活動報告

イベントのお知らせ 『おーぷんはうす合宿』

2016/07/15

来月の8月7日(日)に、毎年恒例の「おーぷんはうす合宿」が開かれます。

 

今回のテーマは、『若者トーク』〜親・おとなに言いたいこと〜です。過去に不登校を経験した若者が6〜7名集まり、当時を振り返ります。

 

「不登校をしていた時、どんな気持ちで家にいたのか?」「当時、親に何をして欲しくて、何をして欲しくなかったのか?」「不登校から立ち直るきっかけは何だったのか?」「現在、何をしてるのか?」など、不登校を経験した10〜20代の若者のリアルを直接聞くことができます。

 

現在、不登校で悩まれている親御さんにとっては、彼らの言葉を通して、様々なことに気づく絶好の機会になるのではないでしょうか?

 

また、午後9時〜は交流会が開かれます。今回は、「子育てハッピーシリーズ」の著者で知られる、精神科医でスクールカウンセラーの明橋大二さんも参加されます。不登校や子育てについて質問できる良い機会です。遅い時間になりますが、関心のある方は交流会にもぜひご参加ください。

 

参加申し込みの〆切は、7月25日(月)です。

 

 

【場所】湯涌創作の森(金沢市北袋町ヱ36番地)TEL 076-235-1116

 

【日時】8月7日(日)
夕食:午後5時〜6時、研修:午後6時30分〜8時30分、交流会:午後9時〜

 

【費用】宿泊2500円、日帰り(夕食、研修、交流会含む)1500円、研修のみ1000円、学生(小中高大生)500円、幼児300円

 

【問い合わせ】TEL 076-241-3953(小林)
※参加申し込みは7月25日までにお願いします。

 

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私立高校のご紹介❼ 小松大谷高校

2016/07/14

今回は「小松大谷高校」をご紹介します。

 

小松大谷高校は、校舎を新しくしただけでなく、近年、学習面においても大きな成果をあげています。今春、国公立大学に16名の現役合格を達成しています。

 

コース編成ですが、特進コース、進学コース、教養ビジネスコース、体育科の4つがあります。特進コースは、国公立大学や難関私立大学の合格を目指します。進学コースは、国公立大学や中堅私立大学の合格、教養ビジネスコースは、就職希望者や進路未決定の進路指導を行います。体育科は、運動の理解と実践を通して心身を育てます。

 

優遇措置は、専願受験が前提ですが、専願で+10点、3年間皆出席で+5点、家族に卒業生や在学生がいれば+5点、英検・漢検などで+5点と最大で+25点受け取ることができます。

 

奨学金に関しては、特進推薦・進学推薦入学者のみが対象になります。特進コース・進学コースともに学力試験の得点順位でランクが決定し、そのランクによって受け取る奨学金が変化します。

 

ある特Aの生徒は、授業料無償のうえに、入学金6万円、施設設備費3万円、毎月の施設維持費3千円が支給され、毎月の奨学金28100円も支給されます。奨学金は返還する必要はありません。

 

一般入試は、国語・英語(リスニング含む)・数学or社会の合計3教科に加え、面接・適性テスト(体育科のみ)・書類審査があります。

 

◎体験入学は、7月27日、28日の2日間です!

 

 

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高校入試情報❸ 数学

2016/07/13

今回は「数学」です。

 

7つの大問構成、小問23問での問題構成は去年と同じでした。数学がやや苦手な生徒の目線で振り返りたいと思います。

 

大問1は、例年通り小問集合で全体的なレベルは去年よりやや易しめでした。数学が苦手な生徒にとっては、ここでの取りこぼしを防ぐことが何より重要になります。しっかり30点を稼ぎたいところです。

 

大問2、3、6、7の⑴の問題は、例年通り基本的な問題が出題されました。ここでの配点はいずれも3点であり、取りこぼしなく正解すれば12点です。

 

大問5の作図問題は、毎年8点の配点がなされております。途中点をねらうこともできるので、安易にあきらめずに取り組む姿勢が大切です。今年は、やや易しめでしたので、基本的な知識があれば十分に満点解答できた人は多かったはずです。

