活動報告

メイクフレンズの新しい試み❷

2017/06/22

当日の彼は、さすがに緊張していたようでした。「大丈夫かな?」と正直思いましたが、杞憂に終わりました。

 

その日は、みんなでゲームを楽しんだ後、午後からは近くの体育館でみんなと一緒にスポーツを楽しむことができました。

 

一緒に訪れた親御さんは、「久しぶりに外で活動している息子の姿を見て嬉しくなりました」とおっしゃっていました。彼は帰宅後、「また行きたい!」と話していたそうです。

 

今回の件を通して感じることは、「丁寧に段階を踏んでいくことの大切さ」です。

 

長期間、学校から遠ざかり、友達からも遠ざかってしまった後で、いきなり学校へ戻ることは簡単ではありません。徐々にですが、ステップを踏んでいくことが必要になります。

 

今回のフリースクールでの交流に至るまでに、週に一度のみんなの家庭教師との交流や、一対一でのメイクフレンズを通して同年代の生徒との交流をおこない、少しずつですがハードルを高くしながら体験を重ねてきました。

 

彼と同様に、丁寧に段階を踏みながら、他者との交流を少しずつ広げていくことが、社会復帰への一つの方法になるのではないでしょうか。

 

続く。

 

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