活動報告

親の会でのひとコマ『ゲーム依存への不安』

2016/09/27

ある親の会で、ゲーム依存の不安についての話が出ました。

 

これについては、親の会でよく議論される話題の一つなんですが、これまでの一般的な事例から気付くことをお話したいと思います。

 

学校に行かなくなり、どうしても家にいる時間が多くなると、携帯ゲームをしたり、動画を視聴する時間が増えがちになります。

 

多くの親御さんからは、ゲーム依存にならないかを心配する声があがります。朝から晩までゲームに没頭する姿を、一番近くで見ているわけですから無理もありません。

 

今までに関わってきた方を振り返ると、確かに多くの生徒さんは、ゲームだけに没頭する時期がありました。ただし、ほとんどの場合は、一定期間、ゲームをしたり動画を視聴することに没頭した後、それ以外の他のことにも関心を示し始めます。

 

一時的にゲームなどに没頭する期間を経ると、他のことに関心を示すためのエネルギーが溜まるのではないでしょうか?

 

つまり、ゲーム依存を恐れるがあまり、ゲーム器を取り上げてしまうと、そこから先に広がるであろう可能性が閉ざされることになりかねません。

 

結果的に言えば、不登校初期段階は、ゲームでも何でも、好きなことに没頭させる段階です。ある程度、没頭してエネルギーがたまれば、相変わらずゲームは続けるものの、ゲーム以外のことにも関心を示す次の段階に進むと思われます。

 

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