登校新聞」の紹介

2015/10/18

不登校新聞をご存知でしょうか?

 

「不登校新聞」とは、日本で唯一の不登校・ひきこもりの専門紙です。

 

特徴は、なんといっても不登校・ひきこもり当事者の声が豊富であることです。過去15年間の歴史で、親御さんも含め1100人の方が登場したそうです。

 

また、不登校に関するニュースはもちろん、学校以外の居場所情報、相談先になる「親の会」情報も掲載されています。

 
不登校における最大の不安の一つは、将来に対する不安です。

 

不登校新聞には、過去に不登校を経験し、それを乗り越えて生きている方達が多く登場します。子供さんや親御さんが共感できて、勇気づけられる多くの事例がたくさん掲載されています。

 
ある生徒の言葉です。
「自分だけが悩み苦しんでいる、という孤独感から逃れることができたのは、不登校新聞を読んだから」

 
その他、これまでに多くの識者や文化人のインタビューも掲載されました。今年に入ってからも、女優の樹木希林さんや、脳科学者の茂木健一郎さん、そして、10月15日発行の最新号には、俳優の斎藤工さんが不登校新聞に登場しました。

 
不登校新聞は月2回の発行で月額820円(税込み)です。
関心のある方は、ぜひご購読ください。

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【いのちの暮らし祭り2015】

2015/10/15

石川県で唯一のフリースクールである、「ワンネススクール」が毎年恒例となっている「いのちの暮らし祭り」を今年も開催します!週末、お天気も良さそうなので、お時間のある方はドライブがてら行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

【いのちの暮らし祭り2015】

 

 「もったいない、ありがとう、お互いさま」といえる 循環型の暮らしの知恵を身につけよう!

 

今年は大変貴重な映像を記録し続けてきた「民族文化映像研究所」さんの作品上映会を行います!
クラフトや絵本の朗読、カプラ積み木や子育て相談もあります!
ただのんびりしにくるのもよし。運動場で思いっきり遊ぶのもよし!

 

秋も深まる鳥越の里山、旧保育所の木造校舎でまったりのんびり遊んで学んでみませんか??

 

【日 時】2015年10月17日(土)10時~16時
【費 用】入場は無料、各部屋で有料のものもあります。
【場 所】ワンネススクール鳥越校舎
(〒920-2362 石川県白山市別宮町ロ8)
http://ameblo.jp/npo-oneness/entry-11802118010.html

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