活動報告

『話を聴いてもらう場所』❷

2016/06/15

一方で、こんな声もあります。「親の会には、できれば参加したいと思っています。でも、初対面で、しかも複数の人たちの前で、自分の気持ちを打ち明けることには抵抗があるし、非常に勇気が必要です」

 

確かに、その通りです。人前で話し慣れた方でなければ、複数の見知らぬ人前で緊張するのが普通です。そのうえ、非常にプライベートな内容を打ち明けるわけですから、勇気が必要なのは当然です。

 

このような状況で話すこと自体、おそらく多くの人にとっては初めての経験かもしれません。したがって、「親の会」の参加に対して躊躇されることは、むしろ自然な感じがします。

 

不登校で悩んでいる親御さんの全体数のうち、どれだけの割合の方が「親の会」に足を運ばれているでしょうか?正確な数字は分かりませんが、かなり少数派であることは間違いありません。

 

ここで思うことは、「多様な学びの選択肢があって良いのと同様に、『話を聴いてもらう場所』においても多様な選択ができたほうが、多くの人たちにとって望ましいのではないか?」ということです。それぞれに合った『話を聴いてもらう場所』の形があってもいいはずです。

 

続く。

 

image

メイクフレンズ

カテゴリー別アーカイブ

通信制高校サポート校 リモート家庭教師 吐露カフェ メイクフレンズ みんなの家庭教師とは みんなのQ&A