活動報告

不登校とHSP❷

2015/05/07

不登校を少なくするために大切なことは、多くの人たちがHSPについて正しく理解することです。

 
HSPを正しく理解することによって、自分に合った環境、学校や職業を選ぶことができます。

 

例えば、HSPである子供(HSC=Highly Sensitive Children)の場合、HSPの存在を知り、正しく理解して生きていくのと、HSPの存在を全く知らない状態で生きていくのとでは、環境や学校、その先の職業の選択も含めて、生き方が180度変わってくるでしょう。

 

騒がしい都市の学校が嫌なら、静かな地方の学校を選べます。人数規模の大きい学校に通うことが苦痛なら、人数規模の小さい学校に通うことを選べます。こうして、HSPを理解することで、適応できる環境や学校を意識的に選択することが可能になり、不登校になりにくくなります。

 
また、HSPである子供(HSC)を持つ親の場合、HSPのことについて全く知らなければ、子育てについて必要以上に悩んだり、子供と分かりあえず衝突する機会が増えます。一方で、HSPについての知識があれば、子供と適切にコミュニケーションをとれる時間が増えます。

 

HSPである子供(HSC)の話に共感し耳を傾ける機会を増やすことは、学校で感じるであろう子供のストレスを和らげ、不登校になる可能性を低くできます。また、子供の進路について話し合う際、HSPを考慮しつつ、本人に合った環境、学校や仕事を、子供と一緒に考えることができます。

 
したがって、自己肯定感という点から考えても、本人や周囲の人たちがHSPを正しく理解すること、それが自己肯定感を高めることにつながります。

 

つまり、HSPの知識を正しく理解すること自体、不登校の対策をおこなうことになり、不登校に対して絶望的に悩んだりする人の数を減らすことができるでしょう。

 

 

 
次回へ続きます。

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