活動報告

〝中間〟を目指す意味❸

2018/08/23

学校へ行けなくなった途端に、昼夜逆転が始まるケースを見かけます。

 

実際のところ、「昼間に家にいると居心地が悪い」という生徒の声があります。

 

例えば、家の電話が鳴っても電話を取ることをためらったり、運送会社の配達員への応対がストレスになることがあるようです。

 

また、夕方近くになると、家の前を通る帰宅途中の学生たちの声がとても嫌で、「いつも手で耳をふさいだり、慌ててイヤホンを耳に突っ込んだりしていた」という声も。

 

加えて、「ダラダラと怠けているようにしか見えない」という言葉を家族から言われると、家での居場所が本当になくなってしまい、非常に辛くなります。

 

そういう日常が繰り返されると、自然と昼夜逆転になってしまうのは、「自分の心を守るため」だと言えます。

 

つまり、夕方過ぎに起きて翌朝まで時間を過ごす方が、彼らにとって「安全・安心」だということです。

 

その本質を理解せずに、無理やり昼夜逆転をやめさせよう、改善させようと考えるのは、ほとんど意味がないですし、一時的に改善できたように見えても、元通りになってしまうケースが多いでしょう。

 

続く。

 

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