活動報告

〝今聞きたい人〟『ワンネススクール 中村広太郎さん』❹

2016/07/23

ーーフリースクールのスタッフとして、やりがいを感じるのはどんな時ですか?

 

中村さん  生徒と接していて、彼らのために貢献できていると感じられた時です。

 

ーーたくさんあると思いますが、例えばどんな時に貢献できていると感じられますか?

 

中村さん  私は、十代の時に「不幸の全部入り」とも言える時間を過ごしてきました。不登校の他にも、大病をわずらったり、家族に大きな問題を抱えていたり。だから、ワンネスに来られる生徒さんがどんな環境で過ごしてきた人でも、「大変だったね」と嘘偽りなく心の底から言えます。そんなふうに、生徒に共感できる時です。

 

ーー「不幸の全部入り」というのは、インパクトのある言葉ですね。確かに、経験した人の強みだと思います。中村さんだからこそ可能な〝共感〟ですね。

 

中村さん  私は、不登校を経験しましたし、勉強ができたわけでもないし、当然エリートでもありません。先ほど申したように、十代の時に手術をしなければならないほどの大きな病気をわずらい、家族の問題でも大変苦しみました。このフリースクールに来る生徒さん達も、それぞれにさまざまな問題を抱えています。そのため、私と彼らは非常に親和性が高いんです。親和性が高い私ならではの共感ができると信じています。

 

ーーなるほど。中村さんにとってワンネスは親和性が高く、「ありのままの自分を生かして働ける場所」なんですね。

 

中村さん  4年前、初めてワンネスを訪れた日の帰り際に、ワンネス代表の森に思わずこう言ったんです。「この場所に、このワンネススクールに居れるだけ居させてください」と。おそらく、私にとってワンネスは「自分らしく働くことができる場所」だと感じたのでしょう。

 

ーー今の話を聞いていて、「中村さんには、ワンネスに居れるだけ居てもらいたい」と思わず言いたくなりました(笑)

 

中村さん  ありがとうございます(笑)

 

続く。

 

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