 

大問4の方程式の問題は、例年配点が10点なので、とりあえず向き合って欲しい問題です。式をつくることができれば途中点になるので、あきらめずに粘り強く挑戦して頂きたいです。

 

その他、大問2、3、6、7の⑵も得点が期待できる問題です。日頃、ある程度の問題慣れがあれば十分に対応可能です。

 

数学は過去10年間の平均点が48点となっており、他の4教科と比較すると4〜7点低いです。途中計算を必ず書いて、ケアレスミスを防ぐ意識を徹底しましょう。

 
【対策】数学が苦手な場合、大問1がとにかく勝負です。そして、各大問⑴を確実に正解しようとする意識を持ちましょう。一部は解けない問題はあるかもしれませんが、大問1の30点と合わせて、これらだけで42点の配点です。今回の数学の平均点は48点だったことを考えると、基本問題を正解するだけでも平均点にぐっと近づきます。あと、作図は1日1問の練習を欠かさずにやることで必ず上達します。数学が苦手でも、作図は得意になることは十分可能です。作図ができれば、平均点超えも見えてきます!

 

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高校入試情報❷ 国語

2016/07/12

今回は「国語」についてです。

 

4つの大問構成は例年通りでした。得点源にしたい漢字の読み書きは、今年も昨年同様に基本的なものばかりでした。毎年、漢字の読み書きは16点の配点なので、普段からコツコツ取り組むことで取りこぼしを防ぎたいです。

 

一方で、文章記述の問題は、昨年より1問増えました。特に、字数制限のない記述問題と八十字の記述問題は、まとめにくく難易度は高く感じました。

 

大問3の古文は、昨年と比較すると、読みやすく読解しやすい問題でした。設問もある程度解きなれていれば、易しく感じたと思います。

 

大問4の課題作文は、久々にグラフを見て意見を書く問題になり、近年の中では書きやすい課題作文になったと言えます。

 

今年の平均点は、昨年と同じく54点でした。国語の記述レベルが上がったにもかかわらず、過去5年と比較して標準的でした。

 

【対策】課題作文や文章記述の問題は、満点解答にこだわらず、少しずつ途中点を積み重ねていくことが大切です。すぐにあきらめず、粘り強く取り組む姿勢を見につけましょう。

 

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高校入試情報❶ 英語

2016/07/11

今年の3月に実施された石川県の公立高校入試は、英語の出題形式が大きく変わりました。

 

まずは、大問1のリスニング問題は今までの頭文字によるヒントがなくなり簡単ではなくなりました。

 

また、大問2では、得点源にしやすかった並び替え問題はなくなり、文章中の空欄に4択で一文を入れるものに変更されました。

 

続いて、大問3の会話文は、2人~3人が登場する通常の会話文ではなく、登場人物が7人という会話文で、内容把握が複雑になり、文章量も例年より非常に多くなりました。

 

最後の大問4の長文読解の設問構成も、大問2と同じく今年は大きく変わったと言えます。それは、昨年まで長年の間、大問5として独立していたはずの英作文が、問6に組み込まれる形となったからです。

 

従来、石川県の公立高校入試の英作文問題は、ある程度練習することで、受験生が確実に得点源にできる問題でした。しかし、長文の内容に合った「まとまりのある4文」という出題は、長文の内容をしっかり把握していないと全く太刀打ちできず、ハイレベルの問題になってしまいました。

 

このように、今年の英語は昨年と比較して難易度が上がり、小手先の対策だけでは通用しなくなった感があります。先日発表された今年の英語の平均点は、昨年よりも4.3点低い50.5点でした。来年の出題形式が従来の内容に戻ることは考えにくいので、今後さらに英語を強化していく必要性が高まりました。

 

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イベントのお知らせ 『ユニバーサル・ジャンプ・サマー』

2016/07/10

夏休みがもうすぐ始まります。どこかに遠出する機会を考えている親御さんや、家でアニメ動画を見るのが好きな子供さんに朗報です!

