活動報告

親の会でのひとコマ『気持ちをていねいに聴く』

2016/09/21

過去に不登校やひきこもりを経験し、現在は専門学校に通っている娘さんが、「今日は学校に行きたくない」と話したことがあったそうです。

 

その後、親御さんは事情を娘さんから聴いた上で、「そんなにしんどいなら、今日はお休みしてもいいんじゃない?」と答えました。そう言われた娘さんは、「やっぱり1時間だけでも学校に行ってくる」と言って出かけたそうです。

 

子供の気持ちに寄り添い、共感し理解することは、単に甘やかすこととは違います。中には困難な状況にも動じず、どんどん前進していく子供もいるかもしれません。一方で、繊細で敏感な子供もいます。それぞれのタイプに応じた対応をすることが大切です。

 

繊細で敏感な子供が、学校で辛く不安な状況に直面したとします。その際、「頑張って乗り越えなさい」と単に厳しい言葉をかけたとしても、さらに子供を追い込んでしまい、状況が改善する可能性は低いでしょう。

 

そうではなく、子供の気持ちを丁寧に聴いて、その思いを受けとめてください。それが継続されることで、今回の娘さんのように、子供の苦しみや辛さが和らぎ、頭の中が整理され、行動しやすくなります。

 

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