活動報告

発達障害と不登校❶

2016/03/04

発達障害とは、子供の頃にあらわれる脳機能の発達の障害のことであり、いくつかのタイプがあります。

 

文部科学省の調査によると、特別支援学校や特別支援学級に在籍する生徒の割合は、小中学生全体の約3.3%。これとは別に、通常学級で学んでいるものの、指導に携わる複数の教員が「発達障害の可能性がある」と判断している生徒は約6.5%。

 

両方合わせると、10%近くになり、およそ10人に1人が何らかの支援を必要としている現状があります。いまだに世間一般にはあまり知られていないかもしれませんが、非常に重く受けとめなければならない事実です。

 

 

では、発達障害と不登校について、何か因果関係はあるのでしょうか?

 

例えば、発達障害の一つの特徴として、感覚が過敏で繊細であるがゆえに、集団生活である学校になじめない場合があります。その結果として、不登校になるケースがあります。以前、ご紹介したHSP(感受性が強く、人一倍敏感な人)と似ている部分です。

 

ただ、多少のトラブルを起こしても学校に通う発達障害の生徒さんもいらっしゃるので、発達障害だから不登校になるというわけではありません。もちろん、「不登校になったから発達障害なのではないか」という理屈も間違いです。

 

一つ言えることは、「親御さんによる家庭での接し方はもちろん、支援を行なう学校の先生や、一緒に勉強するクラスメイトなど、周囲の環境による部分が大変大きい」ということです。

 

 

では、発達障害の生徒さんをサポートするために、周囲にできることは何でしょうか?

 

次回へ続く。

 

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