活動報告

会うことの難しさ❷

2017/06/04

実際には、❷から❸の段階に至るまでに、時間がかかるケースは非常に多いです。生徒さんにお会いする難しさを感じる段階です。

 

しかし、誰かに会うことが辛い時期は、決して無理させる必要はありません。

 

その時に、親御さんができることは、「こういう人がいるよ。元気になったら、会ってみるのもいいかもね」と、第三者の存在を情報として提供することに留めておくことです。

 

個人差はありますが、無理な関わり方さえしなければ、「会ってもいいよ」と変化する時期があります。

 

もちろん、お会いする日時を決めたとしても、その日によって気持ちが不安定になり、突然キャンセルしてしまうことは、全く珍しくありません。

 

一般的に、とても敏感な子どもであれば傷つきやすく、キャンセルしたことを強く責められると落ちこんでしまいます。

 

そうなると、再び回復するために新たな時間が必要になり、生徒さんに会うことから遠ざかってしまいます。

 

したがって、たとえドタキャンされても、たとえお会いするはずの時間帯に寝ていたとしても、全て想定内です。むしろ、「最初に会う約束をした日に、会えたらラッキー」ぐらいに捉えています。

 

学校に行けず傷ついている生徒さんに、「ドタキャンしてもどんな状態でも、否定されず受けとめてもらえる場所があるんだ」と知って頂くことこそが、最も大切ではないでしょうか。

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