短所の向こう側に気づく

短所の向こう側に気づく❷

2015/02/11

「子供を褒めようにも、褒めるところがない。長所が見つからない」という声を聞きます。

 

褒めるためには、相手の長所に気づかなければなりません。その長所に、どのようにして気づけばいいのでしょうか?

 

そんな時、まずは短所に意識を向けてください。それから、その短所を違う角度から見るようにしてください。

 

 

例えば、周囲に鈍感な人がいるとします。

 

「あの人は空気が読めないし、本当にイライラする。かなりの鈍感だ」

 

確かに鈍感だと、周りの方にとってイライラする時があるかもしれません。でも、違う角度から見ると、どうなるでしょうか?

 

「鈍感ということは、物事に動じないし、ストレスも少なそうだ」

 

生きていくうえで、ストレスが少ないのは大きな利点ですね。このように、どこから見るかで印象がガラリと変わります。

 

 

ところで、なぜ短所が目につきやすいのでしょうか?

 

おそらく、ふだんから無意識的に、理想である誰かと比較していることが考えられます。比較してダメ出ししてしまうことによって、本来存在しているはずの長所を置き去りにしている、そんなふうに考えることもできます。

 

“他人と比較するのをやめる”

 

これは長所を見るために大切なポイントです。

 

 

「幸せとは、なるものでなく気づくもの」と、言われる方がいます。家族や友達の短所の向こう側に気づくことは、自分自身が幸せになるための第一歩なのかもしれません。

 

 

  1. 地味な素朴な
  2. うるさい→ 元気、活気がある、にぎやかな
  3. 人の意見に左右されやすい→ 柔軟な
  4. 理屈っぽい→ 論理的な
  5. 芽が出ない、即戦力でない→ 大器晩成型である
  6. 不器用な→ 地道にがんばる
  7. 飽きっぽい→ 多趣味、好奇心旺盛な
  8. のろい、仕事が遅い→ 慎重な、コツコツがんばる
  9. マザコン→ 母親想い
  10. 派手な→ 華やかな、印象に残りやすい
  11. 鈍感な→ 物事に動じない、ストレスが少ない
  12. 悪趣味な→ 独特なセンス、個性的な

 

短所の向こう側に気づく❶

2015/02/03

「不登校への対策」の中で、“短所を長所に変換して褒める”ことについて紹介しました。できない部分(短所)より、できる部分(長所)に気づくことが、褒めるうえでの基本姿勢です。今回から二回に分けて、一般的に知られている様々な短所を、魅力的な長所に変換していきます。すでに存在している、素晴らしい部分に気づくための助けになれば幸いです。

 

  1. しつこい→ 粘り強い、最後までやり遂げる
  2. 八方美人→ 誰とでも仲良くできる
  3. 行き当たりばったり→ 臨機応変に対応する
  4. 優柔不断→ 優しい、思慮深い
  5. 頑固→ 意志が強い、ぶれない
  6. 気が小さい→ 謙虚、慎重である
  7. 気弱で頼りない→ 温厚である
  8. 要領が悪い→ マイペースである
  9. 行動力がない→ じっくり考える
  10. せっかち→ 頭の回転が早い
  11. 堅苦しい→ 堅実である
  12. 強引→ リーダーシップがある

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