活動報告

『メイクフレンズ・インタビュー』No.3 ❶

2016/08/29

今回は19歳と20歳の男子2名にインタビューしました。山川君と森下君(ともに仮名)はともに高校を中退しており、先日、高校認定試験を受験しました。近い将来は大学進学をしたいと考えている二人ですが、いろいろ不安なことがあるようです。これまでの不登校・ひきこもりのことも含めて、多くのことを話して頂けました。

 
ーー高校認定試験はどうでした?


森下君  僕は日本史だけだったから、多分大丈夫かな。

 

山川君  僕は、割と多く受ける科目があって、理科系が少し不安です。11月に第二回もあるので、たとえ落とした科目があっても、次の試験で何とかしたいですね。
ーー本当にお疲れ様でした。ところで、二人が会うのは、今回で何回目ですか?


山川君  たしか、3回目です。前回会ったのは先月の7月だったと思います。

 

森下君  前回は、高校認定試験の前でした。山川君と楽しく話せたので、リフレッシュして試験に臨めた気がしました。


ーーそれは良かったです。実際に、メイクフレンズを利用した感想を聞かせてください。


森下君  僕の場合、人間関係が原因で不登校になって、高校を辞めてしまったので、それ以降、自分のことを知ってる同級生と会うのが嫌でした。メイクフレンズで一対一で会おうと思ったのも、それが理由ですね。ここなら自分を知ってる誰かに会う心配しなくていいので気楽です。それに、話題の合う人にも会えるし。

 

山川君  僕は、最近予備校に通い始めたのですが、ほとんど映像学習ですし、誰かと話す機会ないんです。挨拶をするぐらいならいますが、友達っていう感じではないですね。自分から話しかける勇気も出ないので、メイクフレンズを通して森下君と会えて良かったです。

 

ーー二人は趣味が合うので、初回から話が盛り上がっていたのを覚えています。ところで、現在不安に思っていることは何かありますか?


森下君  やはり、大学に進学したとしても、そこでの新しい人間関係がうまくいくか不安ですね。サークルに入ったり、アルバイトもしたい気持ちはありますが、「また人間関係で失敗したらどうしよう」って考えてしまうんです。高校時代に人間関係で失敗しているせいか、「なんでこんなに考えるんだろう?」と自分でも思うくらいに、今もいろいろ考えてしまいますね。

 

山川君  僕の場合は、家庭に問題があって、それが高校を辞める直接の大きな原因でした。ちょうど、兄が大学進学のために実家を出ることも重なってしまい、苦しい胸の内を明かす相手もいなくて、学校で勉強することが難しくなってしまいました。それから一年半の間、ひきこもり状態でした。正直、まだ家庭の問題をひきずっていますね。でも、こうして外に出れるようになったし、去年と比べると前進しています。

 

続く。

 

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