2018年3月の活動報告

心の内❷

2018/03/30

今回の作文を通して、彼の心の内を知れたことは良かったですし、書き終えた後、彼の表情はどこかスッキリしたように見えました。

 

この時期に作文を書くことは、彼の今までの気持ちを整理するために効果的だったと思います。

 

また、これからの新しい学校生活へ気持ちを整えるためにも、良かったのではないでしょうか。

 

みんなの家庭教師にとっては、彼の中学時代の様子を聞きながら、いろいろと考えさせられることが多かったです。

 

例えば、「家にいても心が休まらず、ゲームで罪悪感をかき消そうとしていた」は、他の方の経験談からもよく耳にします。

 

もし、彼の親御さんがゲーム機を取り上げ、全くゲームをさせないようにしていたら、どうなっていたでしょうか?

 

罪悪感をもっと強く感じて、苦しみを遠ざける手段を持たないまま、毎日を過ごさなければならなかったでしょう。それは、とても辛い状況です。

 

仮に、そのような辛い状況だったとしたならば、「全日制高校を受験したい」という気持ちさえ湧いてこなかったかもしれません。

 

続く。

 

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coconoma カフェ

2018/03/30

今年2月から毎週月曜日に、『coconoma カフェ』と題して、不登校の親御さん向けの交流会が開かれています。

 

場所は、金沢市小橋町にあるゲストハウス「KANAZAWA旅音」の1階です。古民家なので、自宅のような雰囲気の中、落ち着いて会話できます。

 

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常駐されている渡邊さんは、3人の息子を持つ母親で、3人の息子全員が不登校を経験した経緯もあり、悩んでいる親が集える場所を自分で作りたいと、交流会の開設に至ったそうです。

 

以下は、渡邊さんからのメッセージです。

「学校が苦手、不登校、行きしぶり、そんなお子さんを持つ親御さんが交流できる場所です。ただ、親御さんだけでなく、学校関係者、地域の方など、しんどいお子さんに関わっておられる様々な人たちに来て頂きたいです。

 

そして、ここに集ったみなさんがお互いに情報を交換して、何かしら気付きがあるような場所になれば嬉しいです。この交流会を設立したのは私ですが、私自身も悩んでいる母親の一人です。ぜひ、みんなで居心地のいい場所を作っていきましょう」

 

毎回、お茶やお菓子を味わいながら話を聴いてもらえるとのことです。気軽に足を運んでみませんか。

 

 

【場所】金沢市小橋町2-17 ゲストハウス「KANAZAWA旅音」1階

【日時】毎週月曜日  13:00〜15:30(基本的に毎週ですが、変更はホームページにてお知らせします)

【料金】300円(場所代として)

【問い合わせ】 coconomacafe@gmail.com (わたなべ)
【ホームページ】https://www4.hp-ez.com/hp/coconoma

 

 

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3月28日の北國新聞朝刊より。

心の内❶

2018/03/29

ある高校の仮入学で出された課題の中に、作文がありました。今までを振り返り、今後の目標を書くというテーマでした。

 

ところが、作文を書くのが非常に苦手で、「どうしても書けないから手伝ってほしい」と言う生徒と作文を書いているうちに、今まで知らなかった彼の心の内を知ることに。

 

 
小学生の高学年だった時、学校に行きたくなかったのに無理やり行かされたことがとても嫌で辛かったこと。

 

中学時代、「学校へ行けなくて親に申し訳ない」と罪悪感をずっと感じていたこと。

 

家にいても心が休まらず、ゲームで罪悪感をかき消そうとしていたこと。

 

友達が家に遊びに来てくれて嬉しかったこと。

 

全日制高校へ行き、他の人と同じ高校生活を送ると決めることで、罪悪感を何とかしたかったこと。

 

高校に合格して罪悪感が少し和らいだこと。

 

高校へ入学したら、何でもいいから何か一つ「楽しみ」を見つけたいこと。

 

