活動報告

講演会で話したこと❹

2019/10/12

「ゲームや動画を制限しない方が良い」と言うと、「ゲーム依存症になったりしませんか?」とか「ゲーム脳になったらどうするんですか?」という質問を受けることがほとんどです。今回の講演会後の質問でも、類似の質問がありました。

 

まず、ゲーム依存症とは何でしょうか?

 

「他の趣味や日常的な活動(勉強や仕事、家事など)よりもゲームに没頭することへの優先順位が高まり、他の活動よりもゲームをすることが優先される。そして、否定的な結果(学校や仕事をやめてしまうなど)が生じているにもかかわらず、ゲームの使用が持続、またはエスカレートすること。また、ゲーム依存症と診断されるためには、その行動様式が個人的、家庭的、社会的、学業的、職業的などの機能領域において、著しい障害をもたらすほど重大でなければならず、通常少なくとも1年間にわたっていること」

 

これがゲーム依存症の定義だとすれば、過去にある一定期間関わった中で、ゲーム依存症になった方は誰一人いません。理由は二つあると思われます。

 

一つは、ゲームに限りませんが、何かに一時的に没頭することで気持ちが安定へ向かいやすくなるからです。

 

多くの方に共通するのですが、彼らにとってゲームをする理由は、それを楽しむというよりむしろ、「ゲームに集中することで嫌なことを考えなくてすむ状態になるから」という意味合いが大きな比重を占めていることです。

 

いわば、彼らにとってゲームをすること。それは、単なるエンターテインメントだけではなく、「座禅」をするようなもの。座禅をして無念無想の境地(何も考えず、心をからにしたような状態)になることに近いと言えます。

 

多くの不登校の子どもたちにとって、それが元気になるための通り道であるとしたら。

 

ゲーム(好きなこと)をすることの意味は、多くの大人が心配しているゲーム依存症とは全く違ってくるのではないでしょうか。

 

続く。

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