活動報告

不登校Q&A

2016/05/24

20.「息子は中学3年ですが、中学1年の秋から不登校になり、現在も学校には通っていません。『自分の子育てが間違っていたのか』と自分で自分を責める毎日です。正直言うと、毎日が非常に辛く、虚しさや挫折感でいっぱいです。周囲から責められるわけではないし、夫も優しく接してくれるのですが、自分で自分を責めてしまいます」

 
今まで頑張って真面目に子育てをしてきた人だからこそ、自分で自分を責めてしまいます。周囲から「自分を責めないでください」と言われても、責めてしまうでしょうし、不登校に関する書籍を読み「自分を責める必要はありません」という文章を目にしても、おそらく責めてしまうでしょう。

 

まずは、自分や家族だけで悩むのではなく、不登校の子供がいた親御さんに会って話を聴いてもらうことが必要です。過去に同じ経験をされた親御さんに会うことで、気持ちはずいぶんと楽になります。ホームページで紹介されている「親の会」に参加すれば、話を聴いてもらえるだけでなく、いろいろな方の経験談も聴くこともできるので勇気づけられます。

 

「親の会」に初めて行かれた親御さんの多くは、「自分以外にも不登校で悩む方がこんないるんだ」と驚かれます。そして、「もう少し早くここで話を聴いてもらえたら良かったなぁ」と言われる方も多くいらっしゃいます。

 

親の会から帰宅する時には、気持ちがいくらか前向きになっているでしょう。気持ちが前向きになれば、子供への接し方にゆとりが生まれ、今までと違う考え方をする余裕も生まれます。自分を責める気持ちも和らぐかもしれません。何度か「親の会」に行くことによって徐々に気持ちが安定してきますので、定期的に行かれることをお勧めします。

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