活動報告

『メイクフレンズ・インタビュー』No.5 ❶

2017/01/11

今回は、中学2年生の慎吾君(仮名)と高校1年生の翔君(仮名)に話を伺いました。学年の差が2年ありますが、二人は同じ趣味を共有していることもあり、非常に気が合うようです。

 

中学2年の慎吾君は一年前に不登校になって以来、友達と会う機会が減りました。その後、メイクフレンズで同い年の生徒ではなく、少し年上の人を望んだのにも理由があったようです。

 

一方、高校生の翔君は、現在は通信制高校に通っています。不登校だったため、中学時代のほとんどを家で過ごしました。同じ境遇の慎吾君とは、趣味を通して気持ちが通じるようです。

 

 
ーー慎吾君と翔君が、ここで週に一度会うようになって、数ヶ月経ったね。慎吾君にとって、学年が二つ上の高校生と話すのは平気だったの?

 

慎吾君  同級生より、年上の人の方が話しやすいです。

 

ーー高校生のような、少し年上の人の方が話しやすいんだね。

 

慎吾君  楽に話せる感じです。

 

ーー楽なんだね。翔君はどうですか?

 

翔君  同じ趣味を持った人と話せることが一番楽しいかな。

 

ーー同じ趣味の人と話せることが一番楽しいんだね。

 

翔君  そうそう。僕は一人っ子で兄弟いないし、家族と趣味の話ができないから。

 

ーー家族とは趣味の話ができないんだね。

 

翔君  うん。今は通信制で、あまり学校に行かなくていいコースだし、同級生で趣味の話をする人もいないしね。

 

ーー今年は、趣味の話をできる人が増えればいいね。

 

翔君  今は慎吾君がいるし、あと一人くらいいてもいいかなって思う。

 

続く。

 

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