再び通学する生徒たち

再び通学する生徒たち❷

2017/05/14

もう一つの共通項としては、「友達との関わりが継続的にある」ということです。気心の知れた顔なじみの生徒がクラスに数人いれば、自分の意思で学校へ行こうとする生徒の背中をぐっと押してくれます。

 

また、「担任と生徒・親御さんが良好な関係を築くこと」も共通項の一つです。

 

担任が、人一倍敏感で繊細な生徒の気持ちを理解し、適切な対応をとることで、生徒は安心して学校へ行くことができます。

 

「『学校に再び行きたい』という明確な意思が生徒自身にあること」「友達との関わりが継続的にあること」「担任と生徒・親御さんが良好な関係を築くこと」

 

これらの3つの要素は、復学し継続して通学するために必要だと考えております。

 

その他、「勉強の遅れを取り戻すこと」も大切ですが、焦らずに少しずつ取り戻していけば良いと思います。

 

例えば、中学入学後に不登校になり、まる2年間学校に行けなかった男子生徒がいます。その後、中学3年から学校に復帰したのですが、学校に通い始めた時点で勉強の遅れが気になり、みんなの家庭教師に連絡されたそうです。

 

彼は最初に会った時に、「高校受験まで、わずか10ヶ月。希望する進学校に合格する気がしません」と伝えてきました。親御さんは、「勉強の遅れが原因で自信を失くし、また不登校になるかと思い不安です」と心配そうでした。

 

ここで「あきらめるな。最後まで頑張れ!」と励ますのも、一つの方法かもしれません。

 

でも、彼に対しては「高校受験はあくまで通過点にして、その先の大学受験を真の目標にしてはどう?」と伝えました。すると、「大学受験まで、あと4年近くあると思えるので、今日から前向きに勉強できそうです」と彼の表情がパッと明るくなりました。

 

もちろん、生徒それぞれによって反応は違うと思いますが、個々にふさわしい励まし方が求められます。

 

続く。

 

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再び通学する生徒たち❶

2017/05/13

ゴールデンウイークも終わり、新年度から1ヶ月あまりが経過しました。

 

みんなの家庭教師の生徒さんの中で、学年が変わって再び学校に通い始めた生徒さんは数名いますが、どの生徒さんも今までのところ順調のようです。そのうち中学3年は4名、中学2年は1名います。

 

大きな目標としていた修学旅行を終えた中学3年の数名は、その後も継続して通学できているようです。ただし、週に一度もしくは二度程度の休みを入れながら、通学している方もいます。

 

ご存知のように、月3日以上のペースで欠席すると年間30日以上欠席することになり、『不登校』の定義に該当することになります。週に一度ないし二度の欠席は、不登校という定義から逃れるためには決して十分ではないと言えます。

 

それでも、最終的なゴールを「近い将来の社会的自立」と考えた場合、不登校の定義を気にせず、自分の意思で自分のペースで通学することが、長い目で見て一番大切です。

 

さて、新年度から通い始めた生徒さんたちの共通項として挙げられるのが、第一に「学校に再び行きたい」という明確な意思が生徒自身にあることです。

 

そのうえで、以前と同じ学校に再び通学するために、通学しやすい環境を整えることが重要になります。

 

続く。

 

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