活動報告

今、不登校をふりかえって〜子供の視点と親の視点〜 No.2 ❹

2016/09/13

ーー子供が学校に行かなくなってしまった時、親はどんな言葉をかければ良いと思いますか?

 

杉田さん  何も言う必要ないというか、そっとしておくことが一番良いと思います。そのほうが、自分で考えられる余裕が生まれると思います。

 

ーー「そっとしておく、見守ること」が大切だということですね。親は、つい何かを言いたくなってしまいますが、杉田さんのお話から、「子供が考えて、子供が決める」が可能になるためには、子供を信じて見守る姿勢が必要であることに、改めて気付かされます。

 

杉田さん  少なくとも、私はそっとしてもらったことで余裕が生まれ、自分で考えて決断できた気がします。

 

ーー現在、学校に行くことができずに悩んでいる小・中学生たちに、どういう言葉をかけたいですか?


杉田さん 「高校からでも全然大丈夫だよ」と言いたいです。実際に、私は小学2年の途中から高校生になるまで、全く学校に行きませんでした。それでも、現在高校生になって学校に通うことができています。もし、「高校に行きたい」という、自分の気持ちがあれば、なんとかなると思います。

 

ーー杉田さんが言われることによって、勇気づけられる方はたくさんいらっしゃると思います。最後に、杉田さんの今後の目標を教えて頂けますか?


杉田さん 私の将来の夢は、通訳の仕事をすることです。まずは、韓国語を学ぶことができる大学に進学したいと考えています。

 

ーーとても素敵な夢ですね。勉強がんばってください。応援しております。今日は本当にありがとうございました!

 

「親の視点」へ続く。

 

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