本当はまだ学校へ毎日行けるかどうか不安なこと。

 

 
もう一年近くお会いしている生徒ですが、通学できなかった時期に抱いていた彼の思いを、思いがけず知ることになりました。今回の作文の課題がなければ、おそらく彼の口から聞く機会はなかったでしょう。

 

続く。

 

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正しい情報を得ること❷

2018/03/28

それでは、これらの間違った情報に対して、「実際の現状はどうなのか?」について触れていこうと思います。

 

「間違った情報」

◎学校へ行けなくなると、内申点が悪くなるので全日制高校への進学を諦めなければならない。
◎私立高校は、不登校だった生徒に対して厳しい評価を与えるので、合格するのが難しい。
◎中3になっても通学できないと、内申点が特に悪くなり受験できる高校がなくなる。

 

毎年のように出願倍率の高い人気の公立進学校は別として、実際には、内申点それ自体をほとんど見ない高校もあります。

 

特に、私立高校では進学校も含めて、内申点より学力検査に重きを置く傾向があります。今年受験した、みんなの家庭教師の生徒たちの結果からも、そのように言えます。また、私立専願で受験すれば有利ですし、英検や漢検なども加点の対象となります。

 

 

「間違った情報」
◎高校へ進学するためには、ある程度の学力がないと進学できない。

 

ある程度の学力が、どれくらいを指しているかにもよりますが、5教科で100点程度あれば入学可能な全日制高校はいくつもあります。

 

特に、一部の公立高校は毎年定員割れのため、入学しやすくなっているのが現状です。学力が低くても、高校から学び直しをしたいという明確な意思や態度を、面接で表わすことが大切です。

 

 

「間違った情報」
◎高校に入学後、出席できなければ、すぐに辞めなければならない。

 

高校によって違いはあるでしょうが、高校1年時においては、ある程度の寛容さを持って対応してくれる学校が多いようです。入学後の最初の一年間を、高校生活に慣れてもらうための猶予期間と考えている感じでしょうか。

 

したがって、一年目を過ごしてみて、どうしても高校生活に馴染めないようであれば、通信制高校など他の選択肢を考えれば良いと思います。

 

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来週開催される『親の会』に関する訂正

2018/03/27

来週4月6日(金)、おーぷんはうすのお茶会は、大乗寺丘陵公園にてお花見をしながらのお茶会となります。

 

お団子を食べながら、外でのお茶会はいかがでしょうか。

 

天候が悪い場合は、お花見は中止になりますが、お茶会は通常通り開催されます。

 

詳細については、お電話で問い合わせください。

 

4月6日(金)
おーぷんはうす お茶会
場所:金沢市長坂町大乗寺丘陵公園
時間:午後2〜5時ごろ
会費:300円
電話:090-5175-5432(工藤)

 

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正しい情報を得ること❶

2018/03/26

これまで、多くの問い合わせのメールやお電話を受けて、「正しい情報を得ることの大切さ」を思い知らされます。

 

次の情報は、実際に親御さんたちから聞いたものです。

 

◎学校へ行けなくなると、内申点が悪くなるので全日制高校への進学を諦めなければならない。
◎私立高校は、不登校だった生徒に対して厳しい評価を与えるので、合格するのが難しい。
◎中3になっても通学できないと、内申点が特に悪くなり受験できる高校がなくなる。
◎高校に合格するためには、学校へ復帰してある程度の学力をつけなければ、受験できなくなる。
◎高校に合格しても、毎日出席できなければ、すぐに退学しなければならない。

 

これらは間違った情報です。

 

電話で問い合わせをされた親御さんに正しい情報をお伝えすると、明るい声で「問い合わせて良かったです」と安心した様子になります。

 

どこから間違った情報が出るのかは分かりませんが、親御さんが不安になってしまうと、当然ながら子どもにも影響が出てきます。

 

続く。

 

