活動報告

不登校とHSP❸

2015/05/16

今回は、HSPを理解するために、長所と短所と思われる部分について考えてみようと思います。

 

 

HSPの長所と思われる部分

①細かいところに気が付く
②想像にふけることが割と多く、記憶力が比較的高い
③退屈があまり苦痛ではない
④慎重で危険や失敗を回避できることが多い
⑤他人の気持ちに共感できる
⑥優しく温和である

 

 

HSPの短所と思われる部分

❶騒音や強い光、痛みや臭いなど、五感からの刺激に弱い
❷悪い結果を想像してしまったり、過去の嫌な出来事を思い出して悩むことが割と多い
❸ジェットコースターやホラー映画など、刺激の強い娯楽が苦手である
❹新しいことを始める時、尻込みしてしまう
❺周囲の人間の顔色をうかがい、彼らの気分に大きく左右されやすい
❻内気に見えやすく、活気がないように思われやすい

 

 
長所と短所、まず6つずつあげてみました。
それぞれの6つの数字は、裏表の対になっています。

 

例えば、①「細かいところに気が付く」ということは、❶「騒音や強い光、痛みや臭いなど、五感からの刺激に弱い」ということになります。

 

この他にも長所として、芸術作品などに感動しやすい、があります。短所としては、緊張しやすかったり、不眠、腹痛などの心因性の症状になりやすい、世の中の少数派であるといった点があげられます。

 

これらの長所や短所を知ることで、それぞれが自分自身を守り、または親として子どもを守り、どのように「敏感さ」と共存し、活かしていくかを考えることが必要になります。

 

敏感や繊細な部分は、少しずつ刺激を与えることで耐性のようなものができて、徐々に鍛えていくことができると言われています。

 

したがって、HSPの持つ長所を活かし短所を補うような生き方を、早い段階から目指していくことが大切なのではないでしょうか。

 

そうすることが、不登校の対策につながるのだと思います。

 

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