「おーぷんはうす・夏合宿」をふりかえって

『おーぷんはうす・夏合宿』をふりかえって❷

2017/08/29

合宿に参加された、ある親御さんが、言われた言葉です。
「親が『学校に行って欲しい』と口にしたり、心で思っているうちは、子どもは動き出さないし、元気にならない」

 

一方で、ある親御さんは、
「頭で分かっていても、つい口に出して言いたくなったりします。結局、自分自身を責めて落ち込んでしまう。そんな毎日です」

 

親の会に参加したからと言って、抱えている問題や悩みがすぐに解決することは少ないかもしれません。

 

でも、悩みを他の親御さんたちに聴いてもらったり、共感してもらうことで、とても前向きになれますし、明るい表情になれます。

 

そして、その機会が多ければ多いほど、親御さんは元気になれます。親御さんが元気になれば、それに連動して子どもが元気になる可能性は大きく高まります。

 

子どもだけでなく、親御さんも居場所が必要であり、誰かと繋がっていくことが大切だと、改めて気づかされた今回の合宿でした。

 

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『おーぷんはうす・夏合宿』をふりかえって❶

2017/08/28

昨日は、毎年恒例のおーぷんはうすの夏合宿に参加しました。

 

今年も、多くの親御さんたちや、その子どもたちが参加されて、大変にぎやかな夏合宿になりました。毎年のことですが、深夜12時頃まで話が続きました。

 

最近、みんなの家庭教師は、おーぷんはうすの親の会に顔を出せていなかったこともあり、数か月ぶりに多くの親御さんたちとお話することができ、大変嬉しかったです。加えて、多くのことに改めて気づかされた時間でもありました。

 

途中からは、心療内科医の明橋大二先生もいらっしゃって、先日NHKで放送されたHSCに関するお話もされました。

 

参加者の方々は、そのお話に真剣に耳を傾けながら、そして質問も飛び交いながら、和やかに時間は過ぎていきました。

 

毎年、参加するたびに思うことは、「どんな書籍を読むより、どんな著名な方の講演会に参加するよりも、当事者である子どもや、親御さんから直接発せられる言葉が、何よりも心に響きますし、様々なことに気づかされる」ということです。

 

続く。

 

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『おーぷんはうす・夏合宿』をふりかえって❷

2016/08/11

「子供が不登校になったら、放っておいても何も変わらない。(将来のために)何か具体的な方法を考えないと」と大人たちが焦って考える一方で、「(今は)そっとしておいて欲しい」と、子供たちは口に出さずとも心の中で思っています。

 

多くの大人たちは、「そっとしておく」=「何もしていない(有効な方法ではない)」と考え、「そっとしておく」=「放っておく(愛情を与える方法ではない)」と考えているようにも感じます。

 

「そっとしておく」と「放っておく」の違いは何でしょうか?

 

「そっとしておく」の状態では、子供を見守る目の存在が感じられ、子供の感情への共感があります。また、子供へのアンテナは働かせている状態であり、子供がSOSを出した時は見逃さず助けることができる状態にあります。そのうえで、子供のために、あえて安静の場を提供することではないでしょうか?

 

一方で、「放っておく」の状態では、子供の感情への共感が感じられず、見守ろうとする姿勢も感じとれず無関心であるように思います。

 

「そっとしておく」が、多くの大人たちにとって、有効な方法かつ具体的な接し方として受け入れられないのは、その効果をイメージできず、「放っておく」と混同されているためかもしれません。

 

そうであれば、まず最初にするべき大切なことは、「そっとしておく」の意味を正しく知り、子供たちに与える具体的な効果を理解することではないでしょうか?

 
最後に、今回、多くの大人たちの前で、彼ら一人一人が経験談を自ら話すことができる姿を目の当たりにして、非常に励まされ感動しました。そして、「不登校」を通して成長し、社会や学校へ復帰していく彼らの元気な姿に、ポジティブな可能性を大きく感じることができました。

 

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『おーぷんはうす・夏合宿』をふりかえって❶

2016/08/10

先日、「おーぷんはうす」の夏合宿で行われた『若者たちと語ろう!』〜親・おとなに言いたいこと〜をふりかえりたいと思います。

 

今回は、現在14〜21歳の中学生、高校生、大学生の6名の方たちにご参加頂きました。

 

まず最初に、6名1人ずつに対して自己紹介をして頂いた後、ワンネススクールのスタッフである中村広太郎さんが司会者として質問をする形で進められました。

 

ふだん、不登校に関する書籍を読んだり、講演会に出席し話を聴くことは、確かに勉強になります。一方で、今回のように、不登校という困難を経験し乗り越えた方の経験談をライブで聴くことは、非常に説得力が高く、心に響くものがありました。

 

6名それぞれの共通点として、不登校になった当初は、親子関係や学校の先生との関係において、誰もが非常に苦しい時期を経験しています。

 

彼らが、当時の大人たちにして欲しかったことの一つに、「そっとしておいて欲しかった」があります。周囲の大人たちが良かれと思ってしたことが、実は彼らにとっては逆効果だったのです。

 

その理由としては、将来を憂いて先回りする大人の行動が、今を苦しむ子供たちの気持ちに全然寄り添うものではなかったからです。この点を大人たちが理解して接することができれば、子供たちは必ず元気になるのではないでしょうか?

 
今回の彼らの貴重な声を、「今」を苦しんでいる子供たちに反映させて頂きたいです。

 

続く。

 

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