活動報告

修学旅行ギャップ❶

2017/04/25

新学年になり、二週間以上が経過しました。中学校によっては、修学旅行から帰ってきた中学3年生もいます。

 

これまで不登校だった方にとって、中学3年の春に行われる修学旅行は、彼らの目標とすべき一つの行事となることが多く、過去にも4月は頑張って通学するケースを多く見かけました。

 

ところが、修学旅行から帰ってきて、再び学校に通学できないケースがよくあります。

 

大きな理由として、修学旅行で「体力の低下」を感じることが挙げられます。

 

不登校になると、基本的には家で過ごす時間が多くなり、部活動はもちろん、体育にも参加することはないので、「体力が低下してしまう」現状があります。

 

そのため、修学旅行で同級生たちと行動を共にする時、非常に疲れやすく感じるようです。一方で、同級生たちは疲れを見せずに行動しているのを見て、自分と友達を比較し自信を失う方もいます。

 

修学旅行に行けたことで、クラスメイトと仲良くなり自信を深めるケースがある一方で、クラスメイトに対して、体力面でギャップを感じてしまい、自信を失ってしまうケースがあることを知っておく必要があります。

 

加えて、この数週間、修学旅行に行くことを目標として、緊張しながらも頑張って通学してきたことで蓄積した疲れが、精神的にも肉体的にもあるようです。

 

これからのゴールデンウィークを境に、うまくリフレッシュして再び通学しやすい環境を整えるために、どんな点に心がければ良いでしょうか?

 

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