活動報告

『プラス1』の言葉❶

2017/05/25

今日はある男子中学生について書きます。

 

彼は、去年の夏頃から友人関係の悪化などが理由で教室に入れなくなり、それ以降は、学校を休んだり、学校に行った時は支援室で過ごしてきました。

 

週に一度のペースで、彼を訪問するようになったのは、去年の9月からでした。

 

その週によって、彼の気持ちに浮き沈みもあったのですが、毎週同じ曜日の同じ時刻に会うことができました。一般的に、生徒さんによっては頻繁に調子が悪くなることがあり、必ずしも毎週お会いできるとは限りません。

 

彼に会った時は、その時期の彼の関心事に耳を傾けることが基本姿勢でした。カードゲームを一緒に楽しんだり、ボカロ(音楽)を一緒に聴いたり、動画を一緒に観たり、マインクラフト(スマホのゲーム)の世界で一緒に何かを作ったこともありました。

 

彼だけでなく、どの生徒にも共通して言えることですが、好きな事を話す時の表情は生き生きしています。こちらが何か質問すると、彼は熱心に、そして嬉しそうに答えてくれました。

 

子どもに限ったことではありませんが、自分の関心事を誰かと共有できるのは楽しいでしょうし、嬉しいに違いありません。

 

続く。

 

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