活動報告

不登校を少なくするために❶

2015/04/07

「不登校」という問題には、様々な原因が内在しています。

 

たった一つの原因だけで不登校になることは少ないです。

 

例えば、「勉強が分からないから」という一つの理由だけで不登校になるケースはほとんどありません。あるいは、「友達との関係が悪化したから」という理由だけで不登校になるケースも少ないです。

 
もし、それらの理由だけで不登校になるのであれば、もっと多くの生徒が不登校になっているでしょう。実際は、それらの問題に付随した悩みが複雑に絡み合って、結果的に不登校に結びつくケースがほとんどです。

 

仮に、「友達との関係が悪化してしまった」という悩みを抱えている生徒がいるとします。周囲に、その悩みをうちあける人間が誰もおらず、長期間にわたって、一人で悩み苦しみ続けることになったとしたら、学校へ行かなくなる可能性が出てきます。

 
一方で、友達であれ家族であれ、その抱えている悩みを真剣に聴いてくれる相手が周囲にいたならば、学校へ行かなくなる可能性は相対的に低くなるでしょう。

 

つまり、「友達との関係が悪化したこと」が本当の問題ではなく、「自分の悩みに耳を傾けてくれる存在、自分の気持ちに共感してくれる存在がいないこと」が一番の問題だともいえます。

 

 

とはいえ、同じような悩みを抱えていても、不登校になる生徒、ならない生徒が現実に存在します。

 
なぜでしょうか?

 
それは、不登校になりやすい生徒と、なりにくい生徒がいるからです。

 

 

次回は、不登校になりやすい方の特徴をあげ、その対策も含めて説明します。

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