活動報告

積極的に待つこと❷

2017/10/11

ところで、「ゲームや動画ばかりで、元気そうに見える」という話をよく聞きます。

 

でも、彼らの話を耳を傾けると、多くの方は学校へ行けないことで自責の念にかられています。

 

昼間にカーテンを閉めたり、昼夜逆転になるのも、その表れの一つです。夜中に目が覚めたり、円形脱毛症になってしまう方もいます。

 

そのような段階では、彼らに安心感を与えつつ、見守る姿勢が求められます。

 

仮に、親御さんが何かを提案したり誘ったりしても、まだ受け入れられない段階です。

 

そして、個人差はあるものの、少しずつ元気になると、家族と会話する頻度が高くなり、外出する機会が増えてきます。または、「暇だ〜、暇だ〜」と言うようにもなります。

 

このような段階になって初めて、「積極的に待つこと」が必要になるのです。

 

これまでの事例では、ある程度の元気を取り戻した後、周囲から何かを提案されることを待っていた生徒もいました。

 

したがって、ひたすら「見守る」や「待つ」の対応だけでは、十分ではないと言えるでしょう。

 

重要なのは、生徒の表情やしぐさなどを慎重に見ながら、その段階に適した待ち方や接し方をすることではないでしょうか。

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