 

大阪の人気テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」と、 「週刊少年ジャンプ」がコラボした期間限定イベント「ユニバーサル・ジャンプ・サマー」が、2016年7月1日(金)から9月4日(日)にかけて開催されています。

 

数々の名作を世に送り出してきた、日本を代表する少年マンガ誌『週刊少年ジャンプ』と『USJ』との史上初の本格コラボがついに実現しました!

 

あらゆる国や世代を超え、絶大な人気を誇る「ドラゴンボール」「ONE PIECE」「DEATH NOTE」3作品の世界が、USJならではのワールドクラスのクオリティで、驚愕のアトラクションになります‼︎

 

さらに、ユニバーサル・ジャンプ・エキシビションでは、『週刊少年ジャンプ』人気作品が大集結します。初の本格コラボだからできた、ファン必見の展示イベントです。ここでしか見られない『ジャンプ』の世界を体感できます!

【展示作品】
僕のヒーローアカデミア / ハイキュー!! / こちら葛飾区亀有公園前派出所 / BORUTO / ドラゴンボール / DEATH NOTE / ONE PIECE

 

「USJ」と「ジャンプ」の世界を通して、親子で共有・共感できる絶好の機会です。今年の夏休みは、親子でUSJへ出かけてみませんか?

 

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私立高校のご紹介❻ 尾山台高校

2016/07/09

今回は尾山台高校をご紹介します。

 

尾山台高校には、特進コースと普通コースがあります。特進コースはさらに二つに分かれ、特進Ⅰコースは、国公立大学や難関私立大学を目指すコース、特進Ⅱコースは、大学進学を目指して勉強に力を入れながら、部活動にも全力で取り組むコースです。

 

一方、普通コースも二年次より二つのコースに分かれます。普通コース文系理系は、大学や専門学校への進学を希望する生徒が集まるコース、普通コース文化教養系は、就職して自立した社会人になるための準備を行うコースで、平成24年度には就職率100%を達成しています。

 

合格ラインは、一般入試で特進コースは約300点、普通コースは約150点となっています。

 

優遇措置としては、専願や英検・漢検・数検3級以上、家族が卒業生であるとき、入試合計点がボーダーライン上にある場合にのみ考慮されます。具体的な加点の内容は明らかになっていません。

 

奨学金制度は、推薦入試で合格した場合に、より高い恩恵を得ることが可能な制度になっています。授業料免除の他に、入学金や施設協力金の支給、交通費の支援が受けられます。また、一般入試においては、350点程度以上の点数で合格した場合、奨学金を受けられる制度があり、最大で月額2万円となっています。また、国公立大学へ進学した場合、大学一年次の授業料について最高50万円を支援する制度もあります。

 

その他の特徴として、県内の公立進学校から優秀な先生を迎えたり、姉妹校特別推薦枠も充実しているので、一般入試で合格が難しい大学に入学しやすい点も魅力です。

 

なお、特進コースの推薦入試は、公立高校の併願を可としています。充実した奨学金制度を考えると、将来の大学進学を考える生徒にとっては非常に魅力的です。

 

体験入学は、7月29日と8月21日の2日間です!

 

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不登校(ひきこもり)を未然に防ぐために家族ができること❷

2016/07/08

もちろん、意図的に周波数を合わせて共感するためには、相手の好きなことや関心を持っているものを知らなければなりません。

 

したがって、子供が何に対して興味を抱いているのかを知る努力が、親御さんに求められます。

 

そして、家族が普段から子供に共感することが多ければ多いほど、学校で何かあった時に、子供は家族に相談しやすくなります。多くの悩み事や心配事は、早いうちに相談すれば大きくなることはありません。病気と同じく早期発見、そして早期相談が何より大切です。

 

とりわけ、「感受性が強く、敏感で繊細」な気質の子供がいるご家庭には、強く心がけて頂きたいです。また、責任感の強い性格であっても、頑張りすぎてしまうために心身が疲れやすくなり、特に注意が必要です。

 

