活動報告

北陸中日新聞に掲載されました!

2019/08/31

8月30日(金)の「北陸中日新聞の朝刊」に掲載されました!

 

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2019年8月30日 北陸中日新聞 朝刊より

 

 

 

以下は、掲載された記事の一部を抜粋しました。

 

 

不登校は逃げじゃないよ 金沢や白山の団体 悩む子に呼び掛け

 

石川県内の多くの学校で三十日と九月二日に新学期が始まる。友人関係などの悩みを抱える子どもにとっては、気が重くなる時期だ。不登校の子どもらを支援する民間団体などは「学校に行かないのは『逃げ』じゃない」と、子どもや保護者に呼びかけている。(辻渕智之)

 

「学校に行かない本人は何にも悪くない。休んでいいんだよと国の法律も認めている」。金沢、白山両市でフリースクールを運営するNPO法人「ワンネススクール」の中村広太郎(こうたろう)さん(38)は強調する。

 

二〇一六年に成立した教育機会確保法は不登校の児童・生徒の休養の必要性を明記した。中村さんは「学校に行きたいけど行けないというジレンマを抱えた子が多く、休み明けに現実に引き戻される」という。スクールは新学期に合わせ、メッセージ「いま、苦しくて困っている人へ」をホームページなどに掲示する。

 

教育評論家の武田さち子さんは「本人が学校に行きたくない理由を言えない時は、より深刻な状態になるのかもしれないと思ってほしい」と指摘。子どもは言葉で表せなくても体でSOSを出している。要注意サインに目を光らせ、「『あなたのことをとても大事に思っている。悩んでいることがあればいつでも打ち明けて』と伝えてほしい」と保護者に訴える。

 

「学校に行かなくなったというのは、子どもの精いっぱいの意思表示。決して『逃げ』なんかじゃない」。フリースクール「リスタ金沢」(金沢市東山)のスタッフで教員免許を持つ山本晃子さん(44)も言う。同所は保護者が気軽に相談や交流ができる「リスタカフェ」を毎月第二、四水曜の午後一時半~三時半に参加費三百円で開いている。

 

フリースペース「みんなの居場所」を金沢市笠市町で運営する家庭教師の工藤拓哉さん(45)は、自分の生徒が命を絶った経験がある。教え子は不登校だった。「学校に戻らないと不安だと親が思っていると、子はそれを感じ取り追い込まれてしまう。いま学校に行かなくても大丈夫。頑張れば大学に行けるし、学校以外にもいろんな道があり、社会で自立して生きている人はたくさんいる」と話す。

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