Clubism(クラビズム)3月号に掲載されました!

Clubism(クラビズム)3月号に掲載されました!

2020/02/22

2月20日に発売されたClubism(クラビズム)3月号に掲載された記事を一部抜粋しました。

 

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(今月の授業テーマ)自己肯定感の育て方。

 


日本の若者の自己肯定感、国際比較では最低レベル。

 

編集N  昨年6月に内閣府が発表した「子ども・若者白書」によると、 日本の若者は韓国・欧米の6カ国と比較して自己肯定感が最も低いことが判明。今回は長年不登校の子供達の家庭教師を続け、様々なメディアで自己肯定感の重要性を説いている 『みんなの家庭教師』の代表・工藤先生にお話を伺います。早速ですが、日本人は国際的にトップクラスの学力にもかかわらず、なぜ自己肯定感が低いのですか?

 

工藤先生  勘違いされている方が多いのですが、自己肯定感とは何かができるとか優れているといった「能力」とは無関係なものですよ。

 

編集N  そうなんですか!? 人より自信があるからこそ自己肯定感が高まるのだと思っていました。

 

工藤先生  自己肯定感には様々な定義がありますが、私は「生きている価値があると思える気持ち」だと考えています。一方で、仕事や勉強、スポーツなどで得られるのは「能力」に対する自信です。それも大切なのですが、自己肯定感がなければ十分とは言えません。一部のアスリー トが引退後に不祥事を起こすのも、称賛された能力を失って生じた寂しさから、悪い仲間や薬物に救いを求めてしまうためでしょう。しかし、自己肯定感という土台があれば、挫折や困難に直面しても激しく落ち込むことはなく、精神的に安定した人生を過ごしやすくなるのです。

 

 

自己肯定感の育成を阻む日本特有の社会通念とは。

 

編集N  では、なぜ日本人の若者の自己肯定感は低いのですか?

 

工藤先生  一つは「皆と同じが安心」という日本の社会通念が大きく影響しています。例えば、一人でいることを好む生徒が「一人でいないで皆と遊びなさい」と言われた場合、「一人でいる自分はダメなんだ」と感じて自己否定しやすくなります。また、「〇〇できてえらいね」と結果だけほめるのも、「できなければ価値がない」という誤認を与えかねません。子供の良し悪しをひっくるめてありのままを認める必要があるにも関わらず、大人が考える良い子へと矯正し過ぎることで、自己肯定感を育むことから遠ざかっているのです。

 

編集N  ううっ、耳が痛いです…。

 

工藤先生  また、親が忙し過ぎて良好な親子関係が築けていない状況も。 家族のために一生懸命稼いでいるのに…と考える方も多いでしょうが、 金銭的な援助に子供が感謝するのはかなり大きくなってから。幼少期には何があっても安心だと思える「心の安全基地」を持つことが重要で、愛してくれる家族と家庭環境がその役割を担っているのです。

 

 

自己肯定感を育むには、他愛のない親子間雑談を。

 
編集N  子供の自己肯定感を育む具体的な方法を教えてください。

 

工藤先生  幼少期は物質的に満たす甘やかしではなく、ハグや言葉による愛情表現で甘えさせましょう。 加えて、子供が何かを決める際はむやみに選択肢を奪わず忍耐強く待つこと。たとえ決めるのが遅くても 「早く決めなさい」と言うのではなく「そんなあなたもOKだよ」と認める接し方でありたいですね。

 

編集N  あまり甘えさせずに育てた場合、どう接したら良いでしょうか?

 

工藤先生  10歳以上、特に思春期の子供に、急にスキンシップで愛情を伝えるのは難しいですね。まず子供の話を丁寧に聞くのが良いでしょう。 話を聞く行為自体に「あなたを尊重している」というメッセージと姿勢が込められているからです。なお、注意点として親はすぐにアドバイスや説教をしがちです。また、日常会話が少ない関係では、子供は話す気が起きるはずもありません。子供の興味関心に目を向け、まずは気軽に雑談できる関係を築きましょう。

 

 

『工藤拓哉先生が考える自己肯定感の育み方』

 
◎幼少期はハグや言葉での愛情表現を豊かに。家族で過ごす時間を設けよう。

◎物質的な「甘やかし」ではなく、情緒的な「甘えさせ」を惜しみなく。
◎結果だけをほめるのではなく、頑張った過程にも目を向けて、子供の喜びに共感しよう。

◎子供が自分で選ぶ機会を奪わないよう、大人は忍耐強く待つことを覚えよう。

◎説教やアドバイスばかりでは子供は会話する気にならない。 親子のコミュニケーションは雑談できる関係づくりから。

 

(今月の授業で学んだ事)
子供が幸せに生きるために不可欠な自己肯定感を育むため、愛情を伝え続けることこそ親の役割なのですね♡

 

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