このように、常日頃から子供への共感を心がけて、「子供が家族に相談しやすい環境」を作ることが、不登校(ひきこもり)を未然に防ぐために家族ができる第一歩であると考えております。

 

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不登校(ひきこもり)を未然に防ぐために家族ができること❶

2016/07/07

これまでの17年間、家庭教師を通して多くのご家庭で、不登校(ひきこもり)の生徒さん達や、その親御さん達に接してきました。一言で不登校と言っても、百者百様です。「学校に行きたいけど学校に行けない生徒」と、「学校に行きたくないから学校に行かない生徒」を区別するだけでも、対応は大きく違ってきます。

 

不登校には本当に様々なケースがありますが、ベストなのは不登校(ひきこもり)を未然に防ぐことです。今回は、不登校を未然に防ぐために家族ができることについて考えたいと思います。

 

ふだん、家庭教師として仕事をする時に心がけているのは、生徒一人一人に合った接し方をすることです。例えると、ラジオを聴く時に、聴きたい局の周波数を合わせるようなイメージです。当然ですが、周波数を合わせないとラジオを聴くことはできません。雑音が聞こえたり、無音になったりします。

 

同様に、生徒一人一人にも異なる周波数があり、それぞれの周波数に合わせる必要があります。周波数を合わせることで、彼らの顔に笑顔が見られ、ようやく本当の声が聞こえてきます。うまく合わせられなければ、文句が聞こえてきたり、無視をされたりする時もあります。

 

ここで、〝周波数を合わせる〟というのは〝共感する〟ということです。不登校(ひきこもり)の生徒さんに限らず、人間は共感してもらえることで嬉しくなり、会話もはずみます。仲の良い友達とは、もともと周波数が同じなので、無意識に多くの共感をしあい、笑顔で会話ができているでしょう。

 

続く。

 

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書籍案内『10歳からの見守りBOOK』

2016/07/06

今回は、西野博之さんの「10歳からの見守りBOOK」をご紹介します。西野さんは、神奈川県川崎市で30年間、不登校やひきこもりなど子供の居場所づくりに取り組んできました。

 

サブタイトルに「ゆる親」とあります。「ゆるキャラ」や「ゆるヘア」など、「ゆるい」という言葉は、たいていの物をやわらかいニュアンスに変化させ、なにか安心できるイメージを与えます。

 

でも、「ゆる親」と聞いて、どう思われますか?正直、「子育てをしっかりしていない、てきとーな親」と思う方は少なくないかもしれません。安心できるイメージから離れている感じがします。なぜ、そう思うのでしょうか?

 

おそらく「教育」に関して、「真面目に子供に向き合う親の姿勢こそが、子供を正しい方向へ導く」というイメージが、あまりにも強く社会に蔓延しているからでしょう。

 
本書で書かれているのは、「先回りしないこと」「失敗すること」の大切さです。先回りの「転ばぬ先の杖」が多すぎると、子供は失敗を恐れて挑戦しなくなります。その結果、社会に出ることに対する不安につながります。

 

つまり、失敗に対する免疫があることで社会性が身につきます。親も失敗し、子供も失敗していいんです。社会性というと、とかく学校へ行くことが必要だと思われがちですが、家庭での「ゆる親」の存在が第一に必要だと気付かされます。

 

特に印象的だった言葉です。

「不安を植えるより、安心の種をまきましょう。人を信じられると思えたら、そこに社会性が育ちます」

 
家庭教師を通して感じることは、不登校で苦しんでいる子供にとっては、「今」を考えることで精一杯だということです。一方で、その親にとっては「将来」を考え、先回りすることで精一杯になりがちです。この両者の違いが、あらゆる場面で大きなズレを生む原因になります。

 

「学校へ行って勉強しないと、将来大変よ」といくら不安をあおるような言い方をしても全く効果がなく、むしろ逆効果になる理由がここにあります。先回りせず、〝いまここ〟の子供の気持ちに寄り添う姿勢が求められます。

 

西野さんの言うように〝大丈夫〟のタネをまくことこそが、不登校の子供に何よりも必要なのではないでしょうか?

 

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