最近のニュースから

最近のニュースから❷

2017/05/07

この男子児童が嘔吐させられ床掃除をさせられた時間帯には、彼のクラスメイトも当然そこにいたはずです。

 

その時の一部始終を見てしまったことにより、敏感・繊細な生徒さんは、「給食を残せば、自分もあんな目に合わせられる」と大きなショックを受けたでしょう。

 

また、その光景を目の前にして、まるで自分が怒られているかのように感じて、緊張し怖い思いをした生徒さんもいるのではないでしょうか。

 

今回の件を最大限に反省し再発を防ぐためにも、直接的に被害を受けた男子児童に加えて、近くにいたはずのクラスメイトも少なからず被害を受けた可能性があることも含めて認識する必要があります。

 

「子どもと関わる大人一人一人が、敏感で繊細な生徒さんの目線に立って考え行動することが大切である」

 

それを改めて強く意識させられた今回のニュースでした。

 

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最近のニュースから❶

2017/05/06

先日の新聞報道で、富山県小矢部市の市立小学校で今年1月、嫌いな給食のおかずを残した当時4年生の男児に無理やり食べさせ、嘔吐させたとして、50代の女性教諭が担任を外されていたことが分かりました。

 

その教諭は、「自分で汚したのだから自分で掃除しなさい」と、その男児に床掃除をさせたとことも明らかになっています。

 

教室で、おそらくクラスメイトが見ている前で嘔吐させられ、どれだけ辛く屈辱的だったか。それだけで終わらず、嘔吐した後の床掃除までも、その男児は一人でさせられたわけです。これは教育ではなく虐待です。

 

当時の光景を想像し、その男児の心中を思いやると、何とも言えない気持ちになります。

 

この50代の女性教師は、今までの長い教員生活で、このような行為を何度繰り返してきたのでしょうか。たまたま今回の件で明るみに出たわけですが、これと同等の行為をしてきたのだとすれば、非常に罪は重いです。

 

先日、「敏感だと感じる瞬間」で、給食の時間に受けるプレッシャーについてお伝えしましたが、今回の件は敏感とかプレッシャーとかで語る次元の問題ではありません。こんな仕打ちを受けたら、「学校に行きたい」と思えなくなるのが自然です。

 

その後、この男子児童に対する心のケアが十分にされて、5年生になった現在、元気に通学できていることを願うばかりです。

 

しかし、ここで本当に注意しなければならないことは、この酷い行為の被害者は、『この男子児童だけではない』ということです。

 

続く。

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