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来週開催される『親の会』のご案内

2018/03/26

来週6日の金曜日午後2時から、金沢市の「おーぷんはうす」でお茶会が開かれます。

 

いつもながらの暖かい雰囲気の中、ゆったりと話を聴いて頂ける会です。

 

今年で29年目をむかえる会ならではの安心感で、どんな内容の話にも、過去の事例をもとに親身に対応してくれます。

 

また、親御さんだけでなく、子供たちの参加も多い会ですので、子供目線での話を聴けるメリットもあります。

 

お好きな時間に、ぶらりとお立ち寄りください。

 

4月6日(金)
おーぷんはうす お茶会
場所:金沢市泉野出町1丁目(詳細な場所はお電話でお知らせします)
時間:午後2〜5時ごろ
会費:300円
電話:090-5175-5432(工藤)

 

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元気になったのは?❷

2018/03/25

学校へ通学できない子どもたちの多くは、好きなことに時間を費やすことによって、溜まったものを吐き出そうとしています。

 

ゲームやアニメ、漫画やYouTubeなどの動画、約6時間を一人カラオケで過ごしたという方もいました。彼らなりに何とか辛い時間を潰そうとしているのです。

 

傍目にはダラダラ遊んだり、休んでいるように見えてしまうかもしれませんが、彼らの多くは通学できないことに対する「罪悪感」を感じながら生活しています。

 

彼ら曰く、好きなことをしている間だけは、その「罪悪感」から逃れられる感覚になるそうです。

 

彼らと接する時、まず第一歩として、そのような状況を理解することです。

 

その上で、彼らと雑談をすると、雑談が単なる雑談ではなくなります。「元気になるための、大切な雑談に変わる」のです。

 

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元気になったのは?❶

2018/03/25

元気になられた方からの声を聞きながら思うことは、心を休めたり、溜まった思いを吐き出したりすることの大切さです。

 

去年の夏頃から、みんなの家庭教師が週一度で訪問させて頂いているご家庭があります。

 

そこの親御さんが、「一年前と比べて元気になったのはどうして?」と子どもに尋ねたところ、「みんなの家庭教師の先生とバカな話(雑談)ばかりしてたからかな〜」と答えたそうです。

 

バカな話というのは、音楽やアニメ、友達や家族の話、好きなタレントや流行っている動画などに関する話など、勉強以外の話です。

 

例えば、親御さんが誰かに相談しようと本気で考えた場合、「親の会」などの場所へ出向き、溜まった思いを吐露することが可能です。

 

しかし、子どもたちが溜まった思いを吐き出す場所はどこでしょうか?大人と違って、その場所を自力で確保するのは難しいです。

 

子ども一人の力では、心療内科に通うことも大変でしょう。

 

そんな時、多くの子どもたちはどうしているでしょうか?

 

続く。

 

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美容院

2018/03/23

先日、「息子の髪を切りたいのですが、以前通っていた床屋には、ある事情により通えなくなりました。それで、そちらのホームページに掲載されていたソレイユという美容院を紹介して頂きたいのですが。。」という問い合わせがありました。

 

ソレイユというのは、以前にこの活動報告でご紹介した金沢市にある美容院です。

 

ソレイユの美容師である元井さんも、高校時代に通学できなくなった経験があります。現在は、中高生の髪を切りながら、彼らの悩みなども聴いているようです。

 

問い合わせをされた方の息子さんは、現在小5の男子で、約2年前から通学できなくなっているそうです。

 

また、「最近は家に閉じこもりがちになってしまい、外出する機会がめっきり少なくなったので心配している」とのことでした。

 

早速、元井さんに連絡をとり詳しい事情を伝えたところ、「いつでも来てください!」との返信を頂きました。

 

その男子にとってソレイユで髪を切ることは、外出する貴重な機会であると同時に、他者と会話する機会にもなります。

 

流れが変わる良いきっかけになりますように。

 

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