活動報告

『プラス1』の言葉❸

2017/05/27

「後で読んでください!」と、はにかみながら手紙を渡しくれました。

 

驚きましたが、本当に嬉しい瞬間でした。

 

彼と別れの挨拶を終えた後、次の指導先へと急いだせいもあり、その手紙を読むことをすっかり忘れてしまいました。

 

その後、その日の深夜になり、仕事が終わって帰途に就いた時、彼から頂いた手紙のことを、ふと思い出しました。

 

すぐに、近くのコンビニの駐車場に車を停め、店内からの光を頼りに「拓哉先生へ」と書かれた手紙を読み始めました。

 

生徒から頂いた手紙なので、読んでいる途中から、目頭が熱くなるのは間違いないのですが、彼の手紙の中には、僕にとって励みになる言葉が並んでいました。

 

一部を要約すると、次のように書いてありました。

 

「毎週、先生に会うたびに『プラスの言葉』をもらえるのは、とても勇気づけられました。毎週、『プラス1』くらいの勇気をもらいました。その後、先生に会う次の週までに、もらった勇気を消費してしまい、『0.5』くらいに減りました。でも、その『0.5』は僕にとって、とても大きなものでした。僕の体の中に、少しずつ勇気がたまっていくのを感じられたからです。その勇気は、二週間で『プラス1』になり、四週間で『プラス2』というふうに、徐々にたまっていきました」

 

続く。

 

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