書籍案内

書籍案内『HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子』

2018/07/05

先月6月に発売された、子育てハッピーシリーズの最新刊は『HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子』です。

 

HSCを持つ親御さんに向けて、HSCの知識と、子育てのスキルをまとめた、初の「マンガで分かる」HSC解説本です。

 

この本を読んだ友人が、「この本に書いてあることは腑に落ちることばかりだった。息子がHSCと分かったことで、自分自身がとても楽になり、息子が愛おしくなった」と感想を述べていました。

 

個人的には、『HSCは「治す」ものではありません。「自分らしさ」を伸ばしていきましょう』という部分に共感を覚えました。

 

今までの子育てハッピーアドバイスと同様に、イラストが多くとても読みやすいです。忙しい親御さんにもオススメの一冊です!

 

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書籍案内『かがみの孤城』

2018/05/20

今回の書籍案内は『かがみの孤城』です。

 

今年の本屋大賞を受賞した作品だけあって、読んだ多くの人の琴線に触れうる作品です。

 

主人公は、ある出来事を機に学校へ行けなくなり、いつも家で過ごしている中学一年のこころ。その主人公こころを通して描く、作者の繊細な心理描写は、大人が「とても敏感な子どもたち」の内面を想像する上で非常に参考になります。

 

また、この作品は500ページを超える長編ですが、子どもでも難しく感じることなく読める内容になっています。

 

その辺りからは、生きづらさを感じている子ども達が手に取ることを強く意識して書いた作品にも感じました。

 

「大丈夫。大丈夫だから、大人になって」
作者の思いは、主人公こころの思いときっと等しいのでしょう。

 

個人的には、「誰かの『現在』は、誰かの『未来』へ繋がっている」ということを、この作品を読みながら強く意識させられました。

 

読んだ後に、周囲に薦めたくなる一冊です!

 

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書籍案内『不登校を乗り越えるために〜親として何ができるか〜』

2017/09/25

今回は『不登校を乗り越えるために〜親として何ができるか〜』をご紹介します。

 

著者は、金沢星稜大学人間科学部の高賢一教授です。高教授は、30年間、子ども・親・教員のカウンセリングを続け、不登校だけでも3000件を超える事例に向き合ってきた方で、学校心理士スーパーバイザーでもあります。

 

加えて、不登校の親の会「やすらぎの会」でもアドバイザーとして、長きにわたり不登校問題に向き合ってこられました。

 

本作は、昨年に書かれた『不登校だっていいじゃないか!』に引き続いての著書になります。前作は、Q&A方式の内容で、どこからでも読める一冊でした。

 

今作は、不登校のとらえ方、不登校を乗り越えるまでのプロセスと対応、不登校を乗り越えるための具体策、不登校を未然に防ぐ方策、不登校問題の具体的事例などが充実しています。

 

実用的かつ系統的な内容になっている今作は、著者の30年にもわたる不登校問題への取り組みにおいて、集大成とも言える内容になったのではないでしょうか。

 

すでに、北陸三県の各書店で販売されていますし、アマゾンで購入することも可能となったそうです。

 

不登校で悩まれている親御さんや、多くの教育関係者にぜひ読んで頂きたい一冊です。

 

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書籍案内『敏感にもほどがある』

2017/08/16

今回は「敏感にもほどがある」をご紹介します。

 

著者である高橋さんは、ご自身がHSPであり、その日常を分かりやすい四コマまんがと、イラスト(本人作)で紹介しています。

 

実際に読んでみると、「自分と同じような感覚を持った人間っているんだな」と思えて、気持ちが明るくなります。

 

ある読者の感想です。
「この本を読んだ後、とても敏感な自分を自己否定をすることが少なくなった」

「苦しんでいた学生時代に知っていたらなぁ」

 

四コマ漫画で、文章も難しくないのでさらりと気軽に読むことができます。

 

