活動報告

職業を知ろう!No.4『ナレーター』❸

2017/03/13

ーーこの仕事をされて、どういう時に喜びを感じますか?

 

林さん  ナレーターとして言うのであれば、ブースの中で音声を録り終えた直後に、ブースの外にいらっしゃったクライアントさんから、「ありがとうございます!非常に良かったです。素敵なCMになりました」と言われた瞬間は、本当に嬉しいですね。

 

ーー「ありがとう」と感謝された瞬間ですね。

 

林さん  はい。また、ナレーターとは別に、「声について指導する仕事」もしておりますが、今まで声が上手く発声できていなかった生徒さんが、パッと声が出るようになると、非常に明るい表情になります。それを目の当たりにした時は、本当に嬉しいですね。

 

ーー生徒さんの嬉しそうな表情は、教える側も連動して嬉しくなります。

 

林さん  そうです。どんな立場であれ、人に喜んで頂くことが僕の喜びだと思います。

 

ーーこの仕事をされるうえで、気を付けていらっしゃること、心がけておられることは何ですか?

 

林さん  ナレーターとして、「上手くなりたい、深みのある声を出したい」と、技術だけを追いかけて努力してきたのですが、その途中で気づいたことがありました。

 

ーー気づいたこととは?

 

林さん  自分の声の中に、いやらしい部分と言うか、「どや顔」ならぬ「どや声」なるものが出てきてしまっていることに気づきました。

 

ーー自分の声に酔ってしまうようなイメージですか?

 

林さん  そうですね、「あざとさ」が見え隠れする感じの声です。それに気づかずに仕事をしていた時期もありましたね。今思い出すと恥ずかしいです。

 

ーーナレーターとしての「技術」ではなく、「心」の部分でしょうか?

 

林さん  そうだと思います。仕事を技術だけでやろうとすると、今でも「あざとい声」が出てきます。だから、そういった声が出ないように、聞いている方のことを常に考えながら、十分に心がけて仕事をしています。

 

続く。

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