活動報告

「やる気」はどこから生まれるのか?

2016/02/25

〈質問〉

勉強しなければならないことは、十分に分かっているのですが、なかなかやる気が出ません。どうすればいいでしょうか?

 

 

多くの方が共感できる質問かもしれません。ここでは、「やる気が出ない」を「始めるきっかけをつかむことが苦手」と考えてみます。

 

「始めるきっかけさえつかめれば、わりと継続できた」という経験を今までにした人は、いらっしゃるのではないでしょうか?

 

 
①関心のある教科、わりと得意な教科から始める。

 

苦手な教科、嫌いな教科から始めようとしてはいけません。比較的興味のある教科から始めましょう。

 

例えば、計算が嫌いでなければ、計算から始めます。または、漢字に少しでも関心があるのなら、漢字から始めましょう。歴史に多少なりとも興味があれば、武将の名前や年表をノートに写すところから始めてもいいです。そうすることによって、勉強を始めるきっかけをつかむことに意識をおきます。

 

 
②チャンクダウンをする。

 

「集中力を持続させるために」で、チャンクダウンについてお伝えしましたが、ここでも、短い時間・少ない問題を意識します。一度に長時間で多くの問題を解くのではなく、「これだったら絶対出来る」と思えるような、時間と問題量を設定することが大切です。

 
勉強だけに限りません。例えば、トイレ清掃をするとします。毎日できればベストですが、なかなか大変です。そんな時に、チャンクダウンをします。今日は、床を雑巾がけする。明日は、便器をキレイにする。あさっては、その他の細かい所を掃除する。

 

このように、トイレ清掃を3段階に分けて、小さく仕事量を分けることで、毎日始めやすく継続しやすくなります。3段階で微妙ならば、もっと小さく分けてもいいです。「これなら出来そう。このぐらいの量なら大丈夫」と思えるレベルまで小さく分けることが大切です。

 

 
あまり好きではないことを始める場合、そもそも最初から「やる気」など存在しません。そんな中で、始めるきっかけをつかみ、継続していく過程で、気持ちが変化し、その先になんとなく生まれてくるようなものが「やる気」なのかもしれません。

 

まずは「始めるきっかけ」を意識するところから始めてみませんか。

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