活動報告

100%自分の意思で決断すること❸

2016/11/17

親御さんが一生懸命に子供を思う親心は、いつの間にか無意識に子供に対する支配になりがちです。

 

子供の将来を考えることは、親御さんの子供に対する自然な愛情です。

 

ところが、それが強すぎてしまうと、子供の問題を「親の問題」として受けとめてしまいます。子供が考えるべき問題を親が考えてしまい、子供が考えて決断しているようで、実質的には親が決断していることと等しくなります。

 

もちろん、幼少期は子供だけで選択し決断するのは難しいので、ある程度は親の意思で導く必要があります。それでも、子供の成長とともに、少しずつ子供自身の意思で選択し決断する力を、丁寧につけさせる必要があります。

 

成功か失敗か、結果にこだわることも時には大切でしょう。しかし、「子供に失敗をさせたくない」という「転ばぬ先の杖」の親心が強すぎてしまうと、思わぬデメリットを生んでしまいます。

 

子供が100%自分の意思で決断できている時、自分らしい、ありのままの人生を歩んでいると言えます。親御さんは親御さんの人生を、子供は子供の人生を歩んでいる時、お互いに自立し、良好な親子関係でいられます。

 

そのような関係を築くことが、不登校やひきこもりを考えるうえで、非常に大切なことではないでしょうか。

 

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