入試情報

入試まで残り6週間。今から何する?❷ 英語

2017/01/22

英語は、2020年度の大学入試センター試験の改革を見据えて、2016年度の高校入試問題もレベルアップしました。そのため、本当の意味で基本的な力を身に付けていないと、高得点をねらうことは難しくなっています。

 

英語が得意でない生徒は、残り6週間で何をすれば良いのでしょうか?

 

2016年度の入試を例に見ると、英語は大問4つで構成されています。大問2は、2016年度から新たに加わった適文補充問題で、4問×3点で12点配点になっています。ここは、大問3・4と比べると短文で内容を把握しやすいと言えます。

 

したがって、時間をかけてでも大問2で確実に12点を取ることが大切です。

 

大問3は会話文で23点配点であり、大問4は英作文を含む長文読解で35点配点でした。しかし、英語が得意でない人が、大問3と大問4の両方を追いかけると、どちらも中途半端になりやすく点数に結びつきにくいです。

 

そこで、大問3に時間をかけて解くことを勧めます。最低でも13〜16点以上はとりたいです。大問4に関しては、最初の数問に目を通し、とりあえず記号問題は解答し、解けそうな問題があればチャレンジすることに留めておいた方が良いでしょう。決して中途半端な形にしないためにも、ねらい球を絞ることが大切です。

 

大問1のリスニングは、30点配点です。2017年度はスピードが速くなり難易度が上がると予想されています。リスニングが得意でない方は、実戦形式の音声を原文を見ながらでも良いので繰り返し聴いてください。メモを取りながら聴くことで理解しやすくなります。半分の15点以上は取りたいところです。

 

ちなみに、前回の英語の平均点は50.5点でしたので、今回は40点代に下がる可能性も十分に考えられます。したがって、英語が得意でない場合は、大きく差をつけられないためにも、まずは40点以上を確実に取ることが重要です。仮にそれが出来なくても、40点に近づけたいところです。大問1で15点以上、大問2で12点、大問3で13〜16点以上で、例え大問4が0点でも机上の計算では40点以上になります。

 

続く。

 

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入試まで残り6週間。今から何する?❶ 数学

2017/01/21

公立高校の入試日まで、あと残り6週間ぐらいになりました。

 

今回は、勉強があまり得意でない生徒さんの目線で、今からできることを各教科別に考えていこうと思います。

 

まずは、数学です。

 

数学は、例年通りであれば、大問1は小問集合で間違いないでしょう。計算や角度、確率や資料の整理などが出題されています。基本問題が多く約30点の配点であることから、数学が苦手な人は、ここできっちりと得点を稼がなければなりません。

 

また、各大問の設問⑴も同様に基本問題が出題されます。例えば、毎年出題される問題の中に「数の規則性」があります。ここの設問⑴は、実際に数えて確かめて解くと、ほぼ確実に正答できるはずです。

 

したがって、各大問の設問⑴と大問1との得点合計で、40点以上を目指す方法が現実的です。ちなみに去年の数学の平均点は48点でした。

 

具体的な方法として、新研究などの厚物で基本的な演習問題を解いた後に、大問1と各大問の設問⑴に関する過去問を繰り返し解いてください。6週間集中して継続できれば、かなり効果的です。

 

続く。

 

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私立高校入試へ向けて

2017/01/18

私立高校入試が迫ってきました。

 

2月1日の入試まで、あと二週間ありますので、受験する高校の過去問をまだ解いていない生徒さんは、入試当日までに必ずやっておきましょう。

 

購入されていない方は、今からでも間に合いますので、急いで過去問を購入してください。過去問は本屋さんへ行けば売っています。

 

公立高校と違って、私立高校の入試はそれぞれに特徴があります。したがって、過去問を数年分解くことで毎年出題されている類似の問題に気づくはずです。

 

例えば、ある高校の社会で、「現在の内閣総理大臣の名前を漢字で答えよ」という問題が毎年のように出題されています。また、数学においても、代表値(平均値・中央値・最頻値)の問題が毎年出題されています。

 