HSPを知ったばかりの方や、HSPをもっと理解したい方にとってもお薦めの一冊です。

 

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書籍案内『子どもの敏感さに困ったら読む本 : 児童精神科医が教えるHSCとの関わり方』

2017/07/24

今回ご紹介する「子どもの敏感さに困ったら読む本:児童精神科医が教えるHSCとの関わり方」は敏感な子どもをテーマに、長沼睦雄医師によって執筆されました。

 

HSP関連の書籍は少しずつ出ている一方で、HSCに関する書籍は、ほとんど出ておらず、HSCに対する理解はまだまだというのが現状です。

 

「大人になってから過去の傷を癒やそうとするよりも 、子ども時代に問題を防ぐほうがはるかに簡単です 」

 

HSPという概念を発表したアーロン博士が言われているように、人一倍敏感な気質が短所として扱われるか、それとも長所として扱われるかは、生育環境によって大きく左右されます。

 

親御さんや学校の先生など、周囲の大人たちがHSCを理解することによって、その気質にいち早く気づき、「その子らしさ」として受けとめてあげることが大切です。

 

HSCを理解する「第一歩」として、ぜひ御一読ください。

 

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書籍案内「『敏感すぎる自分』を好きになれる本」

2017/06/02

先日、みんなの家庭教師が紹介されたNHKの放送の中で出てきた「HSC」という言葉に関心を持たれた方は多いと思います。

 

HSPやHSCについて書かれた書籍は多くありますし、以前ここでも「ひといちばい敏感な子」を御紹介しました。

 

今回は「『敏感すぎる自分』を好きになれる本」を御紹介します。

 

この本を書かれた長沼先生は、日本では数少ないHSPの臨床医であり、17年間にわたってHSPに注目し研究されている方です。

 
この本は、HSPを分かりやすく説明していることに加えて、ただ生きづらいと嘆くのではなく「自分が何に対して敏感なのか?どんな問題を抱えているのか?」を特定し、具体的な対応策を考えることができるよう手助けしてくれます。

 

なんとなく日々しんどい、生きづらいと感じている方に対して、どうすればいいのか、今日からできることを提案してくれる本です。

 

「敏感すぎる気質は生まれ持ったもので変えることはできません。でも、生きづらさは、社会的な価値観や人間関係、生活環境などから生じる後天的なものなのです。そして、後天的なものは、その気になりさえすれば、変えられます。(104ページ)」

 

読み終わった後は、HSPへの理解が深まると同時に、しんどさが薄らぎ、気持ちが前向きになるのではないでしょうか。

 

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書籍案内『中学なんていらない』

2017/04/13

漫画家である青木光恵さんが、不登校になった一人娘の実話をマンガでまとめた作品です。

 

著者の長女が中学1年生のある日、男子生徒からのいじめをきっかけに不登校になってしまうところから始まります。

 
物語は母親目線で書かれており、「あるある」なエピソードで、母親の気持ちを代弁してくれる描写が多いのが特徴です。

 

コミカルな絵と文章で読みやすく、共感する親御さんは多いはずです。

 

子供が不登校になった時、不登校関連の本を読んだり、講演会に参加して知識を得ることも大切ですが、一方で、このようなコミックエッセイを気楽に読んでみるのも良いかもしれません。

 

なお、『不登校の17歳』という続編も最近発売されたようです。

 

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書籍案内『不登校だっていいじゃないか!』

2016/12/08

今回は、『不登校だっていいじゃないか!』をご紹介します。

 

『不登校だっていいじゃないか!』の著者は、金沢星稜大学人間科学部の高賢一教授です。高教授は、30年間、子ども・親・教員のカウンセリングを続け、不登校だけでも3000件を超える事例に向き合ってきた方で、学校心理士スーパーバイザーでもあります。

 

この本のタイトル『不登校だっていいじゃないか!』から、不登校を推奨していると思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

実はそうではなく、「まずは不登校をしっかり受けとめることから、スタートして欲しい」という著者の願いが込められています。

 

