活動報告

ネットゲームや動画について❷

2017/08/11

そうは言っても、親御さんの立場で考えると、「このままずっとゲーム三昧の日々を過ごすのではないか」と不安でいっぱいになる親御さんの気持ちも理解できます。

 

ただ、心に留めておいて頂きたいのは、ゲームばかりに傾くその気持ちの背景には、学校へ通えていない状況からの「漠然とした不安」や、学校へ通っていない自分を「誰かに肯定して欲しい気持ち」がある可能性が高いことを、まずは想像して頂きたいです。

 

例えば、ネットゲームの中でしか自分という存在を肯定してもらえないのだとすれば、自然とゲームの世界へ気持ちが向かうのも理解できます。

 

親御さんの中には、そういった子どもの気持ちの本質に気づき、ゲームや漫画など、子どもの好きな世界を共有して一緒に楽しむことによって、関係性が良好なものに変わっていった事例もあります。

 

ある親御さんの息子に対する言葉です。
「おまえの住む家なんだから、元気になるまで何でも好きなことをしてこの家にいていいから」

 

逆説的に聞こえるかもしれませんが、子どもの存在を無条件で肯定することが、「早く動き出さないと」と内心焦る子どもの不安を和らげ、ひいてはゲームや動画への依存から遠ざかることにつながっていくのではないでしょうか。

 

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子どもの気持ちの本質に気づくこと。

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