活動報告

子供の自殺を防ぐために❷

2015/08/31

「本当は親に話したいのに、親を思うと話せなくなってしまう」

 

いじめをうけていた、ある生徒の言葉です。

 

 

 

どうして親に話せなくなるのでしょうか?

 
「いじめられる方も悪い、いじめられるのは恥ずかしいことだ」
「学校へ行けないのは恥ずかしいことだ、学校へ行けなかったら人生終わりだ」

 

そんな価値観を大人が無意識に子供に押しつけてしまっていることが一つの原因として考えられます。

 

 

親御さんとして、悩み苦しんでいる子供にしてあげられることはなんでしょうか?

 
第一に、自殺する気配があるなし関係なく、「学校は自分の命をかけてまで行く場所ではない」ことを、定期的に子供にきっぱり伝えておくべきです。

 
定期的に伝えることによって、この言葉がお守りとなって、いざという時に子供を守ってくれます。

 

第二に、ふだんから子供と話題を共有し、子供の気持ちに共感する接し方を心がけることが大切です。

 

共感することによって、「親は自分を認めてくれる存在なんだ」と、寂しさや不安は和らぎ、元気が湧いてきます。

 

 

 

いきなり自殺する子供はいません。自殺という決断に至るまでに、どれほど長時間思い悩み、葛藤があったことでしょうか。大人をそこを考えるべきです。

 

 

「夏休みが終わるまでに、もしかしたら誰かが自分の苦しみに気付いてくれるのではないだろうか」

 
大切な子供の命を救うのは、周囲の大人です。

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