不登校をきちんと受けとめることができないと、家族関係や夫婦関係、学校と家庭の関係にも支障をきたすことが多いからです。

 

この本の特徴として、Q&Aの形式で30項目から成る「親としてできる子どもへのサポート30」や、読むと勇気づけられる「悩む親たちへのアドバイス」などがあり、とても分かりやすく、具体的な行動指針となるように編集・制作されています。

 

書籍のサイズも手に取りやすい文庫本サイズとなっており、気軽に読むことができます。

 

社会全体が不登校をしっかり受けとめることができて初めて、不登校の問題は本当の意味で改善へ向かうのかもしれません。

 

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書籍案内『不登校でも子は育つ〜母親たち10年の証明〜』

2016/10/12

今回は、「親子支援ネットワーク♪アンダンテ♪」の『不登校でも子は育つ〜母親たち10年の証明〜』をご紹介します。

 

まず知っておきたいことは、この本を書いた著者は、実際に不登校の子供を持つお母さんたちであり、不登校を分析をする人、つまり専門家が著者ではないということです。

 

そのため、お母さん目線で書かれていて、具体的で非常に分かりやすいです。

 

実際に、不登校の子供を持った方々の成功談や失敗談など、生の声もたくさん書かれています。

 

失敗を繰り返し、日々迷いながらも、なんとか克服してきたお母さんたちだからこそ、本の中に出てくる言葉の一つ一つが深く染み込んできます。

 

イライラした時、悩んでいる時に読んでみてはいかがでしょうか?

 

きっと、温かい言葉にホッとするでしょう。

 

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書籍案内『10歳からの見守りBOOK』

2016/07/06

今回は、西野博之さんの「10歳からの見守りBOOK」をご紹介します。西野さんは、神奈川県川崎市で30年間、不登校やひきこもりなど子供の居場所づくりに取り組んできました。

 

サブタイトルに「ゆる親」とあります。「ゆるキャラ」や「ゆるヘア」など、「ゆるい」という言葉は、たいていの物をやわらかいニュアンスに変化させ、なにか安心できるイメージを与えます。

 

でも、「ゆる親」と聞いて、どう思われますか?正直、「子育てをしっかりしていない、てきとーな親」と思う方は少なくないかもしれません。安心できるイメージから離れている感じがします。なぜ、そう思うのでしょうか?

 

おそらく「教育」に関して、「真面目に子供に向き合う親の姿勢こそが、子供を正しい方向へ導く」というイメージが、あまりにも強く社会に蔓延しているからでしょう。

 
本書で書かれているのは、「先回りしないこと」「失敗すること」の大切さです。先回りの「転ばぬ先の杖」が多すぎると、子供は失敗を恐れて挑戦しなくなります。その結果、社会に出ることに対する不安につながります。

 

つまり、失敗に対する免疫があることで社会性が身につきます。親も失敗し、子供も失敗していいんです。社会性というと、とかく学校へ行くことが必要だと思われがちですが、家庭での「ゆる親」の存在が第一に必要だと気付かされます。

 

特に印象的だった言葉です。

「不安を植えるより、安心の種をまきましょう。人を信じられると思えたら、そこに社会性が育ちます」

 
家庭教師を通して感じることは、不登校で苦しんでいる子供にとっては、「今」を考えることで精一杯だということです。一方で、その親にとっては「将来」を考え、先回りすることで精一杯になりがちです。この両者の違いが、あらゆる場面で大きなズレを生む原因になります。

 

「学校へ行って勉強しないと、将来大変よ」といくら不安をあおるような言い方をしても全く効果がなく、むしろ逆効果になる理由がここにあります。先回りせず、〝いまここ〟の子供の気持ちに寄り添う姿勢が求められます。

 

西野さんの言うように〝大丈夫〟のタネをまくことこそが、不登校の子供に何よりも必要なのではないでしょうか?

 

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