活動報告

今、不登校をふりかえって〜子供の視点と親の視点〜 No.2 ❼

2016/09/17

ーー娘さんが不登校だった当時、社会性と学力についてはどのように考えていらっしゃいましたか?

 

杉田さん母  楽観的かもしれませんが、極端に言うと、学力については読み書きや掛け算などの、本当に基礎的なことができれば良いと考えていました。本人が何か始めたいと思った時に、何歳だろうが、そこから始めれば良いという考えです。だから、勉強に関しては、「ああしなさい、こうしなさい」とは言いませんでした。

 

ーー最低限の学力さえあればということですね。社会性については、どのように考えておられましたか?

 

杉田さん母  小学校へ行けなくなって以来、なかなか同年代の友達と関わる機会が減りました。そのこともあって、同年代の人と関わる機会があればいいなと、ずっと思っていました。

 

ーーそうですね、フリースクールもありますが、行かれる方も限られているので、同年代の友達と出会えるような、一人一人に合った居場所の確保が必要だと思います。

 

杉田さん母  娘は高校のクラスでの人間関係に苦労しているようなので、その辺りが今後の娘の課題だと思います。

 

ーー娘さんが学校に行かなかったことに対して不安はありましたか?不安があったとすれば、 それはどんな不安ですか?

 

杉田さん母  先ほどの答えと重複しますが、人に関わることが少なかったことに対する不安がありました。それで、「おーぷんはうす」に娘を連れてきて、少し上の学年のお姉さんにもお会いでき、交流することができました。

 

ーーそうですね、「おーぷんはうす」という親の会は、子供たちも来ますので、同年代の人と会える可能性があります。

 

杉田さん母  はい。本当にありがたかったです。

 

続く。

 

image

メイクフレンズ

カテゴリー別アーカイブ

通信制高校サポート校 リモート家庭教師 吐露カフェ メイクフレンズ みんなの家庭教師とは みんなのQ&A