活動報告

HSCと不登校❶

2017/05/21

以前、HSP(Highly Sensitive Person)「とても感受性が強く敏感な人」について書きましたが、HSC(Highly Sensitive Children)とは、〝人一倍繊細で敏感な子どもたち〟を意味します。

 

つまり、HSPは主に大人に対して、HSCは子どもに対する言い方として使われています。

 

HSCは「気質」であり「病気」ではありません。全人口の約5人〜6人に1人、約15〜20%の割合で存在すると言われています。

 

HSCは多くのことを感じ取ることができる反面、感受性が強すぎるために、傷つきやすく繊細な部分があります。

 

傷つきやすく繊細というと、「恥ずかしがり屋」「内気でシャイ」「心配症」という言葉を連想させるかもしれません。

 

現在の学校や社会では、「控えめ・物静かで、慎重に物事を考える生徒たち」より、「明るく活動的で苦難をタフに乗り越えていける生徒たち」の方が、健康的で価値があると肯定される傾向があるかもしれません。

 

実際、後者のタイプの生徒さんたちの方がエネルギッシュで、文化祭や運動会などの行事で活躍する機会が多く、学校側から評価されやすいのも事実でしょう。

 

こうした事実から、とても敏感で繊細な生徒(HSC)の中には、自己肯定感の低さに苦しんでいる生徒がいると考えられます。

 

続く。

 

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