活動報告

親の会でのひとコマ『ゲーム機を取り上げるべきか?』❶

2016/08/06

各地の親の会に顔を出していると、定期的に話題にあがる親御さんの悩みの一つに、子供のテレビゲーム依存に対する不安があります。つい先日も、ある親の会で「ゲーム機を取り上げるべきかどうか」についての議論がありました。

 

これに関して、いま一度考えてみたいと思います。

 

まず、子供がゲームを毎日長時間するには理由があります。二つに分けて考えてみます。

 

一つは、「テレビゲームを心から楽しくて、好きで夢中になってやっている場合」です。この場合の子供の表情はキラキラして輝いています。

 

ゲームに夢中の時は、遠くから大声で呼んでも聞こえないので、近くまで寄っていき、「あと何分くらいでセーブできそう?」とか「レベルはいくつまで上げればOKなの?」など、子供の都合を聞くようにすると親の話にも聞く耳を持ってくれます。

 

1日にするゲーム時間を決めることも一つの方法かもしれません。ただ、「ゲームをやり過ぎてはいけない」という親の価値観を押しつけるよりも、「ゲームが好き」という子供の価値観を認めて共感してあげるくらいの姿勢を持った方が、子供も親の話に耳を傾けてくれるのではないでしょうか?

 

確かに共感することは、親御さんの気持ちに余裕がないと難しいことかもしれません。さぞかし仕事や家事で疲れているでしょう。それでも、子供に共感しようとする意識を持つことは非常に大切です。

 

したがって、ゲームに関するルールを決めるにしても、この意識を持ったうえで決めることが一番望ましいと思われます。

 

もう一つは、「向き合いたくない現実があって、何となくテレビゲームを続けている場合」です。

 

続く。

 

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