このように、それぞれの私立高校で傾向は必ずあるので、数年分の過去問を解いて感触をつかんでおくことをお勧めします。

 

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石川県高校入試 2017

2016/08/12

毎年、夏休みが始まる時期に書店に並ぶのが、この「石川県高校入試」の過去問問題集です。

 

今年も公立高校過去5年分と国私立全12校の前年分、そして本番形式の腕試しテストが収録されています。また、リスニングCD2枚組は国公私立すべての問題を収録しているので、リスニング対策もOKです。

 

まずは、新研究などの厚物を繰り返すことで基礎学力を養成し、次にこの「石川県高校入試2017」問題集で過去問を解いて実践力を身につけて頂きたいと思います。

 

公立高校入試試験日は、来年3月7日、8日の2日間です!

 

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高校入試情報❺ 社会

2016/07/17

今回は「社会」です。

 

今年も従来通り6問の大問構成でした。地理は日本・東南アジアに関して出題され、世界地理が細分化されました。歴史は7~19世紀と明治~昭和の近現代に関して、公民は国会と地方自治の政治、世界恐慌の経済に関する問題でした。

 

小問35問中、記述問題が15問で配点50点、他は用語問題20点、記号選択30点でした。記述問題が全得点の半分を占めており、ここが高得点への鍵になるのは間違いないでしょう。

 

また、記述問題のレベルは易しくなかったので、今年の平均点は去年より5.5点低い47.8点でした。

 

 

【対策】例年と同じく、グラフ・表・写真・年表・地図などが多く出題される傾向は変わらないでしょう。普段から資料集に目を通しておくことが大切です。 記述問題は、グラフや表から説明を求められることが多く、読み慣れておくことが必要です。

 

また、公民では、あまり馴染みのない難しい用語が多く出てきます。分からない用語は、そのままにしておかずに、理解できている周囲の人に意味を聞いておきましょう。

 

社会が得意でない人は、難しい記述問題にこだわらず、基本的な語句をしっかり暗記することから始め、比較的易しめの記述問題は確実に正解できるようになることを心がけてください。

 

 

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高校入試情報❹ 理科

2016/07/16

今回は「理科」です。

 
今年も昨年と同じく、大問6つで構成されていました。

 

今回の大きな特徴は、昨年まで難易度を高めていた記述問題が、去年の10問から5問に激減したことです。

 

そのため、全体的な難易度は昨年より下がりました。平均点の52.9点は去年より4.4点高く、過去5年間でも一番高い得点でした。

 

計算問題は去年より1問増えましたが、いずれも標準的なものでした。ケアレスミスに注意すれば正解できたはずです。

 

昨年は、設問をよく読まないと理解できない問題が多いのが特徴でした。一方で、今回は決して易しめというわけではありませんが、全体を通して標準的な問題が多かった印象でした。

 

 

【対策】今回は記述問題は予想外に減りましたが、来年以降も引き続きこのような傾向になるとは限りません。特に、進学校をねらう場合は、記述問題対策は従来通り大切になるでしょう。

 

第一にするべきことは、学校で販売される「新研究」に代表される問題集を使って、基本用語や基本の計算問題を確認し、基本的な問題を確実に解けるようにしておくことです。それを土台にして、実力テストや過去問などを使い、文章記述問題に取り組んでいきます。

 

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高校入試情報❸ 数学

2016/07/13

今回は「数学」です。

 

7つの大問構成、小問23問での問題構成は去年と同じでした。数学がやや苦手な生徒の目線で振り返りたいと思います。

 

大問1は、例年通り小問集合で全体的なレベルは去年よりやや易しめでした。数学が苦手な生徒にとっては、ここでの取りこぼしを防ぐことが何より重要になります。しっかり30点を稼ぎたいところです。

 

大問2、3、6、7の⑴の問題は、例年通り基本的な問題が出題されました。ここでの配点はいずれも3点であり、取りこぼしなく正解すれば12点です。

 

大問5の作図問題は、毎年8点の配点がなされております。途中点をねらうこともできるので、安易にあきらめずに取り組む姿勢が大切です。今年は、やや易しめでしたので、基本的な知識があれば十分に満点解答できた人は多かったはずです。

