活動報告

今、不登校をふりかえって〜子供の視点と親の視点〜 No.2 ❸

2016/09/12

ーー苦しかった時期はいつでしたか?


杉田さん  去年から今年にかけて、高校受験の時期でした。勉強するのが大変でしたね。

 

ーー高校受験が大変だったんですね。その高校受験ですが、高校へ行きたいと思ったきっかけを話して頂けますか?


杉田さん  実は、中学に入学する頃、「学校へ行こうかな」と考えたことがありました。でも、その時はまだ学校へ行く勇気がありませんでした。その後、時間が経過して、今回は高校へ行く勇気を持てたんです。あと、大学へ行きたいという気持ちもあるので、それも大きいと思います。

 

ーー実際に、高校に合格して、入学した時はどんな感じでしたか?不安や緊張は大きかったですか?


杉田さん  緊張しましたが、意外とすんなり行くことができました。今になって思いますが、兄の影響もあると思います。兄は中学の時は不登校でしたが、高校へは普通に行けましたし、現在は大学に通っています。

 

ーーなるほど。お兄さんが高校へ行けたから、「きっと私も高校へ行ける」というイメージを、持ちやすかったのかもしれません。


杉田さん  そうですね。学校へ行けなくなった時も兄の影響でしたし、高校へ行けたのも兄の影響を受けているように思います。

 

ーー現在、高校で楽しいことは何ですか?


杉田さん  部活動です。書道と箏曲(琴)をしています。そこで友達もできたので、本当に楽しいです。

 

ーー良かったですね。一方で、「ちょっと大変だな」と思うことはありますか?


杉田さん  クラスでの人間関係です。 なかなか気楽に話せる人がいなくて、結構大変ですね。でも、入学して数ヶ月経過し、今の時期になると、そういう状況にも慣れてきました(笑)

 

ーークラスでの人間関係なんですね。部活動のように、気楽に話せる友達ができるといいですね。


杉田さん  そうですね。ただ、クラスでの人間関係だけを考えた場合、今まで学校へ行ってなかった影響もあると思います。もし、中学まで普通に学校へ行っていたら、もう少し上手にクラスでの友達付き合いをできたのかもしれません。

 

続く。

 

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