 

大問4の方程式の問題は、例年配点が10点なので、とりあえず向き合って欲しい問題です。式をつくることができれば途中点になるので、あきらめずに粘り強く挑戦して頂きたいです。

 

その他、大問2、3、6、7の⑵も得点が期待できる問題です。日頃、ある程度の問題慣れがあれば十分に対応可能です。

 

数学は過去10年間の平均点が48点となっており、他の4教科と比較すると4〜7点低いです。途中計算を必ず書いて、ケアレスミスを防ぐ意識を徹底しましょう。

 
【対策】数学が苦手な場合、大問1がとにかく勝負です。そして、各大問⑴を確実に正解しようとする意識を持ちましょう。一部は解けない問題はあるかもしれませんが、大問1の30点と合わせて、これらだけで42点の配点です。今回の数学の平均点は48点だったことを考えると、基本問題を正解するだけでも平均点にぐっと近づきます。あと、作図は1日1問の練習を欠かさずにやることで必ず上達します。数学が苦手でも、作図は得意になることは十分可能です。作図ができれば、平均点超えも見えてきます!

 

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高校入試情報❷ 国語

2016/07/12

今回は「国語」についてです。

 

4つの大問構成は例年通りでした。得点源にしたい漢字の読み書きは、今年も昨年同様に基本的なものばかりでした。毎年、漢字の読み書きは16点の配点なので、普段からコツコツ取り組むことで取りこぼしを防ぎたいです。

 

一方で、文章記述の問題は、昨年より1問増えました。特に、字数制限のない記述問題と八十字の記述問題は、まとめにくく難易度は高く感じました。

 

大問3の古文は、昨年と比較すると、読みやすく読解しやすい問題でした。設問もある程度解きなれていれば、易しく感じたと思います。

 

大問4の課題作文は、久々にグラフを見て意見を書く問題になり、近年の中では書きやすい課題作文になったと言えます。

 

今年の平均点は、昨年と同じく54点でした。国語の記述レベルが上がったにもかかわらず、過去5年と比較して標準的でした。

 

【対策】課題作文や文章記述の問題は、満点解答にこだわらず、少しずつ途中点を積み重ねていくことが大切です。すぐにあきらめず、粘り強く取り組む姿勢を見につけましょう。

 

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高校入試情報❶ 英語

2016/07/11

今年の3月に実施された石川県の公立高校入試は、英語の出題形式が大きく変わりました。

 

まずは、大問1のリスニング問題は今までの頭文字によるヒントがなくなり簡単ではなくなりました。

 

また、大問2では、得点源にしやすかった並び替え問題はなくなり、文章中の空欄に4択で一文を入れるものに変更されました。

 

続いて、大問3の会話文は、2人~3人が登場する通常の会話文ではなく、登場人物が7人という会話文で、内容把握が複雑になり、文章量も例年より非常に多くなりました。

 

最後の大問4の長文読解の設問構成も、大問2と同じく今年は大きく変わったと言えます。それは、昨年まで長年の間、大問5として独立していたはずの英作文が、問6に組み込まれる形となったからです。

 

従来、石川県の公立高校入試の英作文問題は、ある程度練習することで、受験生が確実に得点源にできる問題でした。しかし、長文の内容に合った「まとまりのある4文」という出題は、長文の内容をしっかり把握していないと全く太刀打ちできず、ハイレベルの問題になってしまいました。

 

このように、今年の英語は昨年と比較して難易度が上がり、小手先の対策だけでは通用しなくなった感があります。先日発表された今年の英語の平均点は、昨年よりも4.3点低い50.5点でした。来年の出題形式が従来の内容に戻ることは考えにくいので、今後さらに英語を強化していく必要性が高まりました。

 

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公立高校入試の出願倍率が確定しました!

2016/03/01

来月の3月8〜9日に行われる公立高校入試の出願倍率が確定しました!

 

入試当日までの体調管理に気をつけて、本番では自分が持っている力を出し切